美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

アルマ望遠鏡で調べたエウロパの温度分布

2018-10-31 07:34:22 | news
アルマ望遠鏡による観測から、木星の衛星「エウロパ」の全球温度マップが初めて作成された。北半球の一部には低温の領域があるようだ。
【2018年10月30日 アルマ望遠鏡/NRAO】

米・カリフォルニア工科大学のSamantha Trumboさんたちの研究チームが、アルマ望遠鏡を使った観測によって、木星の衛星「エウロパ」の全表面をカバーする温度地図を初めて得ることに成功した。その解像度はエウロパ表面にある長さ約200kmの構造を見分けられるほどで、地上からの電波観測でこれほどの解像度が得られるのはアルマ望遠鏡ならではだ。
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アストロ天文ニュース

「はやぶさ2」の小型機「MASCOT」がリュウグウに着地成功

2018-10-09 21:29:39 | news
小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載されたドイツ・フランスの着陸機「MASCOT」が小惑星リュウグウへの着地に成功し、約17時間にわたって表面での科学観測を行った。
【2018年10月9日 JAXA / DLR (2)、(2)】

「MASCOT(Mobile Asteroid Surface Scout)」はドイツ航空宇宙センター(DLR)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)によって開発された小型の着陸機で、機体のサイズは 27×29×19cm、重量は9.8kgと、9月21日にリュウグウに着陸した「MINERVA-II1」よりやや大きい。
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アストロ天文ニュース

タイタンのダストストーム

2018-10-03 07:35:36 | news
探査機「カッシーニ」の観測データから、土星の衛星「タイタン」の赤道領域に大規模な砂嵐と思われる現象が発生していたことが明らかになった。
【2018年10月2日 ヨーロッパ宇宙機関】

NASAとヨーロッパ宇宙機関などが運用した探査機「カッシーニ」は、2004年から2017年まで土星とその衛星を周回し探査を行った。その膨大なデータの一部から、土星最大の衛星「タイタン」の赤道領域に大規模な砂嵐と思われるものが発生していたことがわかった。太陽系内で地球と火星に次いで3つ目となる、砂嵐が発生する天体ということになる。
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MINERVA-II1がとらえたリュウグウの新画像

2018-10-02 08:11:03 | news
小惑星探査機「はやぶさ2」から分離された小型ローバー「MINERVA-II1」が撮影した、小惑星リュウグウの表面の新たな画像が公開された。
【2018年10月1日 JAXA】

9月21日13時05分(日本時、以下同)に小惑星探査機「はやぶさ2」から分離された「MINERVA-II1」の2機のローバー「Rover-1A」「同1B」は、小惑星リュウグウの表面をホップして移動しながら正常に動作しているもようだ。
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