東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

白菜苗の植え付け

2010年09月23日 | 野菜:葉菜

 例年は9月上旬に白菜の種蒔きをしていますが、今年は猛暑で白菜の種蒔きが遅れています。秋の種蒔きは一週間ずれただけで収穫量がだいぶ違ってきます。ゆっくりと暖かくなる春に比べて、秋の温度低下が冬に向けてとても早いからです。まだまだ日中が暑い昼を避け、夕方午後5時頃に畑に行って白菜の苗を植えつけました。

     耕耘機で白菜畝を耕す             レーキを使って畝を整形
 

 猛暑の今年は秋の温度低下が例年より早いと思われ、白菜の成長適正気温期間が短いのではないかと思います。このため、初めて白菜の苗を購入して植えつけてみました。苗植えと種蒔きの比較のため、種も明日蒔こうと思います。

   数年再利用している黒マルチ           白菜の苗を丁寧に移植
 

 白菜は秋冬の代表的な野菜です。そして、害虫さえ克服できれば比較的作りやすい野菜です。この畑では害虫駆除のための農薬は使わない方針のため、苗を移植した後、寒冷紗を畝全体に被覆します。

        再利用のため穴あき済みの黒マルチに白菜の移植完了


 寒冷紗は基本的に、白菜とキャベツ栽培に限って利用しています。この二つの野菜は害虫(主に青虫:モンシロチョウの幼虫)に合いやすい上に、一度害虫に犯されると被害甚大です。芯に入られるともうお手上げです。一般の農家ではこの二つの野菜を寒冷紗又は農薬なしで作ることはとても困難だと思います。

    寒冷紗を被覆後、その両脇を土を盛る(夕方18時のため暗い)

コメント
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