浅草文庫亭

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- 笑顔を君の傘にすればいい

働き方について

2016-10-18 14:34:01 | 日記
結構、今の日本で「働き方」が変わってきてると思っていて。

例えばこんなニュースがあった。

働き方変わる? 都庁「残業ゼロ・午後8時退庁」へ挑む

おそらく、働いている人たちは一生懸命働いているんだろう。僕は実際観たことから想像だけどね。んでもさ、9時に出社して22時になっても仕事が終わらない、というのはどう考えてもおかしいでしょうよ。。

たぶん普通の人って通勤に1時間くらいかかってるんでしょ?(僕は通勤に時間をかけるのが好きではないので長くても30分。今は自転車で15分)ということはさ、朝8時に家を出て、9時に会社着いて、22時に会社を出て、家に着くのは23時。そりゃ大変だわね。。お風呂入ってご飯食べて、寝るのは24時?そんで7時に起きてまた通勤?いやいや本当に大変だろうと思う。

ある大手広告代理店の新入社員が長時間労働による過労を原因として自ら命を絶った、というニュースもあった。もちろん、それも僕は実際に目にしたわけじゃないから本当のところは分からない。

「仕事を苦に何もそんな選択をしなくても。。」という声もあるけど、そういう判断力すら奪われてた、ってこともありうる。

亡くなった人は月100時間残業してた、という話もある。

残業月100時間ということは、例えば2016年10月で言うと、土日祝日休みとして営業日は20日。9時から18時まで(昼休憩1時間)として、毎日8時間労働。100時間を20日で割って5時間だから毎日9時から23時まで会社にいる、ということになる。マジで!?うわぁそりゃ大変ですわ。。

本当に、「申請していた残業」で100時間。これを超える部分もあったんじゃないかなーと思う。そういうのって本当に僕は意味がわかりませんが。。

別の会社で友達から聞いた話で、残業代削減のために会社のパソコンは20時以降電源を入れちゃダメ、みたいな制度にしたらしい。そうするとみんながみんな、社内で1台だけ非常用につけっぱなしのパソコンを使うようになって逆にその順番待ち(1台しかないから)で余計、帰る時間が遅くなった、って話を聞いた。

ジョークみたいな話だけど本当です。

都庁のニュースも「20時以降は電気を付ける時に誰が付けたか記録が残るように自分のカードが必要」とかってあった。これもなんか抜け道見つけそうだな―、ちょっとカード貸してよ、みたいな。意味が分からないね。

かくいう僕も、20代の頃はおそらく9時から22時までは働いてた。なにせ20時から会議、というのが普通だったから。僕は「ま、そんなもんかなー」と思ってたし、そもそも論、楽しかった、ってのがあったからあんまり気にしてなかった。

ただ、いまやれ、と言われたら「うーん、イヤです」と思うだろうね。

というのは、「今の時代にそんなに会社に居る必要ある??」と思うから。これだけどこにでもWi-Fiの電波が飛んでて、パソコンもスマホもあって、Skypeだってあって、、という時代に「会社に居る」ことの意味って何なのさ?と思うから。

確かにお客さんと直接会う、ということは大事。それは直接その場に行かなければいけないこともあるだろう。しかし、今の時代、大体のことはメールで済むし、FAXだって(というかもうFAXとか絶滅しないかな、と思ってますが)メールに転送されて来る。

そんな時代にわざわざ社員を「会社に長時間居させる」ということ自体が「その会社センス無いんじゃない?」と思う。

いや、本当に体を使うというか「そこにその人が居ることが大事」という仕事なら分かるのよ。例えば店員さんだとかね。そりゃいくらITが発達しても、「その場にいないと無理」ということになるだろう。

だけどさ、例えばセールスだとか企画だとかそういう仕事って、どんどんどんどん「会社に居る意味」というのが薄くなってきていると僕は思う。

例えば、僕の知ってるある会社で、東京と九州に支店がある。今まではちょこちょこ会議何かのために行ったり来たりしていたんだけど、今では大型モニターを一台ずつ置いて基本的に業務中はSkypeを繋ぎっぱなしにしてる。つまり、ちょっと隣のデスクに話かける感覚で東京から九州に「あのさー、◯◯さん、いま、メールしたんだけどさー」と声を掛けられる。

もちろん、全部の仕事が「会社に居なくても出来る」とは僕も思ってない。言いたいことは「それ、全部会社でやらなきゃいけないの?」ということ。なんだったら16時に一回帰って、お子さん迎えに行ったりして、ご飯食べて、お子さん寝かしつけた後に2時間くらいパソコンでやったら?と思うこともある。

そもそも論なんだけどさ、定時に会社行って、定時まで働いて、そこを超えたら残業で、、ってこういう「働き方の概念」というものが変わってきていると思う。

僕の経験だけで申し訳ないけど、僕は「タイムカードのある会社」ってので働いたことが無い。だからよく分からないんだよね~。例えばさ、朝7時くらいにお客さんから電話が来ることだってあるじゃない?その場合って7時からタイムカード押すべきなんじゃないの?

あと、20代の頃、結構長時間働いていたときは「残業代」という仕組みがなかった。もう20年も前の話だから言ってもいいと思うんだけど、勤怠管理とかどうしてたのかな(笑) 「残業代を廃止しろ」とまでは言わないけど、もし僕が残業の付く仕事をしていたとしたら、そりゃもう家になんて帰りませんよ(笑) だってそうでしょ?会社にいればいるだけ給料が上がるんだもの。帰りませんよ、そりゃあ。

僕自身、20代の頃、毎晩終電後まで会社にいて、たまに終電の時間だと「おお、今日は早いなぁ」と思うような働き方をしていたけど、それ自体は今の僕にとって良い経験になっていると思うし、後悔してない。今更、「残業代くれよ」なんてのも思わない。ある意味、18時まで働いてその後の5時間だとかは勉強していたようなものだとも思うし。そして、そういう働き方を「自ら選択した」人が居たとしたらそれについても何も言わない。その人の考え方だもの、「くれぐれも身体には気をつけてね」くらいしか言うことは無い。

ただ、そういう働き方を望まない人に、そういう働き方を「強いる」ことだけは僕はしない。

「俺も若い頃は終電まで働いたんだ、それがあって今の自分があるんだ。だからお前もやれよ」ということは言わない。だって、そういう言い方ってダサいでしょ?単純に。つーか何様だよ、と思うし。

最近、ちょっと日本の就職活動とか働き方について考えたり調べることがあって、改めて思うけど、まぁもうこんなのは(つまり日本式新卒一括採用だとか日本式の働き方)終わるでしょう、続かないよ、どう考えても。

で、基本的には僕は楽観的な人間なので、「こんなん意味ないじゃん、と思う人が増えて、このあたりのことはもっと良くなるだろう」と考えている。だってさー、産まれた時からネットがあって、常にスマホで最新情報を得ている今の人たちが、このあたりのことに盲信すると思う?しないよ、多分。

昭和式の働き方をしている会社にはたぶん今の人は行かないよ。となるとその会社は変わらざるを得ないでしょ?そうなった時にはねー、もっと楽しい仕事社会になってると思うんだよね。楽観的過ぎるかな~。

と思ってたらこんな記事を見つけた。


日本人、それってオカシイよ 「過労死」を生む日本企業の“常識”


興味深いのは日本人の1労働時間あたりのGDP。

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日本は富裕国からなるOECD(経済協力開発機構)諸国の中でも、最も生産性の悪い経済のひとつであり、日本が1時間で生み出すGDPはたったの39ドルで、米国は62ドルである。つまり、労働者が燃え尽きたり、時に過労死するのは、悲劇であるのと同時に無意味なのだ。
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アメリカと日本の1時間あたりGDPだけじゃなくて1位から8位のランキングもある。

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1. ルクセンブルグ 79.3ドル
2. ノルウェー 79ドル
3. アイルランド 64ドル
4. 米国 62.5ドル
5. ベルギー 62.2ドル
6. オランダ 60.9ドル
7. フランス 60.3ドル
8. ドイツ 59.1ドル
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あはは、全然ダメですねぇ。。

そりゃあ景気も悪くなりますわ。

もうね、日本の「仕事」って「ビジネス」じゃなくで「仕事道」みたいなことになってると思う。道を極める、みたいなね。それこそ学生時代の「部活」とあんまり変わってないのよ。そりゃあ生産性も上がらないねぇ。。
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