銀色徒然草

つれづれなるまゝに ただつれづれと

達郎祭@福山~トリコロール倉敷は赤・白・青

2022-07-06 23:10:53 | お散歩

倉敷に移動して宿泊
美観地区の近くのホテルだったので朝はゆっくり
荷物をコインロッカーに放り込んでいざ!

真っ先に向かったのが大原美術館



建物もすごいけれど収集品もすごい
よくぞこれだけのものを個人で収集して
それに見合った器も用意したものだ

大原さんはパトロンとして面倒を見ていた
児島虎太郎さんに
欧州で買い付けをさせたという

本当に昔の篤志家というのは尊敬します
日本のことを考えていたんだな

しかし日本人は印象派が好きよね
と思いながら鑑賞して廻る

私はまったく無知だし
旅行前にあまり下調べしない怠け者なので
大原美術館にまさかのエル・グレコがあるとは知らなかった
まさか倉敷でエル・グレコに会えるとは!
トレドで見てから大好きなのよ
興奮して鼻の穴が膨らむ

うろ覚えなので間違っているかもしれないけれど
この頃は絵の具は画家が調合していたとか
その後チューブの絵の具が開発されて
画家達が外に出て絵が描けるようになって
印象派が生まれた・・・と聞いたことがある
だからこの赤はエル・グレコのもの

私はエル・グレコの赤が好き

因みに大原美術館の隣には
エルグレコという店名のカフェがあった



2階の展示室に入ると広い部屋の入り繰り付近に
ポツンとグランドピアノ
部屋に入って振り返ると
入口ドアの上に部屋の幅いっぱいの絵画

レオン・フレデリックの
「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」
これがまた素晴らしく圧倒される
口をポカンと開けたまま佇み眺める
ぴったり部屋の幅に収まっているということは
この絵のための部屋なのだろうな
そしてピアノの演奏を聴くときは
この絵を見ながらなのだろう
それはなんと素敵なことなのかしら

部屋の反対側には
はめ殺しの飾り窓
飾り窓の縁取りと窓から見える外の木々
これもまた一枚の絵だね

倉敷でどこが一番良かったかと問われたら
間違いなく大原美術館と答えるわ



中庭では睡蓮が咲いていた
モネがあったものね



なぜ睡蓮のことを羊草というのだろう?


さて倉敷と言えば古い街並みと堀



想像していたよりも短い距離の堀
佐原や松江城の堀に比べたら水遊び程度だけれど乗るわよ



お日柄が良かったのか後ろに



綿帽子に白無垢の花嫁
とても綺麗なお嫁さん
幸せそうな笑顔がこちらも幸せにしてくれる
どうぞ末永くお幸せに

花婿花嫁を乗せた船の前を
まるで露払いのように進む私を乗せた船

下船した白無垢の花嫁に
ぽ~っとした様子の観光客のちびっこ姉妹が
モジモジとおめでとうございますと声をかけて
花嫁もありがとうと嬉しそう
ちっこい女の子の憧れだものね


倉敷は繊維産業の街
最近ではデニムの街でもあるからして
デニムの店が集まった一角もある



ジーンズのほかにも



デニムまんやらデニムソフトクリームにデニムバーガー
デニムまんは江の島にも出店していたな
食欲失くす青のデニムまんとして売っていた

私はといえば




デニムレモンサワー


おまけ



夜の堀端


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