ブログ巡回先で、ご家族の突然の訃報を告げる記事を発見し、呆然としております。
少し前から、このご家族の健康がすぐれず、ということを目にしていたなあと端々に記憶していることを思ったりします。
この突然の訃報、そのことと関係があるのだろうかと、思っても詮無いことなど思ったりもしています。
知的障害をもつこのご家族。
その知的障害は、本人の主訴が理解しにくいということに関係したのかしなかったのか、などと思いが巡る。
うちの娘は、体調を崩したときに、そのことを言葉では訴えられない。
ただでさえ「言語」というものの使用状態が少ない上に、言葉で体の症状を訴えるということをせず、しかも我慢強い。
熱にも、痛みにも、じっと耐えようとする個性の持ち主でありまして。
また、じっと耐えることが個性になってしまっているので、「体調の悪化を表現する語彙」がちっとも身につかない。
なんとなく変だなと思っていると、突然吐くことから始まることが多い。
わたしにできることは、ちょっとした風邪でも、体調を崩した後は、余裕を持って休ませるというくらいのことで。
10年近く前だったか。
友人が、彼女のお嬢さんの持つ知的障害に関して、わーっと泣いた。
知的障害が悲しいということではないんだ、と。
この子は体調が悪いときに、その自分の体調の悪さをどこまで言葉に出して言えるのだろうか、と。
それを自分はわかってやれるのだろうか、と。
いろいろな「検査」に関して全て「異常なし」だったこのお嬢さんは、極度に疲れやすく、いつもどこかぼうっとした印象があった。
結局、何度も検査を繰り返したはずの「心臓」に関して、緊急手術が行われたのは、それから間もなくだった。
今回の「訃報」。
お母様が出す「文字上」でしか、接点が無かったけれど。
でも、そうして「出会った」命。
あなたのお母様が時々話してくださったことを思いながら、出会えたことを感謝します。
どうぞ、安らかに。
少し前から、このご家族の健康がすぐれず、ということを目にしていたなあと端々に記憶していることを思ったりします。
この突然の訃報、そのことと関係があるのだろうかと、思っても詮無いことなど思ったりもしています。
知的障害をもつこのご家族。
その知的障害は、本人の主訴が理解しにくいということに関係したのかしなかったのか、などと思いが巡る。
うちの娘は、体調を崩したときに、そのことを言葉では訴えられない。
ただでさえ「言語」というものの使用状態が少ない上に、言葉で体の症状を訴えるということをせず、しかも我慢強い。
熱にも、痛みにも、じっと耐えようとする個性の持ち主でありまして。
また、じっと耐えることが個性になってしまっているので、「体調の悪化を表現する語彙」がちっとも身につかない。
なんとなく変だなと思っていると、突然吐くことから始まることが多い。
わたしにできることは、ちょっとした風邪でも、体調を崩した後は、余裕を持って休ませるというくらいのことで。
10年近く前だったか。
友人が、彼女のお嬢さんの持つ知的障害に関して、わーっと泣いた。
知的障害が悲しいということではないんだ、と。
この子は体調が悪いときに、その自分の体調の悪さをどこまで言葉に出して言えるのだろうか、と。
それを自分はわかってやれるのだろうか、と。
いろいろな「検査」に関して全て「異常なし」だったこのお嬢さんは、極度に疲れやすく、いつもどこかぼうっとした印象があった。
結局、何度も検査を繰り返したはずの「心臓」に関して、緊急手術が行われたのは、それから間もなくだった。
今回の「訃報」。
お母様が出す「文字上」でしか、接点が無かったけれど。
でも、そうして「出会った」命。
あなたのお母様が時々話してくださったことを思いながら、出会えたことを感謝します。
どうぞ、安らかに。