歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

十月の季節の節に

2011年10月30日 | 徒然 -tzure-zure-
夜の寒さに、体の芯が強張るようになり。

秋さえ越えて、
確かに忍び寄りつつある 次の冬を、感じるようになってきました。



奇跡のようなマユミの実の色もふくらんで。

気づけば、十月も終わり間近なのでした。





さて・・・。

相変わらず忙しいんですけれども。


木曜日の夜は


お茶のお稽古。

来月お茶会があるので、そのための練習が始まりました。

主菓子は、
柿生(かきお)名物「柿ごろも」。

葉っぱ部分は、本物の柿のヘタ。ぎっしりとした中身にも柿が使われているお菓子でした。




金曜日は



コニファー(針葉樹)ガーデンの植え替え。

夜は、



今展示をやっている「バレリーナの屋根裏部屋展」の、ギャラリーパーティーに駆け込み。

以前やった「フラの舞い+お茶+お菓子+墨絵」という素敵イベント=“PUAMANA(わたしのいえ)”
の、
墨絵画家のたまよさんと お茶人の宗由さんがいらしてて、あらビックリ。
懐かしい再会。

今回の出展メイトのイラストレーター:カモメさんと、つながってたんです、って。

ご縁って、すごい、思わぬところまでもつながってるものなんだなーと、改めて思いました。


そもそも このグループ展に交わることになったきっかけは、
友人もりっち こと 森野さんで。



またもやこんな、繊細で可愛らしい、鼻血出そうな作品を。
ほんとに天才。

他の方はほぼ今回初対面でしたが、


どれもこれも、細やかで、あれもこれも素敵素敵と目で追っていると高ぶって、ふわああ*、ってなります。





土曜日の夜は、渋谷へ。

府中や調布より2度くらいあったかい・・。

そして、
いろんなおかしな恰好の人が、うようよしている・・。

そういえば、ハロウィンなのでした。

あの仮装って、家から着て出て、そのまま電車のって行くのかなーとか、不思議に思っていたんですけど、
電車内では見なかったから、みんなどっかで着替えてるのか。あるいはただ、電車に乗ったタイミングの問題か。



それはさておき:

土曜の夜は
建築同期の友人(夫婦)の、壮行会でした。



このたび、ベトナムに移住する。大好きなふたり。


ふだんはもうなかなか会えない、懐かしい面々が 一斉に集まって、
同窓会みたいで。
凄く楽しかった。



あまりにも時間が足りなくて、残念なくらい。楽しかった。



渋谷の「おまかせ亭」という、
独特な面白さのあるお店がまた、最高でした。

プロフェッショナルな手練給仕さんのこだわりが とってもハッキリしていて、
もう、とにかくお店のおまかせにしておけばいいというか、おまかせにするしかないというか。

マニュアルで動いているんじゃない、給仕さん個人の意識がしっかりしたお店でした。

しかも美味しいし、お腹いっぱいに食べられて、呑めて、
安いの。


ごちそうさまでした。

写真をほとんど撮りそびれて、気づいたらもうデザートになってた。



とろっとろにしっとりした、チーズケーキ。




そして、まだあんまり実感湧かないけど、
しばしのお別れの、節目。

このふたりも、
また、この日集まった友人の中にも、いろんな門出に立つ人が居て

こうして集まれるのなんて、もう、そうそう無い。
みんなそれぞれ、思い思いにまっすぐ向いて、歩いていく。

人生 いつでも一期一会。

いってらっしゃい。




素敵な赤ちゃんが生まれますように。





で、

さて。


本日、日曜日。

「バレリーナの屋根裏部屋展」最終日です!


(満を持して、部分ちら見せ↑)


時間は、12時から18時まで。

天気は、ちょっと寒めの、曇り空かな。

本日は自分も在廊予定です。

住所>>千代田区神田神保町1-20 2F
    神保町駅A5出口から徒歩2、3分。

神保町 スピンギャラリーにて。お待ちしております。


神保町の駅からとても近いけどわかりにくいので、地図を見てね。







ぜひお越し下さいませ~~~。





[開催中]“バレリーナの屋根裏部屋”展

2011年10月25日 | 告知 -news-
開催中です!




「バレリーナの屋根裏部屋」展






 会期:30日(日)まで

    28日(金)は終日パーティーモード。

 時間:12時~19時30分

 場所:スピンギャラリー@神保町

 

 わかりにくいところなので、地図↑をご参考ください。



カフェの向かいの ちいさな古本屋さんの、2階、

小さなギャラリーです。

いろんなアーティストさんが「バレリーナ」というキーワードから
それぞれ思い思いにイメージした世界が、
ちいさな2階の、ちいさな屋根裏部屋のような空間に、
きゅっ!と集まっています。








詳細などは、金川カモメさんのブログ:http://blog.k-kamome.net/などをご覧下さい。


出展者(自分以外の)は、あいうえお順に、こちらの方々ー!
コピペー!


*************


○atelier Re-tour(アトリエ・ルトア)さん(アクセサリーデザイナー)
http://re-tour.net/

●金川カモメ(イラストレーター)
http://blog.k-kamome.net/

○そで山かほ子さん(イラストレーター)
http://web.mac.com/mossgreen77/

●たつみなつこさん(イラストレーター)
http://tatsuminatsuko.com/ <http://tatsuminatsuko.com/>

○トシダナルホさん(イラストレーター)
http://www.toshidanaruho.com/base.html

●南波田はるみさん(文筆家)
http://takotozute.blog.fc2.com/

●林美奈子さん(コラージュ作家)
http://hayashiminako.blog33.fc2.com/

○福井裕子さん(写真家)
http://yukofukui.com/

●森野美紗子さん(押し花イラストレーター)
http://morinomisako.com/index.html

○ree*roseeさん(イラストレーター)
http://reerosee.com/index.html

*********


これだけ人が集まると、同じひとつのテーマでも、出てくるものはちゃんと、ヒトそれぞれなんだな~と、改めて思います。





ちなみに、自分の在廊日は 最終日=日曜だけになります。

最終日は18時までなので、お気をつけて~


お待ちしてます*



各作家さんとも、作品の販売もしております。一点ものばかり。
もちろん、自分の作品も、お売りします。どうぞ買って。どうか買って。







明日からの展示のための

2011年10月23日 | 徒然 -tzure-zure-
雨の予報を吹っ飛ばし、幸の晴れ。

春の雨上がりのある一日のような、しっとり甘い、やわらかい、濡れた晴れの日。



明日から始まる「バレリーナの屋根裏部屋」展@神保町、

相変わらずギリギリにバタバタしてしまいましたが、さきほど無事、作品の設営も完了。


フー。


毎度、なんらかの「初」がありますが、今回の「初」は、

誰かの何かの添え物的な役じゃなく、個人名義で、個人的な作品を出した、ということです。グループ展の中の一作品ではありますが、「自分の作品の展示」という形態は、初です。



タイトルの「バレリーナの屋根裏部屋」という言葉から、自分なりにイメージした作品を作りました。
写真だと伝わりきらない、細やかな世界になっています。他の方々の作品も、みな繊細。


来週の30日(日曜日)まで、一週間やります。良かったら見に来てね。
(場所とか時間とか詳細はまた後ほど。)


とりあえず、帰り道に、取り急ぎ。業務連絡。


ところで昨夜は、下北沢のGARDENっていうライブハウスにて、Coccoさんのライヴ行って来ました。
それもまた後ほど。


とりあえず、帰ったらまず掃除、洗濯、大変。



石組塾・実践編

2011年10月19日 | 旅録 -travelogue-
この前の土日に行って来ました、「石組塾」実技編。






日本の造園において、「骨」となるのが、石組。

しかし
いまや、本格的な石組のある庭を求める人は減り、
石組を手がける機会も、滅多にありません。


今回参加した「石組塾」は、
本物の何トンもある名石を使って、実践的に石組みを体験学習できる、
とても貴重な場でした。






講師は、造園家の高崎康隆先生。
自分が初めて出会った造園家が、高崎先生でした。





場所は、鎌倉山の庭石屋さんの石置き場にて。


秋の風景の、鎌倉山。





宿泊させてもらったのは、石屋さんのご実家。



苔むした茅葺き屋根の、
びっくりするほどの旧家でした。



土間、かまど、
五右衛門風呂、ぼっとん便所。

家のすぐ後背にある山には、
戦時中にくりぬかれた防空壕がそのままあって、
長い長い、きれいに掘り抜かれた細い道の奥には、湧き水が。


五右衛門風呂も、山の岩肌をくりぬいた洞窟状の中に。

タイムスリップ体験。










自分を含む初心者が挑戦したのは、基本の三石組。
上級者は、五石へと数を増やされたり、
噛み合わせる「石積み的岩組」に挑戦したり。


石を選んで、
ワイヤーで「玉がけ」して、



クレーンで引っ張り上げて、




目ざすポイントに据えて行きます。

全体を眺める視点は一カ所に定め、

正面=「つら」と、石のてっぺん=「天端(てんば)」を決めます。






位置、角度、傾き、植える深さも決めて。




掘って、植えます。

これが、
本当に難しく。

先生などは ささっと決めて、パパッと据えていくので、いとも簡単そうに見えるのですが、

全然、どうして。

今回初めて挑戦しましたが、
自分、全くうまく出来ませんでした。


そもそも、
庭の中でも植栽に興味が偏っていた自分、

石は とっかかりから難しすぎて、興味も持てませんでした。
今年、やっと 勉強を始めたばかり。

まだまだ、これから、です。







最後に 数人のコラボレーションで やったのは、
石同士をくっつけ、噛み合わせて、あたかも石を積むように組んだ岩組。



獅子頭の岩に、珪化木(木が化石化したもの)や、摂理(=割れ模様)が際立った青石の巨岩などを
組み合わせて行きました。


ちなみに珪化木は、


これとか


これ。

数ある石の中でも、一番これに、惚れ落ちました。

地中に埋もれた木が、なんらかの化学反応で化石になったのが、これ。
石炭のなりそこねとも言えます。





初心者目に見ても、はっとするほどの 力の流れと存在感が明らかに感じられる石組みで、
ため息が出るほど。とても見事でした。





これに さらに「舟石(ふないし)」を置いたら





こうなりました。







石組とは、

石がもっている「ヴォリューム」と「方向性」のエネルギーを組み合わせること。





写真だと、個々の石のごりごりした立体感=ヴォリュームも、天然の模様の醸し出す流れ=方向性も、
あんまりうまく捉えられません。

もどかしいですが。








とりあえず、



珪化木。けいかぼく。これ、凄い惹かれた。
わなわなしました。

石と木のあいだにあるもの。
石でもあり、木でもあるもの。


そういう、中間存在。
境界のあいまいな存在や、相対するものがぶつかり合って混沌と解け合った世界には、とても惹かれます。

例えば、
キリスト教とイスラムとが ガッツリぶつかりあって戦って、混ざり合った文化が生まれた
スペインだとか、トルコだとかも。




そういえば、石置き場には木も植わっていて。



ザクロがありました。

ザクロって、そういえば、石榴と書く。ここにも“石”が。





一泊二日の、石組塾、実技講習。

今までも、庭の石って、見て来たつもりだったけど、
全然。
いったい、なに見て来たんだったっけ。っていう感じでした。


実際に触ってみて、やっと、
石組みの意味というか、見所が少しわかったような気になったりして。

とても難解そうだから、おいおい、いずれ分かればいいかな、と、あえて遠ざけていた、石。
その奥深すぎる世界に、とうとう少しだけ、踏み入ってしまいました。





 石組塾のHPは>>http://www.ab.auone-net.jp/~ishigumi/
         東京「石組BOX」での『座学』(=勉強会)もあります。>>http://ishigum.exblog.jp/

 高崎先生の事務所HPは>>http://www.k4.dion.ne.jp/~takasaki/





















::omake::


「珪化木、まじやばいよねー」
と言い合える レアなる同志


 珪化木ガールこと ポリ子 (石組中級者)


割れた珪化木の破片をゲットして ほくそ笑む同志





石組塾

2011年10月15日 | 徒然 -tzure-zure-
今朝から、鎌倉に来ています。

「石組塾」の実習研修。


石屋さんの材料置場(鎌倉山のふもと)にて、
三つの石を据え、枯山水をつくります。


初。




今夜は、石屋さんの旧いご実家に宿泊。

茅葺き屋根に、掘り込んだ岩肌の中のゴエモン風呂。かまど。


渋い。



ひさしぶりのレッスンと

2011年10月13日 | 徒然 -tzure-zure-
3週間ぶりくらいでした。
今日は 久しぶりに、バレエのレッスン。



固まってしまった体をほぐして、柔軟から。
フリエとか、ジャンプとか、基礎練習。

それから、姿勢や構え方の叩き直し。

よじって、ひねって、ねじって、絞り上げて、突っ張って!引っ張り上げたまま、緩めないで!

、みたいな。


普通に きっついです。普段使いそびれている衰えた筋肉とかを、ぐいぐい使います。

これを、あたかも「わたし、綿毛です。」みたいに軽や~かにやってのけているプロフェッショナルたちは、もうほんと、
凄い。としか、言いようが無い。






元々バレリーナを目指していたCoccoさん、今回のベストライブでは、前回よりもまたさらに踊っていました。
バレエを基礎にした、迸るがままの舞い。そして、歌、叫び。


すんごく刺激になりました。


あの、凄絶に歌い狂い舞う様を見て 心撃たれたおかげで、
今日は気合いも、より一層。


マンツーマンのレッスンだったこともあって、手取り足取り、
おかげで、ずっと腑に落ちなかったアラベスクとかも、やっと何か掴んだ感触もほんの少しだけながら、あり。
お気に入りの回転(ターン?)も、楽しくて。

充実したレッスンになりました。



明日は筋肉痛だな。





帰りに、本屋に寄って。

折しも、昨日あたりに 文庫化して発売されたばかりの、
Coccoさんのエッセイ:『想い事。』、買いました。


1軒目の本屋には無かった(血眼で探した@@)。2軒目で発見。

2冊だけあったので、
2冊とも買いました。

レジで
「、、ええと、これ、同じものですけど、、、、?」 って言われたので、

「はい、そうですけど!?」 って言い返しました。








2006~2007年にかけての、新聞紙上での一年連載。写真もCoccoさんによるもの。
活動を本格的に再開した頃のです。ちょっと懐かしい感じです。


あれからずいぶん時間が経ったようで、案外経ってないような。妙な感じ。・・大人になったせいかしらん・・。

新しく懐かしい気持ちで、読みました。

07年に出た単行本から変わったのは、
英訳が載ったことと、最新のあとがきが付いたことと、年表が更新されたことかな。

保存用に買った一冊は、沖縄出身の社長に献上しようと思います。
布教活動です。




もうすぐバレエも始めて、一年。もう経ったんだったか、もうすぐ経つんだったか、それすらも、ぼやけてます。
大人になったせいかしらん・・


Coccoさんのライブツアーの余韻、まだまだ引きずっています。全然まだまだ引きずるつもりです。
とか、そうこうしているうちに、「バレリーナの屋根裏部屋展」が始まっちゃったりするんです。もうすぐですわ。さてどうしましょうかね。







ツアーお仕舞い

2011年10月12日 | 遊興 -pleasure-
Coccoのライブツアーを追っかけるツアーも、

ついに。、、というか、あっという間に。

終了してしまいました。

Cocco、大号泣してた。





大阪。
また夜行バスで、日帰り往復。









ちなみにライブ前の空き時間には、

阪急で 初めて



「宝塚」に行きまして、


なぜか

御殿山という 駅から北にある山の、その頂あたりにある「清荒神清澄寺」という、
なんとも凄みのある名前のお寺に なんとなく行ってみたりして



滝を見たり。


宝塚の 山手の住宅街を ひとしきり迷子になって、彷徨い歩いてみたり。

それから、

前から来てみたかった(というか、この日 宝塚に降り立った本当の目的地である)




「宝塚ガーデンフィールズ」に行ったり。



秋明菊




ポール・スミザーが手がけたガーデン。

とにかくあちこち、こと細やかに、
勉強になりました。

あと3、4回は足を運びたいなと思った。

というか、
こんなガーデンもあるし、
山も川もあって、大阪からもすぐ行けて便利で、

宝塚なら住めるな。
なんて想ったほど。


それから、



千日紅。
ああ、千日紅。

この秋、特別深い思い出を刻んだ花。

花冠の花。

「初花凛々」っていう歌のとき、冠ってたんですが。



そういえば、
この日のツアーファイナルでは、花冠じゃなくて、
(初日と同じく)つばの広い麦わら帽子をかぶっていたので、
花冠もありませんでした。

だから、

なおさら、あの花冠のレア感が高まり、
感慨深さも、さらに深まり。


2011年のクライマックスだったなー、と、しみじみ。








あと、
仕事やってました。


翌日(つまり水曜)プレゼンすることになってる案件の図面が出来上がってなかったので、
一式持って来てて。

それを、ライブ会場近くにある貿易センタービル(ATC)内の図書館で、やりました。

地味にこつこつ仕事した。

たまたま、ATCで前日まで展示してた U30(30歳以下の若き建築家展)の撤去作業に友人が来てて、
ちらっとながら、会えたりして。

(仕事とその後のライブのことでいっぱいいっぱいだったので、そっけなく、あんまり話も出来なかったけど。ごめんね。)


そのおかげで、か、
今日あったそのプレゼンは、すんなり通りました。びっくりするほどさらりと。

まあ、良かった。

遊び歩いてるばっかりで仕事が疎かになってたんじゃ、しょうもないというか文句言われてしまうので、
「仕事もちゃんとこなさねば!」と、結構プレッシャーでもありました。

この案件も、相当根を詰めて、それなりの時間もかけて練り上げた案件だったので。


ほっと一安心。





さて。

このベスト盤発売記念の、濃い~~~、東名阪ライブツアー。
5本のうち、4本行くことが出来た。

ほんと、良かった。

全部、全身全霊で、全力全開で、ほんと凄かった。こっちまで力んじゃって、どっと疲れるほど。
その強靭さに、圧倒された。

バレエベースの舞いも、美しかった。

ほんとに、いろんな意味で、良かった。
ほんと満足。


って、
たいした感想じゃなくてすみませんけど。

今はとりあえず、「ああ、終わったのか。」って、ちょっと呆けてる。





これから、じわじわ、沁みてくるんだろう。








そんなこんなで、


今まで あんまり足を踏み入れてこなかった、苦手意識があった大阪。
面白いこと言えないと抹殺されるというイメージがある大阪。


黙々と 淡々と道行く人々、
高層ビルの街、電車の中なんかを見てると、
東京と さほど 違いは無く見えて、

だがしかし、この人たちほとんどみんな、口を開けばみんな、関西弁なんだよなあ、、、と、妙なところに はた、と思い至り、
なにやら感慨深く想ったり。





ちょっと好きになった。
















【NEWS] 次の歌庭!/昨日今日明日

2011年10月09日 | 告知 -news-
Coccoの花冠の幸せを引きずりながら、、、昨日も仕事、

今日も仕事、

明日も仕事、、、



そんな中、


次なる「歌庭」決まりました!

厳密に言うと結構前から決まってましたけど、
いよいよ公表です!




<バレリーナの屋根裏部屋展>





神保町の、古本屋の2階の小さなギャラリーにて。

10月の最終週:24日(月)~30(日)まで <7日間>


グループ展です。

かねてからの友人でもあり尊敬するアーティスト:もりっちを始め、
イラスト、写真、文筆、、、いろんなアーティストさん方の作品に、
こっそり紛れ込ませていただきます。



最近、出勤の行き帰りに、自転車こぎながら、考え練り中。どうしようかな。




なにげなくバレエも始めてから、そろそろ1年になります。
全然上達しないけど。
最近のお気に入りは回転です。



ぜひ遊びに来てねー!


詳しくは下記カモメさんのページから。(丸投げ)


 金川カモメさんのブログ:http://blog.k-kamome.net/



とりいそぎ告知まで。







Coccoの花冠の余韻をほわんほわんと引きずりながら・・・(←しつこく言う)


昨日は、

八王子~日の出あたりに、大工さんと打ち合わせに、行って来た。

「つるつる温泉はこの先」
の看板を見つけてしまって、ハッとして、ぐらっとしたけど、
ぐっとこらえた。

その後、先日植え込みしたばかりの紅花トキワマンサクの生垣の支柱、立ててきた。



今日は、

モッコウバラの苗木を3本植えてきた。フェンスに絡ませてきた。

そして、
来週提出のガーデニングプランの、詰め作業。
見積、図案。苦戦。
明日までかけて。


それから 明後日は、、、





Coccoのライブツアー・ファイナル!大阪遠征!いやー終わっちゃう;


連休知らずで、このためだけに頑張ってるようなもんです。




あー、全然頑張れる。







獲った!

2011年10月07日 | 遊興 -pleasure-
夜更けに、予報にも無かった雨が急に降り、

明くる朝、

星が散っていた。





雨上がりの、秋晴れの。風の強い日。

そんな本日。






 ミラクル起きました。











今日、10月7日は
Coccoのライブ。東京ドームシティーホールにて。

「ベスト盤ツアー5本〆」の、4本目。
当然、行ってきました。



ライブハウスの、立ち見。

場所は、ど真ん中の、前から5、6列目くらいの。グッドポジション。






それでね、









Coccoが、
○○○○を歌ったの、で、その時かぶっていた花の冠(たぶん手作り)を、客席に投げましてね、


それ、



ゲット!してしまいました・・・*



、、キャアアアアーーーーーーー!!!心の中で高らかにキャアアアアアーーーー!!!!




うれピンク!まじうれピンク!

世界が虹色に光って見えました。





CoccoシールでカスタマイズしたMac Book Proと、記念撮影。

千日紅。


ひとつ残念なのは、
前に居た女に一部えいっとむしりとられて、冠が崩壊してしまったこと・・・。

愕然としたというか、悲しくて、呆然としてしまった。

でも、まあ、
欲しい!て気持ちは、みんなそうだから、しょうがないか。と。


なにより、
ゲットできたミラクルが、嬉しい。手が長くてよかった。

まさか、Coccoが冠っていた花の冠を獲ってしまうなんて。

嬉しい。

そして、
ちょっと怖い。
幸せすぎて。


思えば、先週の怒濤のライブ参戦ハッピー週間には、
自転車の鍵を無くしたり、
ネックレス(もちろんCoccoのツアーグッズの)のチェーンがちぎれたり、
自転車がパンクしたり、
散々なことも多発しました。正負のバランスを取らされたのか。まあ、命に別状ないから、その程度で済むんなら全然いいんですけど。


今回。冠を獲ってしまったからには・・・


考えると恐ろしい!だから考えないようにしよう。

あー、どうか!なんか、変なこと起きませんように!念念念・・・



とりあえず、

花冠はドライにして、家宝にします*






このたびのCoccoライブツアー、残るはもう、最終日の大阪だけ。
早いもんだな。。。


もちろん、行ってきます。





蔵出し花だより

2011年10月06日 | 徒然 -tzure-zure-

秋桜(コスモス)。

そんな季節です。





これは、先週の。
京都は嵐山電鉄沿いに、道に迷って歩いていたときに出会った風景。




方向音痴も、損するばかりじゃなくて。想定外の風景に出会えます。








京都で見た花たちを、ちょこちょこ。



ヒガンバナ/曼珠沙華(マンジュシャゲ)と、猫じゃらし。


前持ってた山口百恵のベストに、曼珠沙華(マンジューシャカ)って曲があって、サビかどこかで「マンジューシャカ、、。」て歌うとこがあって。そこしか思い出せません。かのCDはとっくに売り払って手元に無いし、iTunesに入れてたデータも消滅してしまった今、にわかに聴きたくなっても、もう聴けない。「やってられないわ(ぁ)。」ってフレーズのある歌が、なんか好きでした。たしか、「絶体絶命」だったか。

データのバックアップはお早めに。






ついでに、最近の花風景を。


花水木(ハナミズキ)の実。

太秦(うずまさ)の聖徳太子がまつられてるなんとかかんとかって寺で見ました。
道に迷った果てに行き着いた、初・太秦。






ランタナ/七変化

今年もまた、お手入れさせていただいてるお庭で、香りいっぱいに咲き誇っていました。




百日紅(サルスベリ)

今年もまた、駐車場のアスファルトの隅っこの隙間に、実生(みしょう)で。無事生えて、無事咲いてました。




青花藤袴(フジバカマ)

今年もまた、夏の終わりから、事務所の庭にちらほらと溢れ始めました。






葛(クズ)

藤の花に似ています。



行き帰りに通る謎の森から威勢良くはみ出して、甘い香りを漂わせています。





野太い蔓は、細工にも使われるほど頑丈。
先の台風の時に、いつも通る道にぶらんと垂れてて、奴は自転車で潜りぬけようとした私の首を締めたのです。あやうく殺されかけました。










紫式部(ムラサキシキブ)

ほんと、昔こんなガムあったよなーと思い出します。




屁糞葛(ヘクソカズラ)

可愛いのに酷いネーミング大賞。





千日紅(センニチコウ)

今年、いろんなところで使って、植えて、事務所の庭にも植えました。長く可愛く咲いています。



草花火(クサハナビ)/タリナム

多肉系。ちいさくて繊細な花。





番外編:今年見た花火。

味の素スタジアムから打上ってたやつ。確かエーベックスのフェスみたいなやつの。
味スタの隣の公園に、花火だけ目当ての人々が沢山集まっていました。




ついでに番外編。前に載せたっけか。

タヌキ。

行き帰りの道すがらの公園あたりで、けっこう出会います。年に3、4回出会してます。




風船葛(フウセンカズラ)

夏じゅう、小学校のグリーンカーテンになっていたけど、あっという間にくたびれてきました。



クレオメ/西洋風蝶草

行き帰りに通る、石積みの気になる庭で、ひょいひょいと立ち上がって、染めています。美しいです。




更級升麻(サラシナショウマ)


野川公園の自然観察園で。パッとした白いブラシ。この奇想な野趣に、ぐっと来ます。



臭木(クサギ)の実

衝撃の美。星形の紅色の萼と、コバルトブルーの実。この奇想な野趣に、愕然とします。




釣船草(ツリフネソウ)

野川公園の自然観察園で。水のほとりに。



犬蓼(イヌタデ)

たぶんイヌタデ。。。ちょっと自信ない。凄く好きな、雑草扱いされてしまう、この季節の野草。




エゴノキの実

花ともども、梢いっぱいにぶらさがる、かわいらしさ。大好きです。







秋海棠(シュウカイドウ)

イージーなピンク過ぎて、あんまり好きじゃない。珍しく「好きじゃない」とはっきり言える花です。




水引(ミズヒキ)


嵐山から、桂川の上流へとゆく小さな遊歩道で。
繊細。




ハゼラン、そして彼岸花(ヒガンバナ)

ハゼランの風に揺られる様は、大好きです。繊細で。



栗(クリ)

今年の梅雨前に作った庭に久しぶりに行ったら、散らばっていました。隣のクリ畑から。




萩(ハギ)

京都の苔寺に入る手前で。わさわさと花茂っている様は、繊細ながら豪勢で。しかし、花ひとつひとつがほんとに繊細すぎて、写真に捉え難い。







稲。田んぼ。

京都で見た、秋の色。



薄(ススキ)。もうすぐ咲く、手前の穂。



山茶花(サザンカ)。
鹿児島のおばあちゃんが、その名を冠した短歌雑誌に投稿していたのを思い出します。
5・7・5・7・7のお決まりのルールを結構大胆にぶち破っていたおばあちゃんの歌が、真面目くさった叩き込み記憶系勉学ボーイだった自分にとってけっこう衝撃だったのを、思い出します。



紅葉(モミジ)

苔寺に入る手前で。少しずつ、色めいて。





モミジ。東京の八王子で。
ひとつだけ、もうしっかり紅くなっていた。


以上、
在庫一掃蔵出しセール的:花便りでした。






秋の序

2011年10月05日 | 徒然 -tzure-zure-
関西遠征旅を含むライブ参戦と現場の佳境とが交互に組み合わさって、見事にごっちゃ混ぜになった、大変エクストラオーディナリーにエキサイティングな一週間があっ


、という間に駆け抜けた。かと思えば、

もう週の半ば。

「今日こそブログを。」
と思うばかりで日々はタカタカと過ぎてゆきました。




旅日記はまた別で書くとして。


金曜日の、東京事変のライブ@府中で、
ついうっかり、「手旗」を買ってしまいました。300円でした。

ライブで、こう、右へ左へ、あおられるがままに振るのですが。毎回ツアーのたびに出るのですが。一回買って、帰宅したその夜、「果たしてこれはなんと、もはや何ら使い道の無い、、」と、とても後悔したので、以来買うもんかと意地張っていたのですが、

なにしろ、前から3列目で、リアルに超ど真ん中という、
未だかつて無かった凄い良席だったもので、林檎さんからも見えてしまうし!と、ついつい。


ちゃんと振りましてよ。


で、

例によって、
今、部屋の隅っこで彼は、為す術無く 転がっています。







思い出せる範囲で、徒然と。




火曜日、
鼻水がなんだか止まらず、風邪疑惑。最近、周りも体調を崩している人が多い。らしい。季節の変わり目のこのシーズンだもの。
まずいなー、こんなときに。。なんて思ってたら、
もう治ってた。

火曜日。
五角形平面の片流れ屋根の小屋の図面がどうしてもうまく描けなくて、久しぶりに「建築模型」を作った。模型は苦手、、というか億劫で、ひたすら避けて通って来た。なるべく絵でなんとかしようと。でも今回はどうしても超えられないハードルが立ちふさがり。そうはいっても、適当な紙っぺらでざっくり作った、適当模型。

それでも、
模型で作ったら、あっという間にイメージが決着した。
おそるべし。

しかし、建築から離れたはずなのに、微妙に足を突っ込みつつある。。。








帰って、
久しぶりに自炊。諸般の事情により、マネーがオールモストにゼロなので。大慌てで。

麻婆豆腐を作りました。

そういえば前にも「自炊するぞ!」なんて、一念発起した気が。その一発目が、麻婆豆腐だったような。
そしてその日にお米の在庫が終了したため、わずか一日で終わってしまって伝説化してしまった幻の一念発起だったような。


そんなわけで、久々の自炊。
なぜかまた麻婆豆腐。
なぜかというか、たぶん簡単だから。


しばらく休眠状態だった中華鍋に、とりあえず油をならし、熱し、さて、まずは水だったかしら。と、水を注いだ



ぶわんと煙が上がり「、・・ビーーーー!ビーーーーー=ビーーーーーー===!!!!カジデス。ビーーーー!!!!ビーーー====!!!カジデス。ビーーーー!!!・・」

って、超びびった。火災報知器、初めて鳴らしました。「ちがうちがうちがいます火事じゃないです、誤解です」とかつぶやきながら、あわててスイッチっぽいのを押した。無事止まった。「びびらせやがって・・」とひとりごちて、ひゅう、とひとつ口笛を吹いて、何事も無かったかのように料理に戻ります。しかしなんとやかましいこと。サイレンとか、バイクのぶぶぶぶおおおんとかいう、あれなんていうの、マフラー?とか。ああいう、空間を無遠慮につんざく、押し付けがましく強烈な爆音系が凄く苦手なので、ほんとに嫌な気になった。

みなさん火事には気をつけましょう




(文脈と関係ないけど、ヒガンバナとハゼラン。)





ところで
麻婆豆腐は



美味しく出来ました。味覇(ウェイパー)とオイスターソースと花椒(ホワショウ)とイタリアンパセリを少しずつ入れました。
そういう、ちょっとだけ添える系の調味料ばかりは、無駄にそろってたりする。主食になるような材は無いくせに。

ちなみに汁物は、ゆばのお吸い物です。三つ葉とゆずという、最強のセットが入ってます。
インスタントです。


その後、タイミング良く大家さんから今川焼をもらったので、お茶を入れて、頂きました。

気づいたら寝てました。






そして水曜日、

雨。



また、ぐんと、寒くなりました。

フリース、ヒートテック。羽毛布団。厚着、厚着。

とにかくあったかくあったかーーくして、万全の体勢にしとかないと。






先週完工した埼玉の現場へ、最後の仕事。クロモジの苗木を届けました。
枝を切ると、青く澄み切った、甘い香りが放たれます。

秋田で知った、思い出の香り。大好きな香り。


自画自賛ながら、またひとつ素敵な庭が出来ました。

なにより、
お客さんが喜んでくれているのが、目の前で、直接伝わってくる、それが一番有り難い。







雨だけど、
キンモクセイの香りは、しっかりと漂っています。

滲んで淡く揺らぐこともなく。空間に満ちたまま、

甘くとろけそうな心地にさせられます。

なんせ、普通に息をしているだけで、甘い香りがするすると入って来てくれるのだから。




ただ息を吸うのさえ、嬉しくなります。








秋の、序の口。








くらくら日和

2011年10月03日 | 徒然 -tzure-zure-
街じゅう、
キンモクセイの香りに満ちている。





隣の家に、大きな立派なキンモクセイの生け垣があって。

たっぷり咲いている。

窓を開けると、
たっぷり注ぎ込んでくる。

寒い。

でも、

なんという贅沢。


うれしすぎて、くらくらする。





日曜日。



ちょっと寝すぎて、くらくらしながら、

あわてて昼過ぎ、外に出る。


前日パンクして、ただちに直したチャリで。

数センチ上の空を まるで滑るよう。

なんか調子悪いなあ、どうも遅い、疲れる、と、うすうす気づいていたけど、
買ってから、空気をちっとも入れずに3ヶ月。タイヤのチューブがひしゃげて、ぼろぼろにすり減ってた。


最低でも一ヶ月に一回は空気入れてくださいって言われる。

そんなこんなで、
一回つぶれて、よみがえったチャリで。



走れば、

ふいっ、ふいっ、っと、キンモクセイの香りが撫でてゆく。溶かしてゆく。


なんて贅沢。

うれしさ余って、くらくらしながら。







目的地の道すがら、

野川公園に立ち寄った。


木の香りの息が吸いたくて。




そしたら








真っ盛りの、彼岸花。


一面の、彼岸花。








緑と赤。

赤と緑。

ただそればかり。






光る赤、陰る赤。


ただそれに見惚れる。








くらくらした。


めまい。


ふうっと、
吸った息を吐くのを 一瞬忘れる。







くらくらした。



あまりにも浮き立った鮮やかさの、赤に。


一面にひしめく あまりの赤の圧倒。















この後、
吉祥寺に行った。


「南桂子 生誕100周年記念展」を見ました。



大好きな作家。

その空間の絶妙さ。色の繊細さ。抽象化の大胆さ。

心底感嘆して、感心してやまない、尊敬する作家。



また打ちのめされて、

くらくらした。



その後、吉祥寺の町へ。本屋、CD屋。

とにもかくにも、

ひしめく人々。

ひしめく店。


その情報量の多すぎる町の、その回転の速すぎる流れに、

また、くらくら来た。







日曜日。

くらくらしてばっかりだった。





金銀木犀速報

2011年10月01日 | 徒然 -tzure-zure-
水曜日、

今年最初の ギンモクセイの香りに
出会いました。



京都は上桂の、常住寺にて。


早朝、京都に着くと、
嵐山へ。それから、桂川沿いを上流に少し歩いて。

また、下って。

それから、延々、京の太秦あたりの住宅街をさまよって。


その後、
地蔵院=通称:「竹の寺」に行き、

それから、
西芳寺=通称:「苔寺」に行きました。



その後、
鈴虫寺にも行きました。



その後、建築学科時代の友人が出展している「U30」という、建築展示会を駆け足で廻って、

Zepp 大阪。Coccoのライブツアー、2本目。
2日前に続いて、2本目の巡礼ミサ。

素晴らしかった。


そんな旅の話は、また別の機会に。




また暑さがぶり返した今日。


この日に完工する 南大沢の現場に向かう車中。

ふわーっ、、っと、

甘優しい香りが舞い込んできました。



あの、香り。



キンモクセイでした。
今年の初・金木犀。


よくよくキョロキョロして見れば、
そこかしこに、つぼみを膨らめたキンモクセイが。


トンネルを抜けるときでも。

匂いの成分って、どこまでも飛ぶんだろうか。風に乗って。衰えることなく、どこまで飛んでゆくんだろうか。

凄いなあ、と感嘆。







そして、夜。

またライブでした。月水金と、ライブ。
ただしこの夜は、Coccoじゃなくて、東京事変。


会場は、自分の会社からチャリで10分くらいという奇跡的ありがたき近さ、
「府中芸術の森劇場」。まさかの近さ。

そして、
まさかのど真ん中前から3列目という、特等席。


ま、

そんな話もまた、別の機会に。


とりあえず今回は、

この香りの到来を伝えたくて。





水曜日には、銀木犀。


金曜日には、金木犀。






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