東京オリンピックまであと1000日と聞いて、
ああ、もうそこまで来たか、という感じがした。
1000日なんて、あっという間である。
気のせいか、観光地はこのところ外国人が一層
増えた気がする。
鎌倉の街でも、先日歩いていたら寺院への道を
聞かれたし、各地の名所でも同じような現象が
起きているらしい。
道を聞かれたり、地図を持ってウロウロ明らかに
迷っている外国人を見かけたらどうするか。
やはり一瞬、(自分の)英語は大丈夫か、
とためらってしまう。
ある地方では、無理に英語を喋らなくてもいい。
むしろ、やさしい日本語で!というキャンペーン
をしているという。
例えば、
「早く打ち解けて」→ 「早く仲良くなって」
「集合」→ 「集まってください」
災害の例でいえば、
「安否確認」→ 「生きているかどうか、けがを
していないか調べること」
「高台に避難」→ 「高いところに逃げて」
「マイナンバー」→ 「12ケタの数字。すべての
人が1つ持っています。
個人番号とも言います」
といったような。
どうやら日本を訪れる外国人観光客の何割かは
「日本語を話したい」または「簡単な日本語なら
分かる」ということで、
四苦八苦して英語を話したり、外国人を避けて
しまっては、むしろ逆効果だということになった
らしい。
その場合、
二重否定や受け身、敬語、方言は使わない方が
よいとのこと。
これを聞いて、
道に迷っている外国人を見かけたら気楽に声を
掛けようと思う人も多いだろう。
そして私は、
現在使われているIT用語、
これを何とかして欲しい。
IT用語こそ、「やさしい日本語」で話して
欲しい、と切実に思うのだ。
※またも週末の台風襲来で
紅葉にはまだ早いイチョウの葉がたくさん
落ちていた。