白猫夜話

フィギュアスケートっていいな

祝!織田信成、ネーベルホルン優勝(^O^)

2012-09-29 10:18:17 | フィギュアスケート

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昨季怪我で戦線離脱を余儀なくされた織田信成が、ネーベルホルン杯で見事な復活を遂げた。
SP1位、FS1位の完全優勝だ→プロトコルSPFS  動画SPFS

動画とはいえ、SPの3Aを見て、「ああ、織田くんのジャンプだ!」と思わず叫んでしまった。ほかの誰でもない、誰も跳べない、織田くんならではの極上のジャンプ(*^^*) 復帰戦の3AでいきなりGOE+2.00なんてすごいよ、やっぱり。
冒頭の4回転では転倒してしまったし、おそらくまだまだ滑り込んでいく途中だと思うけれど、スピンはオールLv4・・・シーズン最初に既にルール変更にアジャストしているのが頼もしい。

FSはまだ動画があがっていないので、プロトコルをながめる。
4回転はきれいな着氷とはいかなかったみたいだけど、認定はされている。
エレメンツの取りこぼしは、今後シーズンが進むにつれ改善されるだろうし、そうなれば特にジャンプのGOEはもっと増えていくに違いない。
3Lzの「e」が気になるけれど・・・これもGPシリーズに入ってどうなるか見守りたいところ。
いずれにせよ、とにかく、織田くんが元気に復帰してくれて嬉しい!(^O^)!

世選でメダルを取る力を十分に持っている選手だと思うし・・・いや、いままで取ってないことの方がおかしいくらいの選手だから・・・今季こそ悲願の世選表彰台に立ってほしい。
もちろん、日本男子は熾烈な代表争いをするだろうし、高橋・織田・小塚・羽生の4人のうち必ず誰かひとりが代表落ちとなるわけだから(それどころか無良、町田だって黙ってはいまい)、みんながんばれ~!と明るく声をかけるわけにはいかないのかもしれないけど・・・でもやっぱり、みんながんばれ~!だなぁ(^_^;)

そういえば・・・
何故か、織田くんのSSはそれほど高くないという印象があるみたいだけど・・・実はそんなことはない。あくまでも、PCSでのSS評価に関してだけど。
過去のプロトコルをたどるとわかるけど、織田くんのSS評価は世界でもトップランクなんだよね(^^)

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・・・記事とは全然関係ないんだけど・・・中国との問題(韓国ともだが・・・台湾もか・・・)、さらに大変な方向に向かっているみたいだ・・・。ボディーガード付も検討して中国杯派遣を決めたスケ連だけど、今後変更があるかもしれないね・・・(ーー;)

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コメント (9)
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電卓を持った徒然猫・高橋大輔の場合~09-11アドバンテージとビハインド①

2012-09-25 22:30:38 | 徒然に猫は語る

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2012-13シーズンの足音が聞こえ、新プログラムに興味が集まっている時期なのにっ・・・(^_^;)・・・白猫夜話ではのんびりと電卓猫話を書こうと思う。

タイムリーな話ではないし、興味のある方だけお付き合いいただければありがたいです。
ちなみにいつも書いてますが白猫夜話の記事はド素人白猫がツラツラ考えたことを書き綴ってるだけでなんの立証もされていないことを明記しておきますm(_ _)m

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プロトコルは面白い。

見た目の印象やその日の出来以前に、滑る前からのアドバンテージというものがあるのだとおしえてくれるのもプロトコルだ。
「滑る前からのアドバンテージ」なんていうと、即、スケ連の力だの八百長だのを連想させちゃうかもしれないけれど・・・まったく違う。
選手によってそれぞれの満点は異なる、という実にシンプルな現実だ。

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09-10オリンピックシーズン。怪我から復帰した高橋大輔のFSのBV(基礎点)は、こう変遷する。

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62.55(フィンランディア杯)

66.71(GPS・NHK杯)

70.31(GPS・カナダ)

53.97(GPF)

71.81(全日本)

-----ここまでのBV満点は、82.48

70.28(五輪)

-----五輪のBV満点は、82.80

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復帰後の戦績から、高橋の4回転挑戦を無謀だとする向きもあったし、五輪後に、4回転に挑まなければ金メダルだったのではないかという声もきかれた。
けれど・・・五輪での4回転挑戦は、無謀なものではなかったのではないかと、白猫は思う。あくまであの時点では、という但書つきだけど。
4回転は男子フィギュアの華だとか、跳び続けないと入れにくくなるというような理由ではない。最初に書いた「もともとのアドバンテージ」との関係だ。+

バンクーバー五輪FS。

金メダリストとなったライサチェクは少なくとも彼の予定していた満点BVを実行した。回転不足もパンクも跳べなかったジャンプもない。

銀メダリストプルシェンコはあともう1本ジャンプを跳べば良かったと後に言われることになるのだが・・・でも、実は予定通りのBVだったのかもしれない。プロトコル変遷を見る限り、五輪の構成はあのシーズンの彼の最高のものだ。それに・・・03-04のGPSから昨季欧州に至るまで、プルシェンコはプログラム後半に3本までのジャンプしか入れていない(主要国際大会において)。そのうち1本はほぼ2A。つまり、あと1本のジャンプが可能だったのかどうか微妙だったのかもしれないと思うのだ(おそらくこのあたりの構成を今季は変えてくるのではないかと白猫は楽しみにしてるんだけど・・・それはまた別のお話 ^.^)

このときの入賞者8人のうち、予定していたジャンプBVを実行できなかったのは高橋だけだったんじゃないかと思う(織田は4回転回避だったので)。もちろんそれぞれミスもあったけれど、回転不足やパンクはない。

BVだけを比較すると、

①小塚(81.10) ②ランビエール(75.91) ③プルシェンコ(75.03) ④ライサチェク(74.93) ⑤Pチャン(74.70) ⑥織田(73.93) ⑦ウィア(73.21) ⑫高橋(70.28)

冒頭4T+後半3F+3Tの回転不足でかなりの得点を失ったにもかかわらず、BVにおいては小塚以外とは致命的な差がついているように感じない。パーフェクトに見えたウィアとの差は3点以下だ。

理由は簡単。満点で75点程度の選手が多い中、高橋は82.80という、もともとの構成上のアドバンテージがあったからだ。つまり、成功率の低い4回転を失敗してもそのミスを緩和できるプログラムを組んでいたということだ。まぁ、ほかにもミスがあってかなり危うい状況に追い込まれてしまったとはいえ・・・この構成上のアドバンテージがなく満点BVが同程度であれば彼のメダル獲得は難しかったと思う(ちなみにジャンプだけの達成BV比較だと、高橋は13位、後半ジャンプだけだと1位)。

その後すぐに行われたトリノ世選で、回転不足+両足着氷の4Fで得点を失った高橋のBVが、転倒やGOEで減点されたもののBV自体は満点に近かったPチャンとほぼ変わらなかったことも、もともとのアドバンテージを示している。

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さて、しかしながら、このアドバンテージは翌10-11シーズン、いきなり失われる。
そう、チャンが4回転を跳ぶようになったから、だ。
その後たくさんの選手が4回転を入れるようになり、09-10にあった「構成上のアドバンテージ」はなくなり、逆に4回転を決められない高橋はビハインドを負うようになった。

10-11に高橋が失速していった理由は、集中力や健康上の問題よりも、もっとシンプルなところにあったのかもしれないと、プロトコルを眺めながら思った白猫であった・・・(^_^;)。

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高橋大輔、FSはオペラ♪ + α

2012-09-17 20:12:05 | 高橋大輔

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現在、モロゾフのもとで練習中の高橋大輔の映像がちらっとだけ ここだよ

コメントの中に「フリーのオペラの曲に合わせ・・・」ってあるんだが、これはなんの曲なんだろう?

ほんのちょっとだけだけど、いい感じみたいな気がする・・・ものすごく無責任な感想だが(^_^;)

あ~、早く見たいっ!

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・・・と、楽しい話題ばっかり書きたいんだけど・・・GPS中国杯への日本選手派遣が微妙になってきましたね・・・(T_T)

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プルさまの新SPと新FSが公開されたみたいだ→SP ・ FS(近景)/(遠景

・・・実は白猫が最も注目してたのはプルさまの構成だったんだよね。ソチに向けて現採点方式に更にアジャストしてくるのかな?って思ってたんだけど・・・。今トップ争いをしている選手のほとんどはFSの後半ジャンプの難度が高い・・・回数的にも難度的にも。だからCoP移行後のプロトコル上では一度も4回以上の後半ジャンプを跳んでいないプルさまも対応してくると思ってたんだ。でもこのFSを見る限りは・・・そうじゃないみたいだなぁ・・・。このままの位置なら前半6、後半2かも?(プルさまの構成では実は過去になくはない)。手術明けでもあるしシーズンが進むにつれて変わってくるのかな?(^_^;) いずれにせよ飛ばしてるエレメンツもあるし・・・どうなるのかなぁ。

宮本賢二氏のプログラムじゃなさそうってのもちょっと驚いてるんだけど(まぁ、試合ではどうなるかわかんないけど)、構成にも驚いてる白猫であります。

けれど、復帰シーズンの夏に既に4Sに挑んでくるなんて・・・さすがプルさま!としか言いようがないです・・・すごいなぁ(^^ゞ

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JGPでアメリカの13歳、ネイサン・チェンがすごい演技を披露した。なんと魅力的な選手!

SP ここだよ

FS ここだよ

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はじまりの気配~ジャパン・オープンまであと1ヶ月~

2012-09-06 11:54:20 | フィギュアスケート

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NHK杯のチケット予約情報が出始め、新たなるシーズンの胎動を感じる今日このごろ・・・。

ジャパン・オープン特集番組の動画があがってたよ→  ・  

仲いいなぁ♪ ちっちゃい頃から顔を合わせてきたからこそのこの空気感なんだろうな(*^_^*)

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