桜は遅咲きの八重が散りはじめた。山桜にも遅咲きがあるらしく炭小屋の上では未だ
花を見せている。近くの山では筍が採れ始めている。
ついこの前まで田の畔には枯草しかなかったはずが困ったことに青々とした雑草が蔓
延っている。近くの田では水を張られ田植えの準備が済んでいる。
あっという間に春は去ってしまいそうだ。
桜は遅咲きの八重が散りはじめた。山桜にも遅咲きがあるらしく炭小屋の上では未だ
花を見せている。近くの山では筍が採れ始めている。
ついこの前まで田の畔には枯草しかなかったはずが困ったことに青々とした雑草が蔓
延っている。近くの田では水を張られ田植えの準備が済んでいる。
あっという間に春は去ってしまいそうだ。
桑炭会にとって夢ファクトリー事業は大きなもので、どのように推移していくのか予測
するのも難しいものだった。あるべき形はイメージできるが決められた予算の枠内との
睨み合いもあり時には最終形が変わりかけたこともあった。
しかしメンバーが努力する姿は最初から一貫しておりそれは記録写真の中にもよく表れ
ている。始まりから祝賀会に至るまでの写真をA4に貼り付けてみたら表紙を含め20枚
にもなった。これでも絞りに絞り切っての事。
4月5日に開いた夢ファクトリー支援事業の完成報告を兼ねた祝賀会ではパワポを
使い、事業の歩みを紹介した。役者揃いだからこうした時にはプロジェクターの
手配も簡単にやってのける。
窯の解体から築窯、炭小屋、拠点施設などの工事経過を写真とビデオを絡めて、
説明、報告とした。その一部を紹介。
新窯工事、拠点づくりと走り続けてきたが完成を祝う集いで一段落した。
この時期になると天気と相談しながら稲作の準備で忙しくなってくる。桑炭会
のメンバーの大半も稲作をしているので、これからは炭焼きから業種変更となる。
この辺りの農家は兼業ばかり、サラリーマンが休みを取り易いゴールデンウィーク
は田植えのピークだったが、最近は稲の品種も増え田植え時期にも変化がでている
と聞く。
この頃は天気に恵まれて桜がよく似合うはずなのに、雨続きの花冷えとなり折角の桜もさっぱり
誠に残念なこと。昨日は施設完成のお披露目、祝賀の集いが盛大に開催された。
記事は素早くアップするべきなのに肝心の記者が迷亭、一日遅れの報告となった。
施設建設に関係した方、所縁のある方をお招きして、完成までの経緯やエピソードを紹介、現地
説明、そして楽しい宴と相成った。昨年の6月から始めた工事の総人日は約500というものすごい
頑張りの数字が紹介された。仮に1日、5000円の日当としてもウーンと唸りたくなるような額に
なる。苦労した甲斐があり素人にしては立派な施設となった。
『夢ファクトリー支援事業』に巡り合わせて頂いた方、それに対応して頂いた県社協の方、種々の
技術指導を頂いた方、土地の提供者など何れが欠けてもなし得なかった。月並みではあるが感謝の
2文字に優る表現はない。