美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

ダイヤモンドを含む隕石は消滅した原始惑星の一部

2018-04-25 14:04:29 | news
2008年10月にスーダン上空で爆発した小惑星「2008 TC3」の破片である「アルマハータ・シッタ隕石」の分析から、隕石の元となった天体は45億年前に消滅した原始惑星の一部らしいことが示された。
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2008年10月7日に地球大気に突入した小惑星「2008 TC3」は、スーダンのヌビア砂漠上空で爆発し、隕石として砂漠に落下した。小惑星の直径は4mほどあり、大きさが1~10cm程度で総重量約4.5kgの破片50個が回収された。「アルマハータ・シッタ隕石」と名付けられたこれらの隕石は、石質隕石の中でもユレイライトと呼ばれる珍しいタイプであり、微小なダイヤモンドを含んでいる。
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アストロ天文ニュース

土星に明るい嵐が出現中

2018-04-20 13:41:10 | news
今年3月末、アマチュア天文家の観測により、土星の北半球の高緯度域に新しく発生した嵐が発見された。4月中旬になっても引き続き観測されている。
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3月29日(世界時、以下同)、ブラジルのアマチュア天文家Maciel Bassani Sparrenbergerさんが、土星の北半球の高緯度域に新しく発生した明るい嵐を発見した。
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アストロ天文ニュース

木星の巨大サイクロンを俯瞰する迫力の3D動画

2018-04-17 11:42:19 | news
NASAの探査機「ジュノー」による観測データから、木星の北極に存在するサイクロンの3D動画や、木星の強力な磁場を生み出すダイナモ機構の全球動画が作成・公開された。
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NASAの探査機「ジュノー」には、木星の大気やオーロラ領域を赤外線で観測する機器「JIRAM」が搭載されている。JIRAMは木星大気の深い層から放射される赤外線を昼夜を問わずとらえることができる。
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アストロ天文ニュース

「キューブリック山」など、冥王星の衛星カロンの地名を正式承認

2018-04-14 21:00:04 | news
冥王星の衛星カロンで発見された山や谷などの地名が正式に承認された。実在や架空の探検家やSF作家などにちなんだ名前が付けられている。
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冥王星で最大の衛星カロンはカイパーベルト天体の中でも大きな天体の一つで、その表面はクレーターや様々な地質学的地形に富んでいる。2015年にNASAの探査機「ニューホライズンズ」が冥王星とカロンに接近し、その表面の高精細画像を初めて撮影した。
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