みなさま、お久しぶりです(^_-)
書きたいと思ってたことを書ける状況になったので、そろそろ・・・^^;
先日発表された、2015-16シーズンのルール。
今回は、ジャンプの変更(いくつかの基礎点と4回転のGOEマイナスの変更)が目をひいた→ここだよ
しかし・・・う~ん・・・(^_^;)
ずっと白猫が疑問に思ってることがあるんだが・・・。
何故、GOEを基礎点のパーセンテージにしないんだろ?
毎シーズン細かく手直しするのに、なんでこの丼勘定感のあるGOEを放っておくのか白猫にはよくわからない。
どこが丼って?
えっとさぁ、基礎点(BV)って細かく分けられてるでしょ?
例えば、今回あがった3回転トゥループ(以下3Tと略)は4.30点、で、それよりもちょっとだけ難度が高いとされてる3回転サルコウ(以下3Sと略)は4.40点。
と、まぁ、細かく刻んでるのよね。
ところがGOEは3回転はみ~んな、+1=0.7、+2=1.4、+3=2.1・・・
なんとも大雑把なのだ。
結果的にどうなるかというと、
+3を得た場合、
3TだとBV4.3+2.1=6.40
3LzだとBV6.0+2.1=8.10
一見、基礎点と加点後の点差は1.7で変わらないから問題なしみたいに思えるかもしれないけど、
これを基礎点に対する加点のパーセンテージで比較すると、GOE+3を得た場合、
3Tだと基礎点+基礎点の48.84%
3Lzだと基礎点+基礎点の35.00%、となる。
この表を見てもらったらわかりやすいかな。
GOEの基礎点に対するパーセンテージを表にしてみた。
全部を書いたのだと分かりにくいので基礎点に対する割合だけ。
なお、全部(基礎点とGOE係数、そしてそれを合計した実際の点数、GOEの基礎点に対する割合・・・それからもしもパーセンテージに統一したらどうなるか?)を知りたい方は白猫夜話書庫へどうぞ(*^_^*)→ここだよ
1Tの+3なんて150%(つまり加点の方が基礎点よりも高い)だからねぇ・・・(^_^;)
いちばんかわいそうなのは、現在跳ぶ選手がいる技としては最高難度の4回転ルッツ。GOE+3のときの加点は、基礎点の22.06%しかない(~_~;)
基礎点の是非はともかくとして、GOEガイドラインは同じなのに、ジャンプによってGOEの価値が変わってしまうというのはなんとも奇妙な話。
シンプルに、GOEはプラスもマイナスも、「1」なら基礎点の10%、「2」なら20%、「3」なら30%を基礎点から加減するってことでいいんじゃないのかなぁ・・・。
これはスコアやルールを見るようになって、以来ずっと白猫が疑問に思っていることであります(まぁ、TESとPCSの数値的兼ね合いなんかもあるのかもしれないけどさ・・・^^;)
以前にも書いたけど、レベルが上のものが、GOE係数によって下位レベルよりも得点が低くなるという怪現象が何年も放置されてたことがあったし・・・(『白猫視点 こぼれ話~それってアリなの?不思議なルール改正~』参照→ここだよ)。
GOE係数って、難度に合わせて細かく考えたっていうよりも、いろいろ建て増ししたら複雑怪奇な建築物になっちゃった家、みたいな印象があるんだけど
・・・って思うのは白猫だけ?(^_^;)
★毎回おことわりしてますが、あくまでもド素人白猫が思ったことを書きつづっただけだよ<m(__)m>