ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

なぜ果物が・・・

2005-06-02 09:18:12 | 診断即治療と虹彩学
5月24日に「生活習慣病になる食生活」といタイトルで投稿しましたら、嬉し
いことに質問をしてくれる方がいました。

と言いますのは、何年も同じことを話していますと、一般的でないことも、自分
自身の中では「常識」のようになってしまい、質問を頂いて初めて、「普通で
ない」ことに気付く場合が多いのです。(笑)

質問の内容は、「何故果物がいけないのか?」ということでしたが、これは非常
に重要な質問で、きっと多くの人がそう思ったかもしれません。

まず私の専門である「虹彩学」から説明しますと、果物を摂り過ぎて、果物に
よって体質を弱くしている人の虹彩は、極端な場合は「レース網」のようにな
っています。


弱い体質の虹彩

これは、組織が弱くなっていることを示し、臨床的特長としては多くの人が、

① 消化器系が弱く胃腸の疾患が起こりやすい。
② 風邪を引きやすい。
③ 体温が低くなりやすい。
④ 臓器の代謝が悪くなりやすい。
⑤ 精神的症状が出やすい。

というのがあります。

何故そのような症状が出やすくなるかと言いますと、果物をマクロビィオティック
理論で、陰陽分類をすると陰性に分けられます。

マクロビィオティックでいう「陰性」とは、上昇性を示すエネルギーや、拡散
エネルギーや放熱エネルギーの働いていると判断できる性状を示すものを指し、
「陽性」とは、下降性を示すエネルギーや、収縮エネルギーや熱エネルギーの
働いていると判断できる性状を示すものを指します。

すなわち、食物を分類する場合には、引力に強く支配されるのを陽性とし、引
力に逆らうのを陰性として分類するわけです。(詳しくは HP を参照)

マクロ理論での、陰性な食品に対する考え方は、「陰性な食物を摂り過ぎると、
体質が陰性に傾く」と考えられているからです。

果物が陰性に分類されるということは、果物を食べるということは、拡散エネ
ルギーや放熱エネルギーが働くことになり、組織を緩め、組織を冷やすという
現象が現れるわけです。

また、初期のマクロでは、陽性の代表をナトリウムとし、陰性の代表をカリウ
ムとして、ナトリウムとカリウムのバランスで陰陽を判断していまして、果物
にカリウムが多いことからも、果物は陰性に分類されるわけです。

そして、陰性な食物の食べ過ぎが、多くの陰性病を(上記の臨床的特徴)発生
させると考えていますので、マクロでは、病気の時はもちろん、健康な時でも
陰性に分類された果物を、過剰に食べないように指導するわけです。


次に、栄養学の科学で検討してみますと、果物はビタミンやミネラルも豊富で
すが、同時に、ショ糖(砂糖)、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フラクトース)、
そして糖アルコールであるソルビトールが多く含まれていることに問題があり
ます。

栄養学による糖の解説は、HP食事療法の項「ダイエットや肝硬変について」
というタイトルで易しく説明してありますので、そちらを引用致します。


以下、HPより引用
正常なネズミと先天的な肥満のネズミの脳の重さの比較をすると、
正常なネズミは、体重23.3gに対し、脳の重さは0.377g、体重との比率は1.6%。
先天的肥満のネズミは、体重46.9g、脳の重さは0.320g、体重との比率は0.7%。
これは≪American Journal of Physiology≫で発表された記事で、ちょっと怖
い内容のように思われるのですが、実験動物での話ですので、まだ、少し安心
している人も多いかも知れませんので、少し脅迫じみた話をします。

実は以前にも≪病気を早く治すコツ≫というタイトルで、当院の会誌に書いた
ことがあるのですが、大量のデキシトロース(ブドウ糖)を犬の静脈に注射し
続けると、1日~7日で全て死んでしまい、脳下垂体と膵臓には激しい出血と
障害があり、肝臓の腫れがはっきりと認められたそうで、さらに精製した砂糖
と炭水化物を長期間与えた実験では、実験動物の脳の一部に障害が起きて
いることが確認されたと報告されているのです。

何故、そのようなことが起きるのかを考えてみますと、炭水化物の種類による
「作用の違い」が、このような実験結果を支えていますので、炭水化物の種類
と性質から調べてみることにします。

炭水化物は単糖と呼ばれる単位のものが一つのものを、一糖類とか単純炭水
化物と言い、2~20個集まったのを少糖類(二つのものは二糖類)と言い、数100
~数1000集まったものを多糖類とか複合炭水化物と呼んでいます。

単糖にはグルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトースというもの
があり、少糖類には、サッカロース(砂糖)やラクトース(乳糖)と呼ばれるものが
あり、多糖類にはグリコーゲンとかマンナンと呼ばれるものがあります。

その作用は、単糖類や少糖類では、「運動の際の早急なエネルギー補給や低
血糖時などの脳への血糖補給になるのですが・・・、血糖値が急激に上昇する
ので過剰摂取は、多くが脂肪合成に使われてしまう」。

脂肪合成に使われた炭水化物はどうなるかといいますと、 臓器や動脈 に脂肪と
して沈着してしまいますので、臓器機能を低下させたり、動脈硬化を起したり
して、心臓病や脳血管障害発症の原因になるわけです。

一方の複合炭水化物は、「肝臓や筋肉へのグリコーゲン貯蔵になり、良質なエネ
ルギー源として使われるので、グリコーゲンの量と比例した体力が出せる」と
言われるようになるわけです。

さて、そこでの疑問は、「単糖類や少糖類を過剰に摂取したらどうなるか」とい
うことで、上記の実験結果と糖質理論からしますと、「血糖値が急激に上昇して、
脳に障害を与える可能性があり、余分な糖は脂肪合成に使われてしまう」と言
えるわけです。

また、これもHPの「血液の顕微鏡写真」で説明してあるもので、私たちが公
開実験をした結果によると、糖が血液に混ざると、連鎖状赤血球になりますの
で、血液が毛細血管まで流れなくなり、血液循環が悪くなりますし、血中に混
ざった糖にタールが着いてしまいます。


以上のようなことから、糖を多く含む果物は、栄養生理学の角度から考えまし
ても、代謝される時のビタミンやミネラル消費の問題とか、砂糖によるホルモ
ンシステムや神経システム、味覚システムの異常などの、複雑なトラブルを巻
き起す原因になるということになるので、果物の摂り過ぎはいけないというこ
とになるわけです。




果物や糖については、まだまだ説明する必要があるのですが、
範囲が広すぎますので、何か疑問のある方は、コメント欄か、
HPの「お問い合わせ」にあるメールでご質問を頂きましたら、
ご質問に答える形で記事を書かせてもらいます。


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10 コメント

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果物の糖分 (rice-addict)
2005-06-03 01:58:43
解説ありがとうございます。とても勉強になります。

果物が体を冷やすというのは直感的にわかるのですが、栄養についてはずっと

(1) 良質の栄養源(+酵素源)となる

(2) 果物の糖分には害が少ない

と思っていました。(1)についてはHPで書かれている通り、酵素は発酵食品で補えばいいということですね。

(2)をさらに分けると

(2-1) 果物の糖分は繊維の中にあり、急激に吸収されないから大丈夫

(2-2) 果糖はショ糖やブドウ糖とは分解・吸収のプロセスが異なり、体への負担が小さい

というのを見聞きします。(2-1)は本当のところどうなんでしょうか? (2-2)については、果物にはショ糖やブドウ糖もたくさん含まれているので、果糖だけを云々してもダメそうですね。

いずれにしても、実際に果物で体を悪くされる人が多いという事実があるのであれば、摂りすぎないように注意しないといけないなと思っています。
rice-addictさんへ (hallick)
2005-06-03 07:20:01
さすが理科系ですね、論理的に整理されたコメントで、私のほうが納得してしまいます。(笑)



>(2-1) 果物の糖分は繊維の中にあり、急激に吸収されないから大丈夫



繊維もデンプンやキトサンなどと同じように、糖に分類することができますが、それらは多糖類ですので、消化酵素で分解されて吸収されるのに時間がかかります。

しかし、果物に含まれた糖は、少糖類が多いので、短時間に吸収されてしまい、短時間に血液に混ざってしまいます。

少糖類と多糖類を見分ける方法は、食物を口に含んだ時に、甘味を感じるのは、多くが少糖類として分類することができます。



>(2-2) 果糖はショ糖やブドウ糖とは分解・吸収のプロセスが異なり、体への負担が小さい



これはrice-addictさんが回答を出しているように、科学の目で見ると、分解・吸収のプロセスに差異はないと思います。



>(1) 良質の栄養源(+酵素源)となる



これはよく言われることで、パパイヤ酵素などは昔から有名ですが、食物には全て酵素が含まれていますので、「糖の害」と「酵素の有益」を比較して考えるようにしています。

栄養学も突き詰めていくと「易学」のようなところがあり、「何を強調するか」で、説明が異なってきますので、企業に雇われた学者は、時々嘘をつきます。

そのような事例は多いもので、例えば「ポリフェノール」も、全ての植物食材に含まれているのに、あたかも、一つの食品に(例えばワイン)含まれているように説明するわけです。

そして、もともとお酒を飲めない人にまでワインを飲ましてしまい、余計に体を壊してしまうのです。(笑)



マクロで言う「極陰性の食品」というのは、どれも中毒性があり、糖も極陰性ですので、それらに含まれるようです。

糖は体にとって、なくてはならないものですが、砂糖類(少糖類)を常用していますと、インシュリンなどの関係で、ホルモンバランスに異常が発生し、血中の糖が不足すると、「低血糖症」の症状が出ますので、生理的にそれを解消したいがために、さらに糖を補ってしまうという悪循環になってしまいます。

ですから、生理的に糖の不足を感じさせないために、複合炭水化物を多く摂るようにして、極力少糖類を減らしていき、いつかは中毒症状から脱する努力が必要かと思います。

(こんなことを書き過ぎたので、砂糖と関係しているところからちょっと突かれました)(笑)

果物の糖分(2) (rice-addict)
2005-06-03 20:45:18
さらに詳しい回答ありがとうございます。

(2-1)は「果物の単・少糖類は繊維の中に隠れているからすぐに吸収されない」という意味だったのですが(舌たらずですみません)、よく考えたら、食べて甘いということはすでに溶け出してるんですよね。

うーん、困った。何か理屈をつけて果物をたくさん食べたいんですが(^-^;)。
何事も過剰になると害を及ぼすわけですよね (こき麻呂(^ー^))
2005-06-04 00:14:33
適度な摂取が難しい時代になりましたね。

美味しいものは身体に悪い・・・これは美味いからといって食べ過ぎるからですね。経済的に豊かになると心が貧しくなってしまうものです。ほどほどに楽しむようにしたいですね。
rice-addictさんへ (hallick)
2005-06-04 08:15:40
>うーん、困った。何か理屈をつけて果物をたくさん食べたいんですが(^-^;)。



美味しいもの(自分の好きなもの)の味を覚えたら、なかなか忘れられないので、

多くの人がそれで苦しみます。

それをコントロールする方法は、別の陰性なものを摂るようにしてもらっています。

例えば、今まで指導した方法は、お酒のようにサッと消える強烈な陰性を少量、

パンなら腹一杯、ニラ、ニンニク、ネギ、ラッキョ、タマネギなど、精力剤に使える

野菜、或いは唐辛子やペパーミントのような発汗剤や清涼剤として使えるハープ等

を多目に摂る。キムチのような(韓国式で作られた)ものを食べる、等々です。



ポイントは、重症な病気や、その食品が明らかに原因であると認められる病気以外

なら、「好きなものを全く食べない」という厳しさで不満(ストレス)を溜めるよりは、

常食しなければ、偏食の害が出ないのを利用して、それらの食物と、自分の好き

な食物をローテーションさせれば、食べてもそんなに害が出ないということです。

ただし、ローテーションをさせる場合は、自分の体調を観察する必要がありますので、

自己管理のできる人(理性で判断できる人)にしか、この方法は指導しません。

理由は、自己管理のできない人は、自分の好きなものを9、ローテーションに使う

食品を1、という食べ方をしてしまうからです。(笑)



もうちょっと、テクニックはあるのですが、それはまた今度にしましょう。

こき麻呂(^ー^)さんへ (hallick)
2005-06-04 08:27:54
コメントありがとうございます。



おっしゃる通りだと思います。

経済が豊かになると、本能が先走ってしまいますので、仕方がないかな、とも思いますが、

時々、病気が原因で進学できなかったり、会社を退職して、自分の好きな道を進めない

人を見ていますと、やはり病気にならない方法は、家庭で教育する必要があると思います。

これは政府が先頭に立って旗を振らなければならないと思うのですが、政府は「後手医療」

には予算を投じても、先手医療には予算を投じませんので、いずれアメリカの二の前に

なるのは目に見えています。



そして国民も、「健康保険が破綻」してから(すでに破綻しかかっている)、慌てて予防医学

に感心を持つことになると思われます。

・・・医療費が高騰してきましたので、すでに一部では予防医学に目覚めていますが・・・。

ローテーション (rice-addict)
2005-06-04 12:03:28
陰陽を考えながら自分の好きなものと別のものをローテーションする... 簡単なようで難しいですね。砂糖とアルコール(飲めない)以外でそういうものを見つけていきたいと思います。コーヒーも入るなと思っていたら、コーヒーの記事書かれてますね(^-^;)。
パンはどうでしょう。 (minmin)
2005-06-04 14:46:03
先生、昨日はお世話になりました。

今日、会社で顔がまたきれいになったね、と言われました。

主人にもアトピー前より毛穴が目立たなくなったと言われました。自分でもシミが前より気にならなくなりました。

ミネラルスープ、ドンマイ、両脚ジャンプの効果もあると思います。



ところで砂糖、果物、コーヒーのような陰性なもの、魚肉などの陽性なものとは別にパンのようなものはその良し悪しの判断がまた難しいです。



自分のつたない知識では、粉にしたものは粒より生命力が劣る、イースト菌は腸に悪そう、日本の風土には乾燥したパンは合わない、ということくらいしか思うかびませんが・・・

以前質問したときに、天然酵母でもあまり良くないが食べるならフランスパンが良いとの回答だったと思います。

なぜイースト菌も天然酵母菌もだめなのか、フランスパンなら良いのか、教えてください。



もちろんパンより玄米のほうがよいのは承知してますので、良いといわれてもたまに食べる程度にしますから・・・



ちなみに余談ですが私の「たまに」は週1-2回です。「ほんのたまに」が月1-2回、「めったに」が月1回未満、「まれに」が年に数回です。
rice-addictさんへ (hallick)
2005-06-04 22:42:40
いやー、済みません。

たまたまコーヒーの問い合わせがあったものですから、

コーヒーの記事を書いてしまったのです。

でも、1~2杯程度ならいいんじゃないでしょうか。(体調にもよりますが・・・)
minminさんへ (hallick)
2005-06-04 22:43:31
>今日、会社で顔がまたきれいになったね、と言われました。

主人にもアトピー前より毛穴が目立たなくなったと言われました。自分でもシミが前より気にならなくなりました。



良かったですね、私たちも嬉しいです。

そんなに「きれい、きれい」と言われたら、人生が変わってしまいそうですね。(笑)



>ミネラルスープ、ドンマイ、両脚ジャンプの効果もあると思います。



ありがとうございます。

しかし、それもこれもminminさんの努力があるからなのです。



パンについてですが、忘れかけていましたので、ちょっと調べていましたら、だいぶ時間が経ってしまいました。

だいたい以下の内容でいいのではないかと思いますので、ご検討ください。





天然酵母菌を作る方法はいろいろあるようですが、一般的な材料は、リンゴやブドーなどの果物と、ハチミツ、そして水を使って作りますので、少糖類としての害が出てきますので、アレルギーの人には勧められないのです。



イーストも元をたどれば天然酵母ですが、イーストは、糖を栄養分として培養しながら、化学薬品としてのリン酸や窒素を添加する場合が多いので、リン酸や窒素の害を考えなくてはならないのです。

リン酸を多く摂りますと、リン酸は排泄されるのですが、リン酸が排泄される時には、リン酸だけでは排泄されず、リン酸カルシウムという形で排泄されますので、体内にあるカルシウムを奪ってしまうのです。

その多くが腎臓にあるカルシウムを奪ってしまうので、腎臓にとって、過剰なリン酸はマイナスになってしまいます。

また、窒素はアミノ酸の重要な構成元素の一つでもあるのですが、アミノ酸が分解される時には、有害なアンモニアとなります。ただし、人間は窒素を無害で水溶性の尿素にしますので、そんなに心配する必要はありませんが、アンモニアは肝臓で作られるし、尿生成は腎臓で行われるので、いずれも肝臓や腎臓に負担をかけることになります。ですから、肝臓や腎臓と関係する疾患(アレルギーを始めとした免疫系疾患)のある人が窒素を摂ることは賛成できないのです。



フランスパンもイーストを少量と塩を使いますが、砂糖や果物は使わないのが基本になっていると思います。



以上のような理由から、天然酵母パンやイースト菌を多く使ったパンは勧められず、フランスパンを勧めるのです。



それと、最後に大切なのは、フランスパンだけは、よく噛んで食べますので、噛んでいる間には唾液の酵素で、免疫活性剤を作っているようなものですので、この点は、非常にお勧めする理由の一つでもあります。



アハハハ、メチャクチャ長くなってしまいました。

まとめるのが下手なもので、ご了承ください。

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