白猫夜話

フィギュアスケートっていいな

決戦!全日本フィギュア 白猫夜話チャットのお知らせ&「公平」について思うこと

2021-12-21 18:26:09 | ブログ
ついに全日本フィギュアがやってきます!!


リザルト → ここだよ



★★★白猫夜話チャットのお知らせ★★★

全日本フィギュア期間中、白猫夜話チャットを開設します。

白猫夜話チャット → ここだよ

パスワード → K7D1AJ

期間 → 2021年12月21日から12月28日まで(店じまい未定)

★どなたでも入室自由です。
 パスワードを入力してお入りください。
 白猫は常駐していませんが、どうぞたのしくおしゃべりしてくださいね♪





ところで…
いろいろな人が口にする「競技の公平性」。
みなさんはどう思われますか?
わたしは、「公平は最低ラインで良い(最小公倍数的というべきか)」と考えています。
理由はいたってシンプル。
そもそも、練習環境自体が公平ではないので、ルールやジャッジにのみ厳格・性急な公平性を求めると、その競技が衰退するから、です。

現在のトップ選手たちが基礎を学びはじめた当時、現ルールはなかったか産声を上げたばかり、yuutubeもまだ浸透していなかったんじゃないでしょうか(日本語仕様になったのが2007年ですから浸透までにはその後数年を要したでしょう)。
ネット上で「正確なジャンプを跳ぶ選手とそうでない選手を区別すべきだ」論が結構声高に語られますが、選手が正確なエッジやジャンプ(離氷も含めて)を身につけられるかどうかは、これらを鑑みれば、ある意味「運」だったかなぁ…と思います。
現在も各国、各選手の練習環境はさまざまです。
一人でリンクを使える選手もいれば、一般滑走者と同じリンクで滑る選手もいます。
国際基準のリンクがないという国もあります。
一方でロシアのサンボ70や、北米の有名スケートクラブのように複数のコーチが科学的に指導するような場所もあります。
身体ひとつあれば誰でも始められる競技ではないのですから、ルールの厳格化は穏やかであるべきです。
だからこそルッツとフリップのエッジエラーに関しても長い時間をかけて浸透させていったのでしょう(もちろんルールが浸透し、動画も簡単に見られるようになった現在では厳格化は加速していくでしょうけれど)。
個々の選手だけを見れば不公平に感じられることもありますが、長いスパンで競技を見つめればゆるやかな進化は当然のことでしょう。
でも、いつか、AIが導入されたらいいなとは思います。
(けれどこれもまた、AI搭載のリンクが恒常的にある国やクラブと、そうでないところとの差を生むのでしょうけれど)

現在のトップ選手たちは、才能も努力も凄いけれど、この競技の「運」にも恵まれた一握りの天才たちです。
それぞれ色合いの違う滑りを楽しませてもらえる幸福をしっかり味わいたいな~と思う白猫でありました。