銀色徒然草

つれづれなるまゝに ただつれづれと

夏のお散歩~鳴子温泉

2020-10-20 22:06:28 | お散歩

8月の終わりに夏休みをとって旅行をした

スポンサー様の兄からは仙台と聞いていたのに
着いたのは鳴子温泉であった
・・・まあ同じ県内ですけどね

鳴子温泉は初めて訪れたけれど
いい温泉でした

鳴子はこけしが有名だそうで



あ、このこけし?
こけしのイメージと言えばこれよね
へえ~鳴子のこけしだったんだあ

間欠泉に行ってみたら



閉館日で入れませんでした
もしかしたらコロナ対策で閉めていたのかしら




奥の細道出羽街道の古い道
芭蕉さんの句碑もある







箱根の旧道も中山道の旧道もそうだけれど
昔の人は健脚だったのね



尿前の関の関所跡
ここは伊達藩の要所だったそうだ
さてここで尿前を何て読むのかけっこうざわつく
答えは「しとまえ」



関所前にあった句碑には
「蚤虱(ノミ、シラミ) 馬の尿(しと)する 枕もと」
と彫られているそうだけれど
あまりにも古い句碑で文字の判別ができず

トンボがたくさん飛び交っていた
三沢出身の義姉の秘儀トンボ採り
いとも簡単にパシッパシッと捕まえてはリリース



これにはいつも驚かされるわ
以前池之平でアイスクリーム杯トンボ採り対決した時も
義姉の一人勝ちだった
 


鳴子峡
今頃は紅葉が美しいのだろうな
でもこの時は猛暑の8月
とりあえず下まで降りてみたけど
降りたら登らなくてはならないから息切れ汗だく

お宿にチェックイン
鳴子はお湯の種類が豊富で場所によって違う泉質だそうだ
国内11種類のうち9種類の泉質を楽しめるとか
駅の手前では硫黄の匂いがしたのに
駅前も少し登ったお宿も匂いがしない

泊まったお宿は黒湯白湯混合泉の三種類
黒湯が良かった

旅館の人のお話では
昔は駅の辺りも硫黄の匂いが強かったけれど
最近は硫黄の匂いがしなくなったそうだ

大露天風呂に浸かっていると電車が通った
かなり木が茂っていたから大丈夫とは思うけれど

脱衣所にしっかりと時刻表が貼ってあった
気が付きませんでした

コロナ禍でピリピリとしているご時世
お宿もものすごく気を使っていましたよ

食事はビュッフェだったのだけれど
マスク着用はもちろんのこと
料理をとるときはビニ手着用
再度料理を取りに行く時はその都度新しいビニ手着用

となると
面倒くさいのでおかわりは
代表一人(私)が取りに行くことに・・・
あれこれ持って来いと指令が飛ぶ

はいはい
ビニ手しているうちにリクエストしてください

食後も温泉三昧
鳴子の湯最高!の夜はふける

つづく


れんたチャリとおばちゃんと他山の石

2020-10-15 23:15:18 | つれづれなるまま・・・

今回明日香村ではレンタサイクルで移動したのだ
利用している人は結構多くて行き交う自転車
車を運転している人は危なっかしくて怖いだろうなあ

電動自転車は当たり前だけど人気が高く
朝の8時には出払ってしまうとのこと
残念

下り坂サイコー
でも上り坂はジゴク

駐輪場に自転車を止めて遠くから眺めていたら
レンタサイクルグループのおば様たちがやってきて
駐輪場に自転車を止めたんだけれど
おいおい
そんな止め方したら私の自転車が出せないじゃないかー

まったく周りの配慮ができないおば様たち
他山の石としよう

レンタサイクルには番号が振っていて
お店のおじさんに「ちゃんと番号を覚えて確認してね」
と言われていた
そうよね
同じ自転車がウヨウヨだものね

ガラス張りのカフェでランチをしていたら
先に出て行ったおば様が
私の自転車のカギを開けようとしている

おいおい
それ違うから
最初は余裕で眺めていたけれど
いつまでたっても勘違いに気が付かないおば様
カギを壊す勢い

お~い・・・だから違うって
番号確認しろよ

しまいには携帯電話を取り出すおば様
お店に連絡?

だんだんとハラハラしてきて
いっそ出て行って間違いを指摘するか?
と悩んでいたところ
やっと間違いに気が付いて自分の自転車に

他山の石としよう


地産地消

2020-10-13 23:50:13 | つれづれなるまま・・・

旅に出た時
いわゆる農家レストラン的な店にとても惹かれる
なかなか機会がないのだけれど
少ない機会でもハズレはなかったね
とにかく野菜が美味しい

明日香村でも地元野菜を使用しているカフェに入った

お洒落なカフェでワンプレートランチ
付け合わせの野菜がふんだんに盛られている
その野菜がどれも美味しい
残念ながら写真を撮り忘れたけど

付け合わせの野菜の中で
根が付いたままの葉物野菜のソテーがとても美味しくて
お会計の時に聞いたら大根だという

へえ~そんな大根の種類があるのかあと
調べてみたら

多分
間引いた普通の大根
大根菜とかぬき菜と言うらしい

とても美味しかったのだけれど
残念ながら東京のスーパーでは手に入りません
かと言って通販で取り寄せるのもなあ

明日香村の思い出としてずっと残るだろうな

野菜が美味しいのが羨ましい


奈良~古墳の旅その4

2020-10-03 02:26:52 | お散歩

その後資料館に行ったりして
小高いところから飛鳥を眺めて思いを馳せる

けど登るのがきついわ
日頃の運動不足のせいね



飛鳥はこんなに小さい
飛鳥寺も見える
飛鳥寺の鐘の音は
夕焼け小焼けで日が暮れて山のお寺の鐘が鳴る
みたいな音で好き

やたらと鐘の音が聞こえると思ったら
自由に鐘をつけるので
観光客が列をなして鐘を鳴らしていた
多分一日中鐘が鳴っているのだろう
ご近所には申し訳ない
そういう私も鐘をつきましたけど

展望台の地図で初めて知ったこと



畝傍山



天の香久山

恥ずかしいから大人しくしていたけれど
脳内は興奮しきり

畝傍山と香具山が見れるなんて!
イメージとしては
もっと大きい高尾山くらいのだと思っていた
そうかあ
万葉人はこの山を詠んだか

そういえば今日の月も奇麗だった
火星をお供に輝いていた

今回の奈良の旅は
お宿もよかったしご飯も美味しいし
初めての飛鳥だったし
古墳も仏像も見たけれど

畝傍山と天の香久山を観れたことと

一番は

両側から迫る稲穂の田んぼの中の細い道を
自転車で通ったのがとても気持ちよくて
一番楽しかった



多分もう稲刈りしているだろうね



奈良を旅して思った
日本書紀があって良かったね

奈良散歩おしまい

でもまたいつか行くよ
行きたいところいっぱいできたから


奈良~古墳の旅その3

2020-10-01 23:54:27 | お散歩

斑鳩から明日香村へ
飛鳥の地を初めて訪れた

レンタサイクルでまずは石舞台



当時の技術でよくもまあこれだけの巨石を動かせたものだわ



玄室は天井も高くとても広い
隙間から差し込む自然光がまたいい
ここに蘇我馬子さんが葬られておられたのか

実は恥ずかしい話だけれど
石舞台が古墳であると知ったのは大人になってから
それまではストーンサークル的なものだと思っていた
ここで巫女が踊って神の啓示を受ける的な
「舞台」の単語に惑わされていたね
多分授業ではちゃんと古墳と教わっていたと思うのだけれど
妄想が爆走してしまったようだわ



亀形石槽を観て



美しい竹林をヒーコラ登って

この巨石が何のためにあるのかは諸説ある
ナスカの地上絵のような文様が刻まれた酒舟石
ん?飛鳥とナスカ?

時間がないので泣く泣く他の古墳は宿題に残す



飛鳥板蓋宮も今となっては田んぼの中

細い田んぼ道を通って



飛鳥寺
日本最古の仏教寺
蘇我氏ってなんでこんなに権力財力あったんだ?



現存する日本最古の仏像
飛鳥大仏
この時代の仏像ってお顔が特徴的
法隆寺のお釈迦様と同じで
面長で存在感のある幅広な鼻



日本最古の仏舎利もあります

大抵のお寺では本堂内の写真はNGなのだけれど
この飛鳥寺は写真OK

飛鳥時代の飛鳥寺はとても大きな伽藍があったそうだ
焼失してしまったけれど
本堂前の庭には当時の名残の礎石



飛鳥寺をちょっと離れても



当時の礎石が残っている
どんだけすごいんだ蘇我氏

でも飛鳥寺のすぐ脇に



蘇我入鹿の首塚
盛者必衰の理は平家だけの専売特許ではなくて
太古からあったということ

つづく