石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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失敗しない高齢者の住まいの選び方~消費者セミナー2017第3回

2017-09-15 15:53:07 | 日記
平成29年9月15日(金)13:30~15:00
しいのき迎賓館

消費者セミナー2017 第3回が開催されました。

「失敗しない高齢者の住まいの選び方~有料老人ホームを中心として~」

講師 公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 稲田順一氏





〇全国有料老人ホーム協会とは
 平成3年に、老人福祉法第30条に規定された団体
 入居者の保護のために・・・入居者生活保証制度の運営、入居者生活支援制度の運営、苦情相談への対応
 入居を考えの方に・・・・・入居相談の受付、セミナー、「輝・友の会」の運営、情報誌「輝・ニュース」の発行等
 事業の質の向上のため・・・会員事業者の運営支援、ガイドラインの策定、職員研修事業、サービス評価事業、設立相談の受付など


〇高齢者のとりまく環境
 65歳以上の高齢者のうち、認知症高齢者が増加
 世帯主が65歳以上の単独世帯や夫婦のみの世帯の増加
 要介護率が高くなる75歳以上が増加
 介護保険料を負担する40歳以上の人口が2030年より減少

 ※有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅が増加

〇主な高齢者向け住まい

  いつから、どこで暮らすかを考えておくこと!

  「高齢者を入居させ、食事、介護、家事、健康管理のいずれか」(老人福祉法第29条)を提供していれば
  「有料老人ホーム」と位置づけられる

   ※サービス付き高齢者向き住宅のうち、95%前後の割合で「食事提供」を行ているので、
    老人福祉法上のサービスを提供する「有料老人ホーム」とみなしている

〇有料老人ホームとは
  高齢者に配慮された住宅+食事や介護等の各種のサービス機能がついた高齢社の住まい

  ※入居する高齢者の数に関わらず①食事の提供②介護の提供③選択掃除等の家事④健康管理の
   いずれかのサービスを提供している施設は「有料老人ホーム」に該当

  ※費用は「利用券方式」と「前払方式」
 
  

〇有料老人ホームの選び方
  ・自分の希望や状態を整理しておく・・・検討は今から!
  ・時間の余裕をもって探すこと
  ・一人だけで決めない
  ・一か所の見学だけですぐに入居を決めない
  ・必ず体験入居をする
  ・契約書、管理規定を事前によく読む・・・わかる人にみてもらう
  ・自分の重視する点をしっかり確認する
  ・資金計画は余裕をもたせて



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行政に届出がされていない「老人ホーム」もあるという。
契約を急がせたり、十分説明してくれなかったり、職員の態度がわるかったり、入居率が極端に悪いところも注意!

とにかく行ってみる、見てみる、体験してみることが大事だという。
パンフレットではわからない点が沢山あるそうだ。

終の棲家にとの考えならばなおさら慎重に!
6年前老人福祉法が改正され、「前払い金」に関するトラブルが少なくなったそうだ。
入居後3カ月以内の契約終了なら、前払い金は全額返金。利用料のみ請求されるそうだ。

分かりやすく。親切で丁寧な説明だった。

高齢者の住まいについてお困りの場合は
 公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 電話03-3548-1077へ
 (東京都中央区日本橋3-5-14 アイ・アンド・イー日本橋ビル7階)

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第1回フードバンクフォーラム㏌小松 開催される!

2017-09-15 10:14:43 | 日記
平成29年9月14日(木)13:30~16:00
第一地区コミュニティセンター

主催 こまつ環境パートナーシップ もったいないねプロジェクト
共催 NPO法人フードバンクいしかわ

参加者 約100名
石川テレビのカメラが入る


フードバンクいしかわの任田さんの協力依頼があり参加、協力しました。

開会あいさつ こまつ環境パートナーシップ 会長 本村公志


第1部 ドキュメンタリー映画上映「もったいない!TASTE THE WASTE]88分
 
  生産者はいう・・・見た目、規格外の生産物は捨てられる。味や栄養価はかわりないのに!
           小売りの基準であって、生産者の基準ではない!

  パンのお店・・・消費者のニーズにこたえるために、豊富な品揃えをする。そのため売れ残って捨てている
 
  バナナ畑・・・・大企業がバナナ畑を作るために現地の人から安く土地を買い上げ、低賃金で働くことに!
          厳しい(いきすぎた要求)基準で捨てるものが多い

  「食べ物への感謝」を忘れてしまったのでは
  「食」について考え学び、健康のための食を作る力を! 食べることはできても「行動しなくては栄養は手に入らない」
   冷蔵庫は食品の墓場やごみ箱になっているのではないか。正しい使い方をしてほしい!
  残った野菜で料理を振るまう・・・「食べ物を救え」活動

  食品廃棄物は社会の鏡!



第2部 パネルディスカッション


・北陸農政局(新木友志)
    国のフードバンク支援の取り組み紹介

・もったいないねプロジェクト代表(半田和雄)
    こまつ環境パートナーシップの報告
    フードドライブに取り組む(10月14日)

・小松市議会議員(木下祐介)
    ひとり親の家庭支援でフードバンクを知る
    食品ロス削減だが、こどもの貧困対策や市民との連携を創りだす場にもなる

・生活学校(林 貴江)
    フードドライブに取り組んだ経緯と石川県での取組
    食品ロス削減家計簿手帳の普及

・アルビス(横山純子)
    行政のマッチングの場に参加し、フードバンクを知る
    嗜好品を、今年3月から毎月20日に提供

・あおぞら福祉会 ののシティ(浦川裕子)
    障害のある方が地域で安心して暮らせる社会を目指す
    働く場の提供や家庭に食品を届ける
    地域と人をつなぐ場

・NPO法人フードバンクいしかわ(任田美智代)
    2009年に立ち上げ8年目。念願のフォーラムを開催することができた
    世の中から「もったいない」がなくなればいい
    もったいないからありがとうへ・・・笑顔になる活動



【お知らせ】

10月14日(土)10:00~15:00
木場潟公園 南園地
エンジョイ・エコまつり

☆フードドライブの実施



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昨年、地区別研究集会(加賀)での講演をきっかけに
フードバンクいしかわの代表 任田美智代さんと関係ができた。

フードドライブの実施に向けた助言を受け、野々市生活学校がフードドライブを実施できた。

今年度の重点課題「食品ロス削減運動―私たちができるフードドライブ」が
新聞記事に記載されたことで、公益財団法人いしかわ結婚・子育て支援財団とつながった。

そこから「子ども食堂」の方たちを知ることがえきた。
9月17日には、広がれ、こども食堂の輪!全国ツアー㏌いしかわが開催される。

全国ツアーの委員長さんは、
平成27年度生活学校・生活会議全国大会の分科会「子どもの貧困への対応」で事例発表した
「NPO法人豊島子どもWAKUWAKU」ネットワーク代表 栗林知絵子さんとつながっていた。

人と人とのつながりで運動は広がっていくんだということを確信した一日でもあった

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