東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

注連縄(しめなわ)作り

2009年12月31日 | イベント,行事



 今年も、年長の知り合いと一緒に注連縄を作りました。去年一昨年2年前と毎年のように作っています。使う稲ワラは、田んぼでお米を収穫後に余ったワラを使います。ここ数年、長い古代米の稲ワラを使っています。毎年自作するため市販の注連縄で門を飾ったことはありません。

         注連縄を作り始めるYさんと稲ワラをたたいているKさん
 

 以前は数十人もの人を集めて講習会形式で注連縄作りやワラ細工を作っていました。しかし、ここ数年は2,3人で作っています。今年は私を含めて3人集まりました。注連縄を作る手順は大まかには、①稲ワラに軽く水を含ませる②柔らかくするため槌でたたく③余分なワラ屑を取り除く④注連縄を縛る細い縄を編む⑤注連縄本体を編む、です。一番難しいのは⑤です。普通の縄と異なって三本を同時に編んで巻きつけます。

   最初2本次に1本を編むKさん       3本同時に編む私
  

 編み方は大きく分けて二種類あります。一つは、最初2本を編み終えてから、次にもう1本を編みながら巻きつける方法てず。もう一つの方法は、最初から3本同時に編みながら巻きつける方法です。私は後者の方法でいつも編んでいます。

            2個目の注連縄作りに入るYさんとKさん


 私の編み方は少々難しいようです。左手の指で三本を固定しながら徐々にその三本を巻きつけます。左手の指は、ほどけそうになる注連縄をしっかり固定しなければならないためとても痛く疲れます。右手は三本を別々に強く編むことに使います。

             注連縄作りを終えて昼食休憩

コメント
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