以前から何かと慕ってくれていた演劇の後輩が、今月限りで熊本を離れる事になり、送別の意も込めてカフェで小一時間会って話をした。大学卒業後に熊本市内の小学校で教員を務めていたが、子どもの夢を一緒に追うため、一家総出で上京する事にしたという。すでに引越先で教員採用試験に合格しており、4月1日から新天地での教員生活が始まる。ジャンルは違えど同じ時間軸で芝居をし、時にはユニットという形で一緒に芝居を作ったりもして、思い出話は尽きず名残惜しいが、何はともあれ、何歳になっても新しい世界に挑む勇気を称えたいし、一家の夢が叶う事を切に願う。
昨日行われた熊本県知事選について少し触れるが、投票終了時刻の20時に当確が出ていた。マスコミ各社は20:01には木村候補の当確をネット記事に出していたが、たった1分で記事が作れるのか。出口調査ではトップの木村候補と次席の幸山候補は10％程度しか開いていなかったようだが、なぜ開票する前から当確が出せたのか。自民・公明に対してほとんど全ての国民がNOを突き付けているのに、木村候補がこんなに支持されるものかね。日本の選挙制度が正しく機能しているとは思えない。
