いや、別に「言ったらダメだ」とまでは思わないですけどね、激しくシラけますね、「相互リンクして下さい」とか言われたら。たぶん返事しないです、僕の場合は。
最近書店で見かけた、ブログブーム(ブログをやっている人たちの間では、「既にブームと呼ばれる時代は終わった」と言われているのでしょうが…)に乗っかっていくつも出されている、ブログに関するムック本に書いてあったのですけど、「アクセスアップに相互リンク依頼を!」なーんて……
すげぇや、オイラも早速ばんばん相互リンク頼んじゃうぜッ!!
んなわけねーだろ、コンチクショウッ!!!
相互リンクしてもらうことでアクセスアップが図れるなんて、本気で考えているんでしょうか、あの記事を書いた人は。
いや、確かに自分のサイトへの入り口を増やす事に繋がるわけだから、多少はアクセスが増えるかもしれないけれど、相互リンクの依頼をする事で、鬱陶しい人と思われるリスクのことをちゃんと考えているのかなぁ?
相互リンクというものを、ここで簡単に定義しておくと、サイト主であるヤマダ君(仮名)の「リンク集」に、サイトウ君(仮名)のサイトを載せてもらうかわりに、サイトウ君の「リンク集」にもヤマダ君のサイトを載せることですね。ブログに限ったハナシで言うと、サイドバーに表示している「お気に入りリンク」とか「ブックマーク」というものの中にリンクさせることでしょうか。BlogPeople や My Blog List などの更新通知ツールの相互登録依頼なんかも、コレと同義と考えて良いかと思います。まぁ、こちらの場合はツールを提供するサービスの方で「被リンクリスト」が提示されるので、依頼の有無がなくとも「リンクされたらこちらもリンク」と考えているユーザーもいるのかもしれません。
リンクなんかね、勝手にやっとけと思うんですよ。「お気に入りリンク」でしょ?
あるいは「お役立ちリンク」でしょ?
ヤマダ君にとって「お気に入り」のブログのブログ主(ここではサイトウ君)が、「ヤマダブログ」を必ずお気に召すわけではないのですよ。
共通した話題のブログを集めることを目的とした「お役立ちリンク」の場合だって、ヤマダ君が便利だと思ってサイトウ君のブログを登録しても、サイトウ君にとってヤマダ君のブログは、単に他人の情報をなぞっただけの、意味のないブログかもしれないのです。
勝手にリンクしてくれる分には構わないけれど、相互リンクの依頼をする事や、そうでなくともいちいち「リンクしましたぁ~(はぁと)」などと書かれる事で、相手に余計なプレッシャーを与えるのは、僕は失礼な行為だと思う。
もちろん、「お気に入りリンク」やBlogPeopleなどのリンクリストに入れてくれる事自体は、嬉しいことではあるけれど、それをあからさまに通知する事で、「あたしのブログも見て見てビィーム」を照射されている気分になる。
ここで、「だって、勝手にリンクするのは失礼な行為だし、こっちがリンクしたら相手もリンクするのは当然の事でしょ? それってホムペ運営のマナーですよ」などという寝言を抜かすブログユーザーもいるかもしれないです。
しかし、百歩譲って、「リンクされたら、された方もリンクする」というのがマナーだったとして(仮に、仮にの話ですよ)、じゃあ、ヤマダ君とサイトウ君の間に、意見衝突などの何らかの険悪なムードが漂い、お互い訪問しあうこともなくなったとき、そのリンクはどうしますか?
嫌いな奴のサイトにわざわざリンクするのも、なんだか癪なハナシです。リンクをはずすという人も多いでしょう。
でもそのリンクをはすした事、わざわざ相手に報告しますか?
リンクする時は「相互リンクして下さい」と報告をし、相手にも自分のサイトへのリンクを半強制するのに、相手のことが嫌いになってリンクを解除する際には、その報告をしない。
だって、カッコ悪いんですよ。
自分がリンクするときは猫なで声で「リンクするから、貴方もお願いねぇ~ん」とか言っておいて、あとで外すのはさ。
始めから報告してなきゃ、外す時も何の抵抗もなく、黙って外してしまえる。
そもそも「相互リンクしてください!」なんていう依頼の目的は、友好的関係を求めているというより、要するに自サイトへの人の流れを作る事が目的でしょう?
ある程度交友関係が友好的になり、その友情のしるしとしての「相互リンク」ならわからないわけではないですけど、「ぁたし、ぁなたのブログ気に入っちゃったからリンクしちゃうゎ。だからぁなたも、りんくするのよー」は、友情の押し付けでしょう。
リンクして欲しかったらまず面白いことを書いてから言えって。
自分の巡回先をわざわざリストにして、読者に提示するのは無意味だ、という人がいます。サイドバーに表示されたアイテムなんて、管理人が「自分にとって便利なもの」としてのっけているだけなんだから、読者の為を思うなら、むしろそれらを非表示にしてサイトを軽くした方がよい、という意見ですね。僕がBlogPetやフラッシュ時計などを嫌うのもそうした理由があるのですが、巡回リストとなると話は別でして、そのブログ主が「どんなサイトを面白いと思うか」というのは、一種のプロフィールだと思うし、僕自身「好きなブログを書いている人が見ているブログ」はよく見に行っています。
で、その時に、「相互リンクという義理だけで載せられたとしか思えないようなリンク」がたくさんあったら、どう思います?
「面白い記事を書くその人は、つまらないブログしか読まない」と思うか、「この人のリンク集はまるで役に立たない」と思いませんか?
相互リンクをマナーだと考える人は、その事によって自分のブログの質を低くする可能性があることを、よく知っておいた方がいいです。
で、冒頭で「確かに自分のサイトへの入り口を増やす事に繋がるわけだから、多少はアクセスが増えるかもしれない」と書いているわけですが、自分のブログへの入り口を増やせば、確かにカウンターは廻るのかもしれませんが、実際に書かれていることがつまらなければ、そこから来た人が定着するわけではない、というのは、既に「アクセス過多を誘発するツールを、ブログサービスが提供するなよ」他で書いている通り。
言及しているわけではないけれど、関連のありそうな記事
最近書店で見かけた、ブログブーム(ブログをやっている人たちの間では、「既にブームと呼ばれる時代は終わった」と言われているのでしょうが…)に乗っかっていくつも出されている、ブログに関するムック本に書いてあったのですけど、「アクセスアップに相互リンク依頼を!」なーんて……
すげぇや、オイラも早速ばんばん相互リンク頼んじゃうぜッ!!
んなわけねーだろ、コンチクショウッ!!!
相互リンクしてもらうことでアクセスアップが図れるなんて、本気で考えているんでしょうか、あの記事を書いた人は。
いや、確かに自分のサイトへの入り口を増やす事に繋がるわけだから、多少はアクセスが増えるかもしれないけれど、相互リンクの依頼をする事で、鬱陶しい人と思われるリスクのことをちゃんと考えているのかなぁ?
相互リンクというものを、ここで簡単に定義しておくと、サイト主であるヤマダ君(仮名)の「リンク集」に、サイトウ君(仮名)のサイトを載せてもらうかわりに、サイトウ君の「リンク集」にもヤマダ君のサイトを載せることですね。ブログに限ったハナシで言うと、サイドバーに表示している「お気に入りリンク」とか「ブックマーク」というものの中にリンクさせることでしょうか。BlogPeople や My Blog List などの更新通知ツールの相互登録依頼なんかも、コレと同義と考えて良いかと思います。まぁ、こちらの場合はツールを提供するサービスの方で「被リンクリスト」が提示されるので、依頼の有無がなくとも「リンクされたらこちらもリンク」と考えているユーザーもいるのかもしれません。
リンクなんかね、勝手にやっとけと思うんですよ。「お気に入りリンク」でしょ?
あるいは「お役立ちリンク」でしょ?
ヤマダ君にとって「お気に入り」のブログのブログ主(ここではサイトウ君)が、「ヤマダブログ」を必ずお気に召すわけではないのですよ。
共通した話題のブログを集めることを目的とした「お役立ちリンク」の場合だって、ヤマダ君が便利だと思ってサイトウ君のブログを登録しても、サイトウ君にとってヤマダ君のブログは、単に他人の情報をなぞっただけの、意味のないブログかもしれないのです。
勝手にリンクしてくれる分には構わないけれど、相互リンクの依頼をする事や、そうでなくともいちいち「リンクしましたぁ~(はぁと)」などと書かれる事で、相手に余計なプレッシャーを与えるのは、僕は失礼な行為だと思う。
もちろん、「お気に入りリンク」やBlogPeopleなどのリンクリストに入れてくれる事自体は、嬉しいことではあるけれど、それをあからさまに通知する事で、「あたしのブログも見て見てビィーム」を照射されている気分になる。
ここで、「だって、勝手にリンクするのは失礼な行為だし、こっちがリンクしたら相手もリンクするのは当然の事でしょ? それってホムペ運営のマナーですよ」などという寝言を抜かすブログユーザーもいるかもしれないです。
しかし、百歩譲って、「リンクされたら、された方もリンクする」というのがマナーだったとして(仮に、仮にの話ですよ)、じゃあ、ヤマダ君とサイトウ君の間に、意見衝突などの何らかの険悪なムードが漂い、お互い訪問しあうこともなくなったとき、そのリンクはどうしますか?
嫌いな奴のサイトにわざわざリンクするのも、なんだか癪なハナシです。リンクをはずすという人も多いでしょう。
でもそのリンクをはすした事、わざわざ相手に報告しますか?
リンクする時は「相互リンクして下さい」と報告をし、相手にも自分のサイトへのリンクを半強制するのに、相手のことが嫌いになってリンクを解除する際には、その報告をしない。
だって、カッコ悪いんですよ。
自分がリンクするときは猫なで声で「リンクするから、貴方もお願いねぇ~ん」とか言っておいて、あとで外すのはさ。
始めから報告してなきゃ、外す時も何の抵抗もなく、黙って外してしまえる。
そもそも「相互リンクしてください!」なんていう依頼の目的は、友好的関係を求めているというより、要するに自サイトへの人の流れを作る事が目的でしょう?
ある程度交友関係が友好的になり、その友情のしるしとしての「相互リンク」ならわからないわけではないですけど、「ぁたし、ぁなたのブログ気に入っちゃったからリンクしちゃうゎ。だからぁなたも、りんくするのよー」は、友情の押し付けでしょう。
リンクして欲しかったらまず面白いことを書いてから言えって。
自分の巡回先をわざわざリストにして、読者に提示するのは無意味だ、という人がいます。サイドバーに表示されたアイテムなんて、管理人が「自分にとって便利なもの」としてのっけているだけなんだから、読者の為を思うなら、むしろそれらを非表示にしてサイトを軽くした方がよい、という意見ですね。僕がBlogPetやフラッシュ時計などを嫌うのもそうした理由があるのですが、巡回リストとなると話は別でして、そのブログ主が「どんなサイトを面白いと思うか」というのは、一種のプロフィールだと思うし、僕自身「好きなブログを書いている人が見ているブログ」はよく見に行っています。
で、その時に、「相互リンクという義理だけで載せられたとしか思えないようなリンク」がたくさんあったら、どう思います?
「面白い記事を書くその人は、つまらないブログしか読まない」と思うか、「この人のリンク集はまるで役に立たない」と思いませんか?
相互リンクをマナーだと考える人は、その事によって自分のブログの質を低くする可能性があることを、よく知っておいた方がいいです。
で、冒頭で「確かに自分のサイトへの入り口を増やす事に繋がるわけだから、多少はアクセスが増えるかもしれない」と書いているわけですが、自分のブログへの入り口を増やせば、確かにカウンターは廻るのかもしれませんが、実際に書かれていることがつまらなければ、そこから来た人が定着するわけではない、というのは、既に「アクセス過多を誘発するツールを、ブログサービスが提供するなよ」他で書いている通り。
>始めから報告してなきゃ、外す時も何の抵抗もなく、黙って外してしまえる。
まさにそうですね。
「奥さん、どちらまで?」「ちょっとそこまで」
という、よくあるやりとりがあります。このやりとりによって解決されることは一つもないのですが、落語家の桂枝雀という人が、これは「私はあなたの見方ですよ、敵ではないですよ」という信号のやりとりだ、と言っています。
特に女性の場合、そういう信号のやりとりを重視する傾向にある。相互リンクも、そういう種類のものなのではないかな、と思います。
ただ、僕としてはリンクとはそういうものではないな、とは思っていますけどね、そこらへんはえっけんさんと同じですが。
ただ、最近思うのは、ブログの使い方には、そういう「女性っぽい使い方」があるんだろうなあ、ということ。ブログペットにしても、無断TB禁止にしても、ああいうのって、すごく「女性的」だな、と思います。僕はそういう使い方しないけど、そういうのもあるんだろうなあ、とは思っています。
(わかりやすいように「女性的」という言い方をしています)
でも、ブログでブログぴーぽーに登録するようになってからは通知しなくなりました。
あれって私にとってはネット徘徊してて最新記事をチラッと見て「お、おもしろそ」と思ったブログをブクマしてる気分で登録してるんで。だから、今ものすごく膨れ上がってて、ほとんど見て回れてません。(^^;
もちろん、気に入ったから登録したんではあるんで、時間が取れれば行くんですけれど、ping飛ばしてる人が優先になってしまいますね。
相互リンクはとてもじゃないけれどこちからは願い出れませんよ。だって、相手にとってためになるよーなもの私は書いてないし。自分では「おもしれー」と思ったものしか書いてないですけれど、私の書くものってごく一部の人にしか受け入れられない類のものだと思うんで、かなりリンクに対しては卑屈になってますね。
だから、こっそりリンクしてたのに相手がいつのまにかリンクとか登録してたりするとめちゃ嬉しくなったりします。(笑)
まあ、中には義理でリンクや登録してるっていうのもあるんでしょうけれど、そこは目をつぶって単純に喜ぶことにしてますー。
実際、ほとんどのホームページのハウツー本にも「相互リンク」のことは書かれていて、ホームページといえば「相互リンク」は、必須のように思われていたようです。実際私もそうしてきました。ところが、時代とともに、わたしもわずらわしくなり、変なサイトの相互リンクの依頼ばかりとなって、まったく「相互リンク」と言うものが、無意味どころか、スパムといってもいいように思えるようになってしまいました。
で、「もう時代は変わったんです!」と私も声を大にして言わないといけないんでしょうね!
もう「相互リンク」という言葉は、ブログ時代には、死語だって思わないといけないのでしょう。
「相互リンク」…なつかしい言葉です。
そんな時代もあったなぁ、って。
「無断リンク禁止」もそうですけど、今考えてみるとヘンな習慣ですね。
>ただ、最近思うのは、ブログの使い方には、そういう「女性っぽい使い方」があるんだろうなあ、ということ。
確かに若い女性のサークルっぽさはあるかもしれません。
そこで仲間意識を高め、自分の縄張りによそ者が入ってくることを、「よいこと」とは考えない者が多いような気がします。
●天慈さん
>最新記事をチラッと見て「お、おもしろそ」と思ったブログをブクマしてる気分で登録してるんで
そういう方には、オンライン型RSSリーダーが良いかもしれません。
bloglinesとか、はてなRSS、DELCO READERなど。
非公開タイプで使っていれば、変に相手に気を使わせることもないと思います。
BlogPeopleと違って、相手がPingを飛ばしているかどうかも、関係ありませんしね。
>中には義理でリンクや登録してるっていうのもあるんでしょうけれど、そこは目をつぶって単純に喜ぶことにしてますー。
極端な話、ヲチするために登録しているケースだってあるわけで、そういうことまで考えていたら、キリがないわけです。
ポジティブに考える方が、気が楽ですね。
●じゅん吉さん
>何より優先させなければいけなかったことでした。次に、行う事が、その「相互リンク」だったようです。
ところが、「ホームページ」時代においても、結局ある一定のサイトに人が集まるだけで、自分のところにはなかなか人は来ない始末。
下手したら、かなり面白いことを書いても、普段盛り上がっているサイトの掲示板で、話のネタにされるだけでしたね。
その点、ブログは面白いことを書けば、それに対する評価を得られやすいシステムであると思います。ただ、最近この評価がはてなブックマークの方へ流れてしまっている、とは思いますが。
●かれんさん
あぁ、やっと突っ込んでくれた人がいた。よかったよかった。
あと引っ越ししたときにアドレス変更伝えたい性分のひととか。
リンク報告以外に関してはけっこう同意。
サイトの内容にあったとこだけリンクしたいってのもあるだろうし。
と勝手な意見。
最近コメントする奴はこんなんばっか