思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

日本人がテロの標的にされたのは、安倍総理の思想と行為によるものですー元ミサイル防衛部隊自衛官。

2016-07-03 | 社会批評

以下は、元防空ミサイル部隊所属の自衛官ー泥憲和(どろのりかず)さんのBlogです。まことに正鵠を射るものです。拡散を!
安倍自民党の悪業とそれによる大損と被害を、国民は、騙されることなく、正しく自覚しないと危険です。

 

 

 

 

【テロから日本人の命を守れ】

 ダッカ事件で被害に遭われた方々に心から哀悼を捧げます。
 テロ組織イスラム国が、日本人を殺すことが出来たと快哉をあげています。
 彼らは予言を成就したのです。

 昨年テロ組織イスラム国は、日本人がどこにいてもテロの標的にすると宣言しました。
 それは安倍総理が、イスラム国と敵対する国々を支援すると宣言したからでした。
 彼らの機関誌はこう書きました。

安倍晋三が十字軍を支持するという宣誓を行うまでは、日本は、イスラム国がテロの標的とする優先順位リストにはなかったのだ。
しかし、安倍晋三の愚かさのせいで、日本のすべての市民と利害関係にある者たち(彼らはどこにでもいる)は、ヒラーファの兵士たちと、この後援者たちにとって、今、標的となったのだ。」
 イスラム国機関誌「DABIQ」7号 巻頭言
http://media.clarionproject.org/…/islamic-state-dabiq-magaz… 

 イスラム国の予言は実行されました。
 テロは、イスラム国にとって戦争手段です。
 彼らは、有志連合に加わって彼らに敵対する日本に対して、戦争を仕掛けると宣言していました。※1末尾

 けれども安倍総理は、安保法制が日本人の命を守るものであると前置きして、こう断言しました。

「外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解があります。しかし、そのようなこともあり得ない。」
「万全の備えをすること自体が日本に戦争を仕掛けようとする企みをくじく大きな力を持っている。これが抑止力です。
 今回の閣議決定によって日本が戦争に巻き込まれるおそれは一層なくなっていく。そう考えています。」
 平成26年7月1日
安倍内閣総理大臣記者会見
http://www.kantei.go.jp/…/96…/statement/2014/0701kaiken.html

 テロの危険を訴える辻元清美議員の忠告に対して、こう答弁しました。

「脅しを受けても、日本は安全な国なんです!」
 2015年2月20日 国会答弁
https://youtu.be/6ycf-FuAXxs?t=712

 安倍総理の勇ましい空文句は、いまや痛ましい現実によって否定されました。

 イスラム国はいずれ敗北して瓦解するでしょう。
 しかしテロは止まないでしょう。
 欧米が強欲にも貧しい国々の資源と富を奪う戦争を続ける限り、テロを正義の実現だと信じて破れかぶれの攻撃に打って出る若者をなくすことはできません。
 防備や警備をどれほど高めても無駄です。
 警備が厳重でテロを実行できないなら、彼らは別の手薄な所を狙うだろうから。

 敵対し、武力を振りかざすやり方は憎しみを生み出し、事態をエスカレートさせるだけです。
 平和貢献しているJAICAメンバーでさえ、いまや憎しみの標的となりました。
 そんな事態をもたらしたのは、安倍総理です。
 彼の力の政策が世界をより危険な場所に変えてしまった。
 いずれ日本国内も安全でなくなるかも知れません。
 どうすればよいのか。
 この道からいますぐ決別することです。
 そのチャンスが、参院選であることはいうまでもありません。
 
※1 
イスラム国機関誌「DABIQ」7号 巻頭言
「平和主義の国・日本」は、愚かなことに再びイスラム教徒に対する十字軍連合に加わった。今度は、ノーベル平和賞受賞者のオバマの指揮の下で。

つまり、平和主義の国・日本は、勝てるはずのない戦争に、やはり同じように平和賞受賞者によって引き込まれているのだ。

安倍晋三は、あたかもカリフ国(イスラム国のこと)が怒っても危険ではないかのように、イスラム国との戦いに2億ドル以上も拠出すると語り、公に支援を表明することに、いったいどんな利益があると考えているのか。

 

 

泥 憲和さんの写真
泥 憲和さんの写真

  

 

安倍首相よ、自民党議員よ、よく聴きなさい!! アフガンで神のように尊敬される中村医師の言葉を!!
クリック


武田康弘

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする