浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

ついつい思い出してしまう映画、Idiocracy

2016-10-19 11:35:56 | DVD、映画
世界ではいろいろな出来事がありますが、ついついこの映画を思い出してしまう。


26世紀青年 (字幕版)
(Amazonビデオで観られます)

邦題がどうしようも無いけど、原題は「Idiocracy」。

Idiot(バカ)とDemocracy(民主主義)でまぁいわば「バカ主主義」ってこと。

話としては、軍の冷凍睡眠実験に参加した男が目覚めてみると手違いで500年経っていた。そして目覚めてみると地球はバカの惑星になっていた、というコメディ。

バカの惑星になっていた理由ってのが(これは僕の意見じゃありませんからね、映画の冒頭で描かれる)、IQの高いカップルは結婚も遅く、結婚しても「しばらくは二人の生活を楽しむわ」なんて言っているうちに子どもを産まずに亡くなってしまう。一方、IQの低いカップルは高校時代なんかにできちゃた結婚をしてどんどん子どもを作り、更には男がバカなんで浮気相手とも子ども作っちゃったりする。それが500年も経つとIQの高い人は絶滅してしまっている、という話。

いやぁ、映画のあらすじとは言え書いてて自分でもびっくりしますね。。よくこんな映画作ったものだ(笑)

500年後の地球がどれくらいバカかと言うと、アカデミー賞を受賞する映画は「ずっとケツを映し続けてたまにオナラをする」だけの映画。大統領は元プロレスラーで議会にはレスラー入場みたいな感じで登場、景気づけに機関銃をぶっ放す。テレビのニュースキャスターは筋肉ムキムキの男性とグラマーな女性が水着でやってる。

いやぁ、、なんつーかもう。。

最初は「んなアホな」と思っているんだけど、どんどん「あれ?結構、今の世界ってIdiocracy化してきてない?」と思えてちょっとうすら寒くなってくる。

特に海の向こうの大統領選なんか見てるとね。ま、日本もおんなじようなものではあるんですけど。。

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