銀色徒然草

つれづれなるまゝに ただつれづれと

達郎祭@福山~尾道で鳩に襲われ船に乗りラーメン

2022-06-22 22:40:48 | お散歩

せっかく福山に来たのでちょっと遊ぶ

4両編成のかわいい黄色い電車に乗って尾道
朝出遅れた罰として朝ごはん抜き

ちょうどバスが来ていたので慌てて乗り込む
Suicaが使えるのは便利だねえ

国宝のお寺である浄土寺





鳩がたくさんいることでも有名
絵馬も鳩
もちろん参拝もする
「また達郎さんのコンサートに行けますように」



男の子が鳩と戯れる
トコトコと必死で男の子を追いかける鳩

私も鳩の餌を買ってみたところ・・・
さながらヒッチコックの「鳥」ばりに
襲い掛かってくる鳩・鳩・鳩

奈良公園の追いはぎ鹿と同じだ

子供には優しい鳩なのに私には容赦がない
ホバーリングしながら突いてくる
何故だ?

千葉で馬に嚙まれ
奈良で鹿に噛まれ
目黒でニワトリに飛び蹴りをくらい
尾道で鳩に突かれる

怖くて餌を全部ばらまいて逃げる

鳩のおみくじを引いたら「吉」だったのに



お寺を出てバス停に行くと
すぐにバスが来てラッキー


尾道水道も船着き場も駅の真ん前
因島に行くためにチケットを買おうとしたら
自販機に因島が見当たらない
窓口には人がいないし
困ってウロウロしていたらおじさんに声を掛けられる

「どこ行くの?因島?販売機じゃ買えないよ
 船の中で買うんだよ」と教えてくれた

・・・書いといてくれよと思った

出航間際の船をおじさんが呼び止めてくれたので飛び乗る
ここまで移動がトントン拍子でトイレに行く時間がなかった

高速船で尾道水道からしまなみ海道
そして村上水軍の島 因島

船から降りると
小さい待合小屋と自販機とトイレしかない
誰もいない
店くらいあるかと思ったのになんもない
とりあえずやっとトイレに行けた

公道まで出てもなんもない
人も店もなくて車がたまに通るくらい

歩けない距離でもないけれど
時間もないからタクシーを使う予定だったからいいんだ

タクシー会社に電話をして配車してもらう
なんという贅沢

タクシーはすぐに山道に入る
道路標識の斜度は13%
マジでタクシーにしてよかった
歩くのも自転車も無理

白滝山八合目の駐車場で降ろしてもらう
頂上まで10分くらいというけど
結構キツイ
心からタクシーで八合目まで来てよかったと思う

白滝山の頂上には五百羅漢がある



途中の観音堂でも参拝
「また達郎さんの(以下略)」





天狗もいるらしい

よく奇岩や鍾乳石に無理くり名前を付けているけれど



「うさぎ岩」
どこが?としばらくじっと眺めていたら
ちゃんとうさぎが見えてきた



「ゴリラ岩」
これは見事にわかりやすいシルバーバックだわね

帰りの船までまだ時間があるので
水軍城にでも行ってみるか
またタクシーを呼ぶ


水軍城では今まさに



戦法会議中でござった

またまたタクシーを呼ぼうと電話をしたら
「あ、みんみんさんですね」と名前を覚えられていた



高速船で尾道に戻る

そしてやっと食事とビール



尾道ラーメン
初めて食べたけれどとっても美味しかった
今回の旅の中で一番美味しかった

あれからずっと尾道ラーメンのことを考えている


達郎祭@福山~ビールと鳥居とキュウリ

2022-06-21 23:10:17 | お散歩

達郎さんのコンサートのため新幹線で福山入り



おお!ホームの向かいに石垣が!
福山城は駅の隣なのね
ちょっと見に行くか



いいねえ 石垣の積み方が左右で違うね

それにしても蒸し暑い!
こんなに蒸し暑いなんて・・・東京の8月くらい?
まだ6月なんですけど

蒸し暑さにやられて天守閣まで行くのをさっさとあきらめる

とりあえずホテルにチェックイン

会場のリーデンローズ
福山市は薔薇の街だそうだ
もう薔薇の時期は過ぎてしまったけれど
さぞ街中が薔薇で綺麗なのでしょうね



開場待ちの列
建物も趣があって素敵



薔薇の紋章

このホールはとても音がいいと思いました
いいホールでした

達郎さんに酔いしれて
生ビールが飲みたくて店を探して脇道に入ると
神社があった

達郎さんのコンサートに行くと必ずと言っていいほどに
神社仏閣に立ち寄って
「また達郎さんのコンサートに行けますように」と
神頼み仏頼みする私

夜の神社はちょっと怖いけれど
住宅街の中の鬱蒼とした木立もない神社
しかも境内は駐車場という不思議
いえ、むしろ駐車場の中にぽつりとお社だけがあるといった感じ

「また達郎さんの・・・(以下略)」

参拝終わってふと見上げると
お社に3つの額が掛かっていた
珍しいな

ふとお賽銭箱を見ると
隅に熨斗紙に包んだ2本の胡瓜が奉納されている
それもふたつ

胡瓜?何故に胡瓜を奉納?河童?

???となりながらも神社を出ようとしたら
鳥居も3か所ある
通常の縦並びではなくて横にみっつ

そうか 神様が3人いらっしゃるから
玄関もみっつあるのね

達郎さんとビールで頭がいっぱいで
写真を撮り忘れていましたよ

それにしても不思議な神社

ホテルは会場と駅の中間くらい
駅まで行けばお店もいっぱいあるけれど
歩く気力がなかったので
ホテルの近くのお好み屋さんで生ビール



お好み焼きが来るまでに待ちきれず飲み干して
2杯目生ビールおかわり
ひとり祝杯の夜


おまけ

不思議な神社が気になってググってみた
だけどなかなか見つからない
やっと見つけた情報によると
住吉神社・天神社・護穀神社の三社があったのを
戦災の後に合祀したそう

胡瓜の謎に関してはすぐにググれた
神道でも仏教でも胡瓜の奉納はよくあることのよう
無知蒙昧 
寡聞にして存じませんでした
てか知らないことが多すぎ

胡瓜を奉納して無病息災厄払いなのだそうだ
スサノオノミコトと胡瓜
弘法大師と胡瓜
水神様と河童つながりで胡瓜

ひとつ勉強になりました
今度私も胡瓜を奉納してみようかな


達郎祭@福山

2022-06-17 23:54:23 | お散歩

待ちに待った達郎祭

相変わらず東京は全滅

今回は広島県福山

コロナのおかげさんで随分と待たされました

そして今日の達郎さんも素敵でした

もう夢心地ですぅ

でもちょっと声が出ていなかったかな?

皆さん良い子なので

いつもなら掛け声やらちゃちゃ入れやらあるのだけれど

見事なまでに誰も声を発しない

RIDE ON TIMEで達郎さんがマイク外して

生声で唸った時だけ我慢しきれずの歓声

この一瞬だけで後は大人しく沈黙

でもその代わり

拍手手拍子がいつもの5割増し

それはそれは熱い

こんなに熱い公演ってそうはないよ

達郎さんにも伝わったかな

ああ…生きていてよかった

 

 

私の方こそThankYou!ですわよ

いつもいつもありがとうございます

この肖像画はヤマザキマリさんが描いたそうですが

なかなかの出来なのだけど

一瞬麗子像かと思ったわ

大変失礼いたしました


長野旅~おまけ

2022-06-16 22:01:32 | お散歩

木曽路の宿場はツバメのお宿となっていたよ







大妻籠から妻籠まで旧中山道を歩いたけれど
え?ここ中山道ですか?という道



民家の隙間を抜けてどうみても農道




御嶽山
初めて認識して眺めたわ
数年前飛行機の窓から景色を眺めていたら
噴煙が上がっている山があって
あ・・・そうか あれが御嶽山かと思ったことあり

今は御嶽山も静かに落ち着いているようだ



川の対岸になにやら立派な神社
御嶽山木曽本宮
最初は学校かと思った
失礼しました

びっくりするほど大きかった花3選



善光寺の牡丹
黄色い牡丹は初めて見たわ
交配によって島根で作られた牡丹だそうだ
牡丹って膝くらいの高さと思っていたら
牡丹って木だったのね
目線の高さに大輪の花



馬籠宿のシャクナゲ
写真ではわからないけれど
とにかく一輪一輪が大きい



奈良井宿の藤

白もいいけど
やっぱり藤は藤色がいいなあ
紫は一番好きな色


おまけのおまけ

諏訪湖SAにて



ツイフェミさん、出番ですよ


長野旅~お風呂

2022-06-15 23:19:23 | お散歩

お宿の露天風呂はケーブルカーに乗っていく
かなり年代物でガタピシ鳴るけど面白い

ワンマン運転なので乗り込んだら発車ボタンを押して出発

説明書きを読むと・・・



何を発射するのでしょうか・・・

山の上の露天風呂は気持ちよかった
そしてテラスで飲む風呂上がりの地ビールも格別

うみゃあ
朝ならバードウォッチングもできそう





夕食の焼き筍
これが一番おいしかった
日本酒も進むぞよ


諏訪湖畔でひとっ風呂



国指定重要文化財 片倉館
ここは以前から気になっていたのよね
ついに訪問

レトロモダンでハイカラなお風呂屋さん

番台なんてありゃしません
受付窓口?でお支払い

大理石の千人風呂は酸ヶ湯温泉の千人風呂みたく広くはなくて
立って湯船につかるタイプ
それでも千人は無理でしょ
百人ならいけるかな
でも小柄な人は怖いかも

湯上りに2階に上がる



階段が素敵

この片倉館はシルク王の片倉さんが建てた建物
え?片倉さんと言えば富岡製糸場もだよね

すごいなあ片倉さん

ついでの情報
ここは映画テルマエロマエの撮影にも使われたとか
写真が飾ってあったわ

バルコニーにも出れるようなので行ってみる



なんか可愛い

エイの顔みたい




諏訪湖の夕暮れ
風が気持ちいい

そんな薫風が宵を連れてくる


長野旅~牛にひかれて

2022-06-01 23:04:07 | お散歩

牛にひかれて善光寺参り

釈尊寺布引観音

昔々
働き者だけれど意地悪で強欲な婆が川で布を晒していると
牛が牛だけど猪突猛進
角に布を引っかけて走り去っていった
それを追いかける婆
気が付けば善光寺
信心に目覚める婆

というのが牛にひかれて善光寺

その後
婆が善光寺まで追いかけた布が
岩山に張り付いて布引山になったそうな

ひどくない?
どれだけ意地悪婆だったのかは知らないけれど
なんとなくだけれど
この逸話ではこの婆はそこまで悪人に思えないのよね
ただ生活に追われて信心どころじゃなかったんじゃないの?
働き者だったわけだし

信心に目覚めたんだから布を返してあげてよ
返さないほうが意地悪だわ


布引山をひーこら登って参拝



観音堂を目指すぞよ



かなりキツイ

ひーこらと到着
観音堂の中に絵馬がかけられていたので
なんとなく観察すると

同じ人が何枚も同じ内容の絵馬を掛けている

何度もここに上ってきては同じ祈願をしている

でもどれも最後は
「あき竹城に会えますように」で締めくくっている
すんごいファンなのね

でも絵馬の祈願の中で一番実現可能な願いかも・・・
あき竹城さんに教えてあげたいわ

ゼイゼイと下山してから思い出した
観音堂から浅間山が見えたはずなんだけど
絵馬に気を取られてすっかり忘れていたわ