美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

土星の衛星ディオネにも地下海が存在する可能性

2013-05-31 08:01:25 | news
 氷で覆われた土星の衛星ディオネは一見変化に乏しいが、NASAの探査機「カッシーニ」の観測から、その地下に液体の海が存在しているらしいことや、かつて活動的だった可能性があることがわかってきた。
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 画像は、ディオネの北半球に800kmにわたって伸びるJaniculum Dorsa(注)と呼ばれる隆起地形だ。NASAの探査機「カッシーニ」の地形データから、その氷殻が大きく褶曲していることがわかり、過去にもっと高温であったことが示唆されている。
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アストロ天文ニュース

近づくアイソン彗星、コマ内部の構造も見えてきた

2013-05-26 10:40:31 | news
 11月末から12月に明るくなると期待されているアイソン彗星(C/2012 S1)は現在、木星軌道より内側まで太陽に近づいてきた。いかにも彗星らしい姿やコマ内部の構造など、宇宙と地上の天体望遠鏡でその詳細がじょじょに明らかになっている。
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 11月29日に太陽最接近を迎えるアイソン彗星(C/2012 S1)は5月下旬現在、木星軌道の内側、太陽からおよそ5億kmあまりのところまで近づいてきている。
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アストロ天文ニュース

太陽で大規模フレアが頻発 今後の活動に注意呼びかけ

2013-05-17 14:59:09 | news
 5月13日から15日までの2日間に太陽表面で最大クラスのフレアが頻発しており、情報通信研究機構(NICT)が今後の注意を呼びかけている。
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 5つの分類のうち最大の「Xクラス」(注)にあたる太陽フレア(爆発現象)が、5月13日から15日までの2日間で4回も発生したことが確認された。

 これらのフレアにより、日本上空の電離圏において無線の短波通信の障害となる「デリンジャー現象」が発生しているが、噴出された高温のガスは地球方向から外れているため、今後の影響はないと考えられる。
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アストロ天文ニュース

系外惑星発見の新手法「ビール・アルゴリズム」

2013-05-15 21:03:44 | news
 「相対論的ビーミング効果」などによる恒星の明るさの変動から、2000光年彼方の系外惑星が発見された。この新手法「ビール・アルゴリズム」では、従来の方法では検知できない惑星も見つけることができる。
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 太陽系以外の恒星を回る「系外惑星」は、主に「トランジット法」「ドップラーシフト法」の2つの手法で探索が行われる。トランジット法は公転する惑星が恒星の手前を通過する際の減光を検知し、ドップラーシフト法は惑星の重力に揺さぶられた恒星の動きを光の波長の変化から読み取るものだ。
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アストロ天文ニュース

米探査の小惑星は不死鳥「ベンヌ」 9歳少年が命名

2013-05-04 20:29:58 | news
 2016年に打ち上げ予定のNASAの探査機「オシリス・レックス」が目標とする小惑星が、エジプト神話の不死鳥にちなんで「ベンヌ」と命名された。探査機は2018年にベンヌに到着して観測やサンプル採取を行い、2023年に地球帰還予定となっている。
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 1999年に発見され「(101955) 1999 RQ36」と仮符号がつけられていた小惑星ベンヌ(Bennu)は、炭素質でかつ揮発性物質が豊富な「B型小惑星」の1つだ。大きさは数百mで公転周期は436.6日。6年ごとに地球に接近し、2182年に衝突する可能性が1800分の1の確率で存在するという。
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アストロ天文ニュース

土星の北極に巨大ハリケーン、NASA探査機が撮影

2013-05-01 11:27:22 | news
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は1日までに、探査機「カッシーニ」が土星の北極付近でとらえた巨大ハリケーンの画像を公開した。

 画像は昨年11月27日に撮影されたもので、土星の北極が太陽に照らされる様子をとらえた中の1枚。画像の色彩は加工されたもので、近赤外線のさまざまな波長を表す着色を施し、下層雲は赤色で、上層雲は緑色で表現した。

 ハリケーンの目は全長約2000キロ、速度は時速約530キロ。ハリケーンがいつ発生したのかは分かっていない。土星の北極は、前回撮影された2004年の画像では闇に包まれていた。
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CNN.co.jp