美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

「はやぶさ2」、リュウグウへ明日到着

2018-06-26 18:09:36 | news
探査機「はやぶさ2」は目的地である小惑星「リュウグウ」へ、予定通り明日6月27日に到着する見込みだ。
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2014年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」は、3年半に及ぶ約32億kmの長旅を経て、明日6月27日にいよいよ小惑星「リュウグウ」へ到着する予定だ。
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アストロ天文ニュース

キュリオシティがとらえた、砂嵐に霞む火星

2018-06-23 12:14:46 | news
火星の表面で大規模なダストストーム(砂嵐)が続いている。NASAの探査ローバー「キュリオシティ」から、この砂嵐でひどく霞んでいる周辺地域の風景が送られてきた。
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約3週間前に発生した火星のダストストームは、現在では火星のほぼ全球を覆う規模にまで拡大している。NASAの火星探査ローバー「オポチュニティ」は電力を太陽電池パネルに頼っているが、このダストストームで地表に届く太陽光が大幅に減っているため、稼働停止状態に追い込まれている(参照:火星探査車オポチュニティが音信不通)。一方、原子力電池で動作する探査ローバー「キュリオシティ」は現在も探査を続けている。
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アストロ天文ニュース

岩塊や色の違いが見えてきたリュウグウ

2018-06-22 10:22:44 | news
6月18日から20日に探査機「はやぶさ2」が撮影した小惑星「リュウグウ」の最新画像16枚が公開された。
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探査機「はやぶさ2」は6月21日12時(日本時、以下同)の時点で小惑星「リュウグウ」に約76kmまで近づいている。「はやぶさ2」はあと4回の軌道制御を行って、6月27日前後にリュウグウに到着予定だ。
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アストロ天文ニュース

赤道に大きなクレーター?「はやぶさ2」リュウグウ到着まであと1週間

2018-06-21 10:12:19 | news
探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」到着がいよいよ1週間後に迫ってきた。16日と19日に公開された画像にはクレーターのようなものが見えるなど、表面の様子が少しずつわかり始めている。
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小惑星探査機「はやぶさ2」は、日本時間(以下同)6月14日の21時から15日の5時10分ごろにかけて、望遠の光学航法カメラ「ONC-T」を使って700km~650kmほどの距離からリュウグウの姿を連続撮影した。この画像から動画が作成され、リュウグウの自転軸は上下方向に近い(黄道面に垂直に近い)ことや、自転方向が公転方向に対して逆行していることが明らかになった。また、大きく角張っているリュウグウの表面の様子やクレーターのような窪みの存在も確認された。
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アストロ天文ニュース

火星探査車オポチュニティが音信不通

2018-06-20 23:10:34 | news
NASAの探査車「オポチュニティ」は、5月31日ごろに発生した火星の砂嵐の影響で電力が急低下しており、現在は応答がない状態に陥っている。
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5月31日ごろ、火星で大規模なダストストーム(砂嵐)が発生した(参照:「火星で大規模なダストストームが発生中」)。その影響が、NASAの火星探査車「オポチュニティ」にも及んでいる。
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アストロ天文ニュース

太陽風が吹くと太陽圏が膨らむ

2018-06-15 11:33:40 | news
2014年に圧力が5割増加した太陽風が太陽圏に与えた影響が最新の研究によって調べられ、太陽圏が膨らんだり変形したりする様子が明らかになった。
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太陽から超音速で噴き出す太陽風は、惑星の軌道をはるかに超えた外側にまで達している。広がっていく太陽風は、太陽から約150億km離れた「末端衝撃波面」と呼ばれる位置で減速し始め、「ヘリオシース」と呼ばれる領域の中をさらに進んでいく。最終的に太陽風の速度がゼロになる位置が「ヘリオポーズ」で、これより内側、つまり太陽風が届く範囲のことを「太陽圏(ヘリオスフィア)」と呼ぶ。
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アストロ天文ニュース

キュリオシティが発見、火星の古い堆積岩中の有機分子や大気のメタン濃度の季節変化

2018-06-14 11:30:47 | news
NASAの火星探査車「キュリオシティ」が、約30億年前の堆積岩から有機分子を発見した。また、大気中のメタン濃度が季節変化することも発見した。
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NASAの探査車「キュリオシティ」は2012年に火星に着陸して以来、火星の約3年(地球の約6年)にわたって探査を続けている。キュリオシティの大きな目的は、現在あるいは過去の火星に、生命そのものや生命活動の痕跡、生命が存在しうる環境がある(あった)証拠を見つけることである。
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アストロ天文ニュース

セドナの軌道は「第9惑星」がなくても説明できる

2018-06-12 11:28:02 | news
セドナのように海王星のはるか外側を公転する「分離型TNO」の起源について、数値シミュレーションを用いて新たな仮説が提唱された。
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太陽系最遠の惑星である海王星(太陽からの距離が約30天文単位、1天文単位は約1.5億km)のさらに外には、「太陽系外縁天体(Trans-Neptunian object; TNO)」と呼ばれる小天体がたくさん存在している。TNOは太陽からの距離や軌道の傾きによっていくつかのグループに分かれる。
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アストロ天文ニュース

火星で大規模なダストストームが発生中

2018-06-09 20:17:59 | news
現在、火星の北半球で大規模なダストストームが発生しており、世界中のアマチュア観測者によって画像が撮影されている。2007年以来の大規模なダストストームとなるかもしれない。
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火星は5月22日に秋分を迎え、北半球は秋から冬へ、南半球は春から夏へと移り変わる時期だ。この時期には大規模なダストストーム(砂嵐)が発生することがある。
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アストロ天文ニュース

冥王星は10億個もの彗星衝突でできたのかもしれない

2018-06-08 13:45:46 | news
探査機「ニューホライズンズ」による冥王星の観測データと「ロゼッタ」で得られた彗星の化学組成のデータから、冥王星はたくさんの彗星が集積して形成されたという新しいモデルが提唱された。
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米・サウスウエスト研究所のChristopher GleinさんとJ. Hunter Waite Jr.さんは、NASAの探査機「ニューホライズンズ」による冥王星の観測データとヨーロッパ宇宙機関の探査機「ロゼッタ」による「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)」の観測データを組み合わせて、冥王星がどのように形成されたのかを説明する新しい理論を構築した。彼らはこの新しい冥王星形成モデルを「巨大彗星・宇宙化学モデル」と呼んでいる。
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アストロ天文ニュース