東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

そろそろ栗の収穫時期、下草を刈るなど収穫の準備

2021年08月25日 | 樹木,果樹

 我家近くの山の斜面に生えるクリが、そろそろ収穫時期を迎えます。我家の栗は早生なのか、収穫する時期がやや早いような気がします。栗は、熟すとイガ栗が地面に落下します。そのイガ栗を両足で踏みつけるようにして中の栗を取り出します。この栗、すぐに収穫しないとイノシシなどの獣に食べられるようですぐに無くなります。先に獣に取られないように、毎朝栗の木の下を見回る必要があります。

       いつ栗が落ちてきてもよいように、根本を綺麗に草刈り


 落ちてきた栗をすぐに見つけることができるように、栗の木の下を綺麗に草刈りしました。草が生えていると、草の下を探し回わさなければなりません。それに、まだまだ蚊がいますので、刺されないためにも付近を綺麗にしました。おそらく、早ければ来週にはイガ栗が落下し始めると思います。虫が入っていない実だけを取り出しながら収穫しようと思います。

    草刈り前の栗の木の下        草刈り後の栗の木の下
 

 ところで、栗の中にいる虫はどうやって取り除くのでしょうか。どんぐりの場合は、水の中に入れて虫を取り除きます。水の中にどんぐりを沈めると、虫は息ができなくなり苦しくなるようです。苦しくなった虫が、どんぐりの外に出てきて水の上にプカプカ浮くのです。栗の場合も同じでしょうか。栗を収穫後に試してみようと思います。

  栗の成熟具合を確認    未成熟なイガ栗     割れ始めたイガ栗
  

 ところで、栗の木はけっこう背が高いものです。子供の頃、先端を割った竹を上に伸ばして栗を収穫していました。ところが、我家の栗は斜面に生えているためか、しだれ桜のように枝が垂れ下がっています。そのため、低い位置にイガ栗が実ります。つまり、手に取ることができる位置に栗が実るのです。栗が成熟しているかどうかを直接見たり触ることができます。すでに割れ始めたイガ栗があります。栗の収穫時期はもうすぐです。毎年の事ですが、収穫した栗を子供や孫に送ろうと思います。

       低い位置に実るイガ栗を、直接見たり触って観察


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 手紡ぎ毛糸の布を製作、経糸... | トップ | 経糸用にする手紡ぎ毛糸、紅... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

樹木,果樹」カテゴリの最新記事