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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

ドイツ製まで

2024-03-19 23:01:15 | Weblog

商船三井は、フェリー運搬中だったポルシェEVの火災によって50億円の損害が発生したとして損害賠償訴訟を起こした。ポルシェは2022年2月にもポルトガル沖で同様の火災を起こしており、高級車3000台を積んだ船が沈んだ。現在フォルクスワーゲングループは複数の訴訟を係争中のようだ。

近頃の中国では日常的にEV火災が起きているが、今年の中国の春節にバカンスで海南島へ出かけた中国人らは、復路の運賃爆上げにより離島が困難となり大渋滞が引き起こされたが、とりわけEVは火災の危険性からフェリーへの搭載台数が僅か十数台に制限された。EV輸出大国の中国においてもEV火災の危険性が浸透していた事がよく分かる。

EVに搭載されたリチウムイオンバッテリーがちょっとした衝撃や損傷で発火してしまう上に、一度発火したら消火が極めて困難となる事が露呈しており、EVの運搬・販売・所有が大きなリスクになった。世界で散々持て囃されたEVももはや終焉の予感しかしない。

しかし、リチウムイオンバッテリーは国産HV車にも多く搭載されているが、こちらでの火災は報道されていない。EVが危険ではなく、バッテリーの品質がメーカーで違うだけに思える。中国製ならばさもありなんだが、工業大国ドイツ製までというのがショックだ。

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