今年最後の稲の脱穀をしました。去年は古代米の刈り取りが遅れたために、脱穀も12月末に遅れてしまいました。今回は予定通り11月上旬までに脱穀をして籾を収穫したので、気持ちがほっとしています。
はさ架けして乾燥させた稲を脱穀しているMさん
ただし、東京薬科大学ASIATOの稲の脱穀が済んでいないため、今回使った脱穀機などの農機具はこの田んぼに残すことにしました。12月上旬に脱穀予定とのことです。ASIATOの脱穀がすべて終わったら撤去しようと思っています。
脱穀が済んだ稲ワラは横に積む 収穫した籾は各種米袋に
稲の脱穀が済むとたくさんの稲ワラが出ます。この稲ワラのうち利用するのは、来年の稲刈り用,しめ縄用など、ほんの少量です。そのほとんどが不要な稲ワラになります。この不要となった稲ワラは小さく細断して田んぼに散布します。
不要となった大量の稲ワラを、細断機で細かく切る
この細断機は手回ししても使えますが、大量の稲ワラはとても手回しでは追いつきませんし疲れます。脱穀機に使用した発動機で回して使うことにしました。大量の稲ワラを細断機に投入する係と、次々に細断されて出てくる稲ワラを熊手でかき寄せて積む係の二人で稲ワラを細断しました。
稲ワラを投入するTさん、細断された稲ワラをかき寄せ積むMさん
2時間位でしょうか、もくもくと稲ワラを裁断する作業を続けました。大量の裁断された稲ワラの山ができました。この裁断された稲ワラを田んぼに散布すれば、一冬の間に腐って適度な田んぼの肥料になります。来年の米作りの前作業と言ったところでしょうか。
山と積み上げられた細断済稲ワラ もくもくと稲ワラの細断作業をする
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