歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

宮古島2013~その3

2013年09月26日 | 宮古島 -miyakojima-
3日目。最終日。

昨日行った、(推定)ベストなビーチ:新城(あらぐすく)海岸で、
海の色々な遊びは満喫しきってしまったので
2日目終了の時点で ほとんど「終わっちゃった」感じだったのですが。

最終日。だめ押しに、もうひとつのビーチ。
社長推薦の「前浜ビーチ」に行くことに。

行くとなったら、



ちゃんと水着に着替えて、準備万端です。



去年は初日に、男子チームだけで行きました。

この前浜ビーチの特徴は、

綺麗で、ものすごくやわらかい、白砂。



そして、
安全で、おだやかな海。





ビーチは普通、
珊瑚の骨や、尖った石、中にはガラスの破片やゴミなんかもあって、
素足で歩くと危険です。ベストなのは、マリンシューズを履くこと。
(※ちなみに、新城海岸には、マリンシューズ他、必要装備一式を貸し出してくれる海の家があります。)


ここは「リゾート」として管理されているため、こどもが素足で駆け回っても安心。
というビーチなのです。




初日、二日目と、「海が怖い!」とギャン泣きしてた子も、


パパの特訓のおかげで、入れるようになりました。

たたたたーっと、波打ち際まで駆け込んで、



さすがに全身飛び込んだりはしないけど、



さざ波が足を洗うのを、じーっと味わっているご様子。

そしてまた、



たたたたーーっと。浜へ戻りつ、また海へ行きつ。




昨日はあたたかくて、温泉みたいな心地だったけど、



今日の海は冷たい;

でも、
思い切って いったん身を沈めてしまえば、新城の暖かい海と同じ。
風吹き付ける浜辺のほうが寒くて、もう、容易には出れません。





この日も、おちゅな(砂)であちょぶ(遊ぶ)のに夢中なs君2歳。

「いっちょ(一緒)にやろー。」
って誘われたので、もう写真を撮るのも忘れて、ガツガツ掘りました。

「よいちょ。よいちょ。」って。超可愛い。
こっちもつられて、「よいちょ。よいちょ。」赤ちゃん言葉になってしまいます。

よーいーちょ。よーいーちょ。

すると、



水がじわじわ湧いてきて、ちっちゃなプールが出来ました。

「ままー。みてごらん。」



hくんもやって来ました。



手当り次第に奔放に突っ込んで行くsくんと比べて、
基本的に警戒とじっくり観察からスタートするhくん。やっぱり超おそるおそる。

でも



年上のお姉さんも加わって、プールで一生懸命。



三者三様に。



飽きっぽいs君は、もう「ぶっ壊し」にかかります。



その様子を、じっと観察するhくん。
2歳チームの世話役からだんだん自分の作業に熱中していくaちゃん。



見ていると、ほんとに面白い。
とにかくノンストップで、新しい楽しみ方を繰り出すこどもたち。

いち早く飛び出したsくん、



やっと水際へ。



水際の濡れた砂をかき集めてる?





引っ掻いて、引っ掻いて、



なんか、新しい遊びを思いついたみたい。

「いーこと おもいちゅいた。」って、言ったりします。





オトナには思いつかない、謎の「あちょび」に、「よいちょ。よいちょ。」いっちょーけんめい。



あ、もう終わったらしい。

sくんが、ひと段落して飽きて、次のあちょびにとりかかるころに、
hくんはやっと、さっきまでのsくんのあちょびの痕跡に、踏み込みます。おそるおそる。
そして、一人で自分なりに遊び始めます。



sくんは、ママと海へずんずん進んで行きます。



昨日の海を怖がっていたのは、海というよりも、紫色に見える珊瑚や岩礁が、怖かったみたい。
この浜の海には珊瑚礁が迫っていない。だからか、今日はずいぶん平気そう。




あ、



飛行機!




飛行機が、しばしば通って行きます。







水着に着替えないまま海に飛び込んでしまったのを、着替えさせようとしたら、



逃げる。



走る。



走りっぱなし。



自由。



今度は、お絵描き。

「これ、なーんだ。」

なんだろう?さかな?

「おいも。じゃがいも。」

うーん、想像の斜め上。




熱中。

でもひとしきりやって
飽きて、



「ままー」

着替える気になったか?
と思いきや。



ふざけています。

ほんとに一挙手一投足、予想出来ない。

そしてとにかく、



可愛い!





hくんは、さっきのプールで。なにやら、キャッキャと。
和やかな家族の肖像。

このあと、ここに特攻して行くsくんによって、
和やかな空気は吹っ飛びます。




sくんは、また何やら一生懸命。



「いいものみちゅけたー!」




え?なに?なに?



「おちゅな」

。。。砂か!

想像の斜め上。



なんかまた、一生懸命。もとい、「いっちょーけんめい」。

「ねー、いっちょにやろー。」
また、ちゅてきなおちゃちょいが。

いっちょになってほる。がんばっちゃう。

あ、



「やどかり」があらわれた!
可愛い!

「やどかりちゃんだー」

それを



容赦なく襲撃する巨人!
砂をとって投げる。砂をとっては、投げる。

あらあらあら。こらこら。




そうしてまた、だいちゅきな「おちゅなあちょび」に興じる。


一方hくんは、



渚を駆ける。走り方が可愛い!動画撮れば良かった;;



キャーー!って。可愛い。




そんなこんなで、午前中いっぱい、
戯れて、楽しく過ごちまちた。



さて、午後。

宮古そばを食べたあと、
さっきの前浜ビーチから見えていた橋を渡って、

小さな離島、「来間島(くりまじま)」へ。



そこには、



こんな小さな、海へ続く道があって、



こんな浜がありました。


これまた新しい風景。穴ぼこだらけ。



ちびっ子にとっては、ひょいとまたぐことも出来ない、一個一個が絶望の落とし穴。
おそるおそる。



やっぱり「ままーー」ひっしとしがみつく。
でもだんだん馴れて来ると、



果敢に。



やどかり、ふたたび発見。



「やどかりちゃん、どこー?」

一生懸命。



追いかけすぎて、
やどかりも、ぐったり。岩を転げ落ちたりしながら、逃げて行きます。





そこへ、

「あ、飛行機!」



また飛行機が。



「ひこーき!」

いいねー。良いショットだねー。

そんなことしてるうちに、あんだけのんびりゆとりがあった時間も、無くなってきました。

帰りましょう。



「まま、だっこちてー!!」号泣。だっこしてくれ、さもなくば絶対ここから動かん!というすごいダダこね。

世界の終わりの様な号泣。

根負けしておんぶ。


たちまち泣き止んで、じんわり満足げにほくそ笑む2歳、したたか。



空港でもやっぱり、駆けずり回って、暴れ回ってしまうベイビーズ。



興味は秒単位でころころ変わり続け、めまぐるしく動き回る。




とにかく走る。



真似して相乗効果ではしゃぐ。叫ぶ。飛び跳ねる。



それでも、なんでもかんでも



飛行機になんとか詰め込んで、

長丁場を経て、



東京、羽田に戻ってきました。



到着は22時。それでもハイボルテージ。
飛行機内で抑えられていた分まで爆発している模様。



そんなこんなで、



気づけば、子どもたちばっかり撮っていました。

最後の最後、
リムジンバスで愚図ってしまって、グデグデになって、
チケットをビリビリに破り捨てて、



寝落ちするまで。





以上、
サクサクっと駆け足で振り返ってみました。
1年ぶり2回目の宮古島。新鮮さはさすがに1年目に勝る訳なく、
とにもかくにも、2歳児のアンファンテリブルっぷり(超大変な可愛さ)を、どっぷり楽しんだ旅となりました。

おしまい。






※宮古島の風景をもっと見てみたい方は、どうぞ一年前の旅の記録のほうを、御覧あれ。
(カテゴリー「宮古島-miyakojima-」でまとめてるので、つらつらーっとたどれます。)




次はいよいよ、自分的には本題、
イギリス旅日記の始まりです。




RHSJ

2013年09月25日 | 仕事 -work-
英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)の月刊会報誌 9月号に、
記事が載りました。




「庭における石の使い方について~日本と英国の比較~」というテーマの特集記事で、
英国の部分について、担当させて頂きました。
お世話になっている造園家:高崎康隆先生との連名記事です。




会報誌なので、御覧頂ける方は限られているかと思います。
が、
いずれにしても、公に出回る出版物に署名記事が載ったのは、(多分)初めて。
単純に、嬉しいです。緊張半分。

文字数や、添付できる写真の限られた中で、
広く一般の方に向けてわかりやすく、文章を書く。という行為。

およそ、大学の卒論以来だと思います。
さっぱり使っていなかった脳みそのある部位を、久っしぶりに、ぎゅいぎゅい絞り上げた気がします。
ほんとに勉強不足で拙くて、もう世に出ちゃった今でも、申し訳無い気持ちで一杯ですが;
とりあえず、編集さんって凄いんだなと、思い知りました。




そもそも、この企画は。

渡英計画中(だけどまだ具体的なことは何もしてない時期)に、先生にお会いして、
「今度の夏こそ、イギリス行くんです!」って話を 吹っかけさせて頂いた折。

「イギリスに行かれるなら、ちょうどこんな企画があるんですが、書いてみませんか?」と
持ちかけて頂いたお話でした。

おかげで、
「取材しなければ!しっかり、見て回らねば!」という意識を携えての周遊になったため、
とても学びの多い、充実した旅になりました。ありがたや。




で、

そんな英国の旅日記も、始まりそうで始まり切らないまま。。。
ジリジリ感もそろそろ限界。
そろそろ、ほんとに始めます。




というわけで、
RHSJ会報誌、9月号。御覧になる機会がある方は、ぜひ、ご笑覧ください。m(_ _)m
自分の拙い寄稿はともかく、高崎先生のまとめられた「日本の庭における石」の記事は、とっても平易で読みやすく、勉強になります。


ちなみに、まめ知識。
RHS(英国王立園芸協会)は、もちろんイギリスに本部がある機関ですが、
他国の支部は、ここ日本以外にありません。詳しくはこちらのリンクをどうぞ。↓

“RHSJのホームページ”



ちょっと嬉しかったついでに、
物を書く仕事も、してみたいな~~、なんて。



宮古島2013~その2

2013年09月23日 | 宮古島 -miyakojima-
二日目。いきなり今回のハイライトです。
ビーチへ!

今日こそ、海に入ります。泳ぎます。魚見ます。



選んだのは、
昨年 数カ所巡った中でもベストだった、「新城(アラグスク)ビーチ」。


初日もビーチへ行ったものの、
みんな、水着を置いてきてしまって、

「すごいきれ~~い!、、、だけど、、あ~~、、、泳ぎたい・・・」
というわけで、
生殺し状態だったのです。

二日目。ホテルからしっかり水着を着込んで、やる気満々。


子どもたちももちろん、元気。


行きがけに立ち寄った農協でも、社長へ「アンパンチ」の猛襲。


いざ、海に行くぞ!と張り切っています。




着きました。



綺麗!!



駆けるベイビー!この子は、2年目のアラグスクビーチ。


ところが、



いざ海に入れようとすると、爆泣。
「こわーーーい!!イヤーーーー!!」
ポロポロ、まるい涙のつぶを、文字通りポロポロと零して。

初めてのこの子は、馴れるまでちょっと時間がかかりそう・・・。

でも



2人セットになると、ちょっと強くなります。
一方が楽しげに水をパシャパシャやってるのを見て、真似したくなるみたい。

つま先からちょっとずつ、入って行きます。


「ママー、だっこちて」

だっこ大好きっ子。
さすがにまだザブザブ中に入れないので、だっこを要請する子。結果、


ぎっちりしがみついたまま、海へ。
半分怖いけど、好奇心も強い。

透明な水の奥に、キラキラ光る魚が見えるよ。




浦島太郎と亀の構図。


おとなも、こどもも。



ひとしきり、遊びます。

あたたかい海。むしろ、海の中の方があたたかくて、
上がると風が冷たくて、寒いのです。

「上がりたくなーい;」って、温泉状態。





このビーチがベストたる所以の一つ、それは


広い屋根付きの無料休憩所があること。

この南国の強烈な陽射し、のんきに曝されていたら大変なことになります。

ひとしきり海で遊んだら、ここで休憩。
次のターンに備えます。その繰り返し。




号泣してた子も



楽しみを見つけて、すっかりコロッと元気。
そして、



はしゃぎ疲れて、眠る。



こどもはめいめいに、自分の遊びを発明する。




去年は結局 海に触れぬまま、砂遊びに興じていたこの子、
今回も砂遊びがメイン。

「おちゅな」がよっぽど好きみたい。




そんな感じで、朝から、昼過ぎまで。

めいめい、好きなタイミングで、海と浜を、行ったり来たり。

のんびり過ごしました。

自分、今回もっぱら泳いでばかりで、写真がほんとに少なかった。すみません。。




この日の夜は、社長の実家で夕食の予定。夜は長そうです。
というわけで、夜に備えて、夕方前にホテルに帰って、
シャワーしたり。身支度など。

しかし、夜までまだ時間がある。さてどうしよう、、となり、、、

急遽、「2歳児居ない組」だけで、北端までドライブしよう!ということに。



宮古島の北端には、「池間島」という離島があり、
「池間大橋」という橋で繋がれています。

車なら、町の中心から片道30分くらいで行けちゃいます。

島にさしかかったのは、ちょうど黄昏でした。



「うおおお!」
こんな風景が見られました。
橋が現れたときの感動。

写真では切り取られて端折られてしまう、ばーんと広がっている、海と空の壮大たるや。
見せられず、悔しい。



橋の西は、目映い黄金色が、鋼のようにギラギラ。


橋の東は


こんなやわらかくて甘い、エメラルド色。


まっすぐ伸びる橋を渡って、




小さな池間島を、ぐるり周回してみます。

なんとなく、海の方へ歩いていけそうなポイントで車を横付けして、
踏み入ってみると、、、、





崖っぷちがあって、、



こんな光景が。


波しぶきザパーーン。

名もなき、小さなビーチ。

素敵ポイントに巡り会えて、テンション上がりました。

こういう、元々予定していなかったところで偶然出逢えた風景のほうが、
あとで妙に、心に残ったりしますよね。

「うわ~~!」っていう、いわゆる‘感動’度が高いせいか。





この後、
社長の実家にて、夕食。



夕食のあと、
初日の頭に訪れた浜、赤浜へ。

昨年はここで、満天の星空(流れ星+天の川+ホタル付き!)を見ました。

今回は、十五夜目前で、月が煌煌と明るすぎて、、、。満天の星空は、あいにく見えなかったけど。

ベイビーズはこの日も、最初から最後まで、跳ねて走って、騒いで。
おとながぐったりするほど、フル稼働でした。

この勢いは、最後まで続きます。





 >>3日目へ続く。>>


宮古島2013~その1

2013年09月22日 | 宮古島 -miyakojima-
9月15日。4時半、未明。
起床。台風接近に伴う雨。

けっこう、大雨。

その大雨の中、傘なんて荷物になって困るので(というかそもそも傘持ってないので)、
業務用カッパを着て出発。

カッパがいつのまにか完全透水仕様に変化して居り、全身ずぶ濡れになりながら、
駅までの25分を歩く。

駅前からの直通リムジンに乗り込む。
周りが寝静まっているのを見計らって、着替える。

そんなこんなで、羽田空港に到着すると、



すでにハイテンション・ベイビーズ!

ぴょんぴょんはしゃぎまくっておりました。
もうすぐ3歳同士の2人が揃うと、相乗効果でボルテージが上がるみたい。

この後、旅の最中は基本ずっと、こんな感じになりました。
とっても楽しかったです。ハタから見てる分には。
お母さんたちはほんとに大変そうだけど;



さて。

早朝出発の、宮古島直行便に、無事乗りまして。

3時間くらいで着きました。




空港を出ようとしたところで
唐突な烈しいスコール!

でも、すぐに晴れて、



一年ぶり、宮古島の海に辿り着きました。
社長のおもひでの浜、赤浜。




相変わらず、



海も空も澄み渡って、
綺麗です。




2歳ベイビーズを前にすると、しっかり者のお姉さん役にならざるを得ないこの6歳ガールも、
子供らしくはしゃいでます。



可愛いお顔を見せられないのが残念ですが、とても絵になる美人さんです。

一方、大騒ぎの2歳ベイビーズたちは



海を警戒しています。
怖いみたいです。まだ入りません。




砂を掘ったり、
砂を投げてみたり。



今回の社員旅行は、昨年とは少し違うメンツで、
ちびっ子率が高くなりました。

さしずめ、ちびっこ持ちの集団家族旅行の様相です。



素敵な家族の肖像。


海には結局入らず、
走り回るベイビーズ。



以上。



最初の海、赤浜の模様でした。

自分は今回2度目だったせいか、撮った枚数が、ぐっと減っていました。
特に風景。
撮っていたのは、ちびっ子写真ばっかりでした。




続いて、2つ目のビーチ。



パイナガマビーチ。
中心街から、たぶん一番近いビーチです。





もちろん綺麗だけど、綺麗に整備されていて、ちょっと人工的な公園ぽい感じです。

以上。

この後、昨年と同じホテルにチェックイン。



また!走り続けるベイビー。



止まることを知りません。飛んだり跳ねたり。
見てて飽きません。

しかし、
お母さんはほんっとーに大変だなと、。。



ではここらでちょっと、風景的な写真。



ざわわ。ざわわ。ざわわなサトウキビ畑は健在です。



黄色い花です。名前ど忘れ。



ハイビスカス。美。


芭蕉のつぼみ。



戯れ合う蝶々。



鮮やかなランタナ。




路に落ちる虹色の光。


ホテルにチェックインした後、昼下がり、
時間があったので、散歩してみました。

すると、



お洒落そうなカフェ発見。外からは、中が全く窺い知れません。

入ってみると、


超素敵!

置いてある本も、ターシャ・テューダーとか、星野富弘さんとか、素敵な揃え。

素敵でした。散歩で歩きすぎたので、時間が迫ってしまい、
長居出来なかったんですけど。


夜、

ライブハウスへ。
弊社社長のライブなのです。



当然、
とんでもなくはしゃぎ回るベイビーズ。
2人がかりできゃあきゃあ、やんややんや。収拾つかない。



夕飯時というのもあるし、
静かに出来る訳が無く。はしゃぎすぎて、マザーズも手に負えず。
肝心の社長の出番が始まる頃に、あえなく退場。


以上。
初日でした。


今回、ベイビーズ率が高いし、観光的なことは昨年あらかた済ませてしまったという事もあって、
昨年よりも比較的ゆる~めなスケジュールで、この旅は進行しました。
行った場所も少なめです。

なので、
今回の旅ブログは、軽めにサクサクッと進行したいと思います。

色々詳しく濃厚に見てみたい方は、昨年のブログを御覧下さいm(_ _)m
たっぷり、エピソード10まであります。
(カテゴリー「宮古島 -miyakojima-」に新しくまとめ直しました*)


というわけで、




 >>二日目に続く。>>




宮古島ふたたび

2013年09月19日 | 宮古島 -miyakojima-
英国旅日記が始まった かと思いきや
ベトナム。

そしていよいよ イギリス篇スタート!




、かと思いきや!

宮古島に行ってきました。
1年ぶり2回目。社員旅行です。

台風を見事にかわして。
二泊三日。あたたかい海を、たっぷり満喫しました。
ぴょんぴょん飛び跳ねっぱなしのちびっこたちと、いっぱい戯れて。




台風過ぎ去った東京、戻って来てみれば
空気は静まり返って、風も静まり返って、
すっかり、秋の様相で。その変わり目に南国をはさんだせいか、
かなり唐突で、面食らう感。


次回は、そんな南の島の模様、熟成する前にささーっと、お届けしたいと思います。



[英国旅0-3]Night in Vietnam

2013年09月14日 | 英国 -england-
郵便局見ました



中華市場見ました



タクシー捕まえて



ぶいぶい走ってもらって



お次は、
「チェー」です。


チェーの名店らしい、小さな路面店に着きました。壁の色が蛍光キミドリです。
人気のようで、中はびっしり。

カウンターには、フルーツ関係と思われる、見慣れない食材がたくさん。


チェーとは。
色んな具材が入った、あんみつみたいな、ジュースみたいなものです。
ココナッツミルクベースの甘いものが主流。
こんなんです。



中身のタネを自分でセレクトする事も出来るみたいです。が、
どれが何だか、何がベストなんだかもサッパリわからないので、適当に。

自分は、「漢方チェー」っていう、なんか健康に良さそうなのを頼んでみました。

「サム・ボー・ロン(Sâm bổ lượng)」ってやつです。
(参考>>チェーの解説HP

ハスの実とか昆布とか、キクラゲとかナツメ、クコとか、入ってるやつ。

さて、そのお味は・・・・



・・・大・失・敗!

まずーー~~い;;

ふつうに甘いやつ頼めば良かったです。。。

ベイビー(離乳食挑戦中)は、
もっぱら、食べ物よりも氷ばっかり食べたがるみたいで、
ほんとに氷ばっかりご所望でした。



さて、チェーも、押さえました。
時間はそろそろ夕方へ。

旦那さんも仕事がそろそろ終わるので、レストランを予約して、
合流の準備。

いったんお家に戻ります。



道路情況は時刻関係なく、カオス。

あーここは、住めないわ。と、思ってしまいました。
日本の道路もそれなりにおっかない部分もあれど、やはり相当統制されてる。
この後、イギリスでも運転することになるのですが、イギリスは日本以上に、きっちりアンダー・コントロール。しっかりシステム統制されていて、基本のルールさえ間違わなければ、けっこう安心・安全に、どこでも行ける感じでした。
あーこれは、住めるわ。って、思いましたもん。イギリスは。


まあ、イギリスの話はまた追々、ということで、

マンションに帰還し、一息ついてから、
いざ、夕飯へ。再度出発です。



ベイビーは元気です。

外はもう



夜。




ベトナムの町は、幹線道路から一本奥に入ればもうカオスなので、
車が入れないせまい道、無理矢理なら行ける、っていうような一方通行道路とか、
ここまでなら行ける、って突然切れたりとか。入り組んでいます。

レストランも、車では行き着けませんでした。運転手が途中で「もう無理。ここで降りろ」って、放棄。
値段でもめたり。おつりくれなかったりとかもあり。
「こいつは大丈夫かな、、」って、毎回ちょっとした緊迫があります。
タクシー乗るだけでも、闘いです。
日本はヘイワだわ。。。しみじみ、思いました。

、て、

そんなこんなで、



へえ、夜の表情はこんななんだ、、と見渡しつつ、



知らない夜の町はやっぱり怖いので、ドキドキしつつ。



なんか、野良犬が多い。痩せてる。
狂犬病とかもざらにあるみたいなので、奥さんはことさら警戒。
だっこ嫌いで歩くのが好きなベイビーだけど、さすがにここらへんはだっこ。



しばし歩いて、

レストランへ。



ここも、元はフランス領時代の邸宅だかなんだかということで、
瀟洒な雰囲気。




旦那さんも合流。



さーー、ベトナム料理、食べます!



美味い。
豆腐揚げたやつとか、超美味い。


氷と枝豆以外の食に興味が無いベイビーは



気もそぞろで、全然落ち着かず、
しきりに部屋を出ようとします。。枝豆や氷で釣るも、限界ある。
何か、この部屋には滞在したくない‘なにか’を、感知してるのか・・?と思われるほどの、
嫌がりっぷり。

やむなくパパと、ウロウロ散歩へ。
(旦那、とっても子煩悩な良いパパ、やってました。ちょっと意外なほどだったので、面白く観察。)

なんか大変だね~~、とか言いながら、もぐもぐ。いや、ほんとに美味い。美味かった。

あれもこれもと、味わうので気持ちがいっぱいで、メニューを詳しく覚えてないし、写真もろくに撮らず、メモもしてなかった。。。ので、
すみませんが、レストランのシーンは これにてあっさり終わります!
ごちそうさまでした。




飛行機の出発は深夜0時過ぎ。時間がまだあるので、

夜の空気を吸いつつ、



旦那の職場に訪問してみたり。

そういえば、この日のホーチミンは風があって涼しくて、
東京よりも涼しいくらいでした。夜はなおさら。


それから、



近くのカフェへ。




暗いのでわかりにくいけど、とてもお洒落。



タイルもお洒落。両サイドは池。
入り口には、ガジュマルの気根みたいなのが垂れて、すだれカーテンみたいになってる。


中もお洒落。



なんか祭壇みたいなものが。




天井すげー高い。
調理場との仕切りの、ビニールカーテンが、長い。


で、また何頼んだか忘れたんだけど、



発泡系の、甘いヨーグルトチックなお酒っぽいやつを。
瓶のふたは、くるくるっと巻いたバナナの大きな葉っぱを、楊枝で止めたやつでした。



ストローは、さとうきびみたいな、木の枝みたいな、なにか。



ポップコーンはセルフサービス。勝手に取って食べてよいそうな。

ベビーは、持ち込みの枝豆を食べたり、
相変わらず、氷を食べたり。


2年ぶりに会えた大好きな友人夫婦と、赤ちゃんと。
懐かしい、のんびりしたひと時を過ごしました。



氷も枝豆も尽きると、ベイビーはまた
歩き回り出します。

またパパがお守りを。



池の金魚を見せていました。

「カー。」

「そうだね~、カーだね~。**ちゃんは天才だね~~。」

可愛い親子。





空港には、2時間前、余裕を見て3時間前くらいに着いてればまあ、大丈夫でしょう。

ということで、22時頃。

空港までの道はすんごい渋滞するから気をつけろって、ガイドブックに書いてあったから超心配したけど、
タクシーの運転手がどうやら有能な方だったらしく、巧みなルートで行ったらしく、
無事、余裕の到着。






空港の中には、彼らは入れないので、ここでお別れ。

では。

「カァムオン。」

唯一覚えたベトナム語。

「ありがとう。」の意。「cám ơn」。
(ほんとはもっと、状況に合わせて付けるべき単語があるっぽいですが。)

これ、
英語の「Come on」に発音が似てるので、覚えやすい。


では。

ここから先は、再び不安まじりの、一人旅です。






いよいよ本題。
いざ、イギリスへ。









[英国旅0-2]ホーチミン・カオス

2013年09月10日 | 英国 -england-
右も左も、言葉も何もかも分からないベトナム。出迎えてくれたのは、
ちっちゃな可愛い子。



と、そのお母さんでした。
彼女は建築時代の友人。現在、ホーチミンシティー在住。
旦那も、同級生の友人。

そう、
そもそも、イギリスに行くのにあえてトランジットの長いベトナム経由を選んだのは、
この友人夫婦に会いたかったからなのでした。

約2年ぶりの再会です。
そして、
1歳ちょっとのベイビーには、初対面。

1歳ちょっとか、まだよちよち歩きでさぞ可愛かろうねえ。
、と思ったら、

「この子、歩くのがすごく好きなの。」

と言われている矢先に、どんどんがんがん、勝手にずんずん歩き回り出します。
あらあら何処行っちゃうの!とヒヤヒヤ。

びたーん!
と転んでも、おもむろに、むくっ、と一人で起き上がる。そしてまたずんずん、歩き出す。

なんか、ひたむき。

「この子、転んでも泣かないの(笑」

すごい。強い。そして、可愛い。




早速、タクシーに乗り込みます。街中まではタクシーじゃないと無理だって。
ぼったくりタクシーも居るので、気をつけないといけないそうです。

タクシーを捕まえて、てきぱき、きびきびと指示する彼女、逞しい。
すっかり頼りっきり。

タクシーから見えるのは、



おそろしい量の、バイクの群れ。車の後ろに、横に、前に、容赦なく割り込んで来る、入り乱れる。
ナウシカの、王蟲がどよどよと押し寄せるシーンを思い出す。。。

タクシーも負けじと、「ビー!ビー!」って、クラクション鳴らしまくるし、
ぐいぐい車線変更、っつーか、追い越し上等、っつーか。ぐいぐい、攻める運転。


それを見つめる子。



興味津々?

それにしても、ホーチミン、
「すんごい都会」です。第一印象は、それ。

そして、「やたら広い。」
町が途切れずに、延々と、同じ様な賑わいの都会的風景が続く。

古いのも、新しいのも、ごたまぜの。



工事現場もたくさん。

びっくりしたのは、作業員さんが、



素手だったり、ビーチサンダルみたいのだったり、凄くラフすぎる恰好だってこと。
ガラを運ぶのも素手だったり、
コンクリならすのも素手だったり、っていう、
「え~~;大丈夫?」
っていうシーンがいっぱい。


そしてバイク。とにかくバイク。



「カオスだわ。。。」

初めて目にする、外国のアジア。
なんでもありじゃい!っていう勢い。

圧倒されました。


そんな中、
ああ、


木だ。
ガジュマルかなー。南国の木だ。

走り去って行くカオスな都会の風景の中に、ありのままの自然を認めると、ほっと、嬉しい。





とりあえず、友人たちの暮らすアパートへ。
重いバックパックを下ろさせてもらいます。

アパートって言っても、けっこうな高層ビルです。



着くや、たちどころに、



眠る子。

眠る子を見つつ、お茶タイム。
ちなみに手前のは、手づくりクッキー。
これは、旦那の方がよく描くイラストをモチーフにしていた。ので、懐かしくて、ふふっと。



部屋にちょこんと、ひとつぶ。小さな生命体。

可愛い。



見ちゃうね~~。ずっと見ちゃうね~~~。


ああそうそう、お土産を。

事前にリクエストがあったので、買いそろえて参りましたよ。



「じゃがりこ」他、
メイドインジャパンの、インスタントな食品。お菓子。酒のつまみ系の、乾物類。
旦那用。

なんと、偶然にも翌日、奥さんとこのベイビーは日本に一時帰国することになっていて、
しばらく旦那は一人になる、しかし、彼は料理を一切出来ない、というので。

ちょっとでも間が持てば、ということで。

保存用に、炊き込みご飯のおむすびをたくさん作ってから、

「じゃあ、ホーチミン観光へ。」

改めて、出発です。

ベイビー、寝起きにぐずる、、、かと思いきや。

すくっと、



すみやかに起動。そしていきなり とことことこ~~と、歩き回り出す。
思わず呆気にとられる。


あ、



私のバックパックに興味を示したか!

一生懸命、なんかいじってみている様子。

ううむ、、、可、、愛い。

でれでれで、見ちゃうね~~。




エレベーターを下りる。
アパートの地上階ホール(半屋外)にある、水槽。

ぴたっと立ち止まり。
食い入る。

「カー。」って言う。




ベトナム語で、魚のことを「カー」って言うんだって。

まだ言葉がぜんぜんおぼつかないこの子が一番最初に喋った、そして今のところ唯一なぜかこれだけ喋る、ベトナム語。

「カー。」

赤ちゃんたるものが概ねそうであるように、「夢中になったら、いつまでも。」
ここから引きはがすのは、ちょっと一苦労ですね。

なんとか誘導して、
タクシーを捕まえて、いざ。

おや、



今度は、私のブレスレット(念珠)に食い入る。

キラキラしてるのが気になるのでしょうか。見慣れないものが気になるのか。
まさに、動物的。

そんなこんなで、
まずは



教会。どーん。

フランス統治時代のものだそうです。

それからお次は、



石段を上って、



なんだか綺麗な建物。
郵便局です。これもフランス統治時代の遺産。
「代筆屋」というおじさんが居るんだそうです。



バザールみたいな細い商店街も付属。

お土産屋も付属。写真撮ろうとしたらダメって言われた。

そしてまた



ひとり勝手に



ずんずん歩き出す子。あらあらら。これは目が離せないわ。

「こっちおいで~~ほら~~」

呼ぶ。

「ほら~、このタイルおしゃれでしょ」



「うむ。そうだな。」と思ったのかしら、



今度はタイルに食いつく。

タイルに食いつきすぎちゃって、
なぜかぴったり、人差し指を、くっつけて。
またここから引きはがすのに、ひと苦労。



再起動。


「以上、フランス統治時代の名残でした。じゃあ次は、もっとカオスなところに。」


タクシーに乗って、今度は'市場’に向かいます。



着いたのは、中華ゾーンの市場。
いろんな市場が集約された、デパートみたいな建物。

フランスのすっきりした雰囲気から一転、
カオスな賑わいが、一番凝縮されたようなところです。







宝飾品とか、民芸品とか、



とにかくなんでもここに集まるらしい。

アオザイの生地とか。



一番メインにあるのは、やっぱり、



食材。



えび。パッションカラー。



魚とか。
木の実とか。
試食させてもらって、すんごく美味しくてびっくりしたマカダミアナッツを、彼女は買いました。
殻を割る器具付き。生のそれは、ナチュラルな甘さがほんのりあって。

ちなみに、ベイビーはどこへ行っても人気者。
みんなが「あら~~*」って、笑顔になります。


食材エリアのカオスを堪能したあとは、


中央を突っ切って上る、青い吹き抜け空間のエスカレーターに乗って。

上へ。



衣類系。これまたカオス。

どうやら、閉店の時間らしい。がんがん片付けて行く。
あちこち紙くずとか散乱してる。
こっちの人は、ゴミとかそこらへんにポイポイ捨てちゃうそうな。



もう閉店なので、売る気もない。やる気ない。





市場デパートを出る。



外は外で、面白い混沌。


フルーツ、



山盛り。巧みな積みっぷり。
露天のフルーツ屋さん。南国らしい。
というか、ヨーロッパとかでもこういうのよく見かけたけど、日本だとあんまり見ない気がする、、。露店販売が法律的にあれなのかな。

しかし、



とにかく言葉が、さっぱりわからん、、。

こりゃ一人じゃ全然無理だわ、、。

と、呆然としているうちに、
彼女がまた、速やかにタクシーを捕まえてくれました。

カオス市場を後にします。


 >>続く>>


[英国旅0-1]無事に?テイクオフ!

2013年09月07日 | 英国 -england-
旅の始まりは、いっつも時間ギリギリで、
走って走って、汗びっしょり。

、、っていうのは、今回、見事回避!
最寄り駅から直行リムジンで、無事に成田着*
出だしはまずまず、問題なし。です。

7月19日。第1日目。




約10年ぶりの海外旅行。
パスポートも期限が切れちゃってたので、取り直しました。

そして、
初の、単独・海外旅行。

前日というか前夜ギリギリまで、自分が抱えている案件をぜんぶ片付ける!と
もの凄い勢いで仕事に邁進しながら、
航空券だとか宿のブッキングだとかなんだとか、色々色々。

寝坊がおそろしくて、前夜は、結局眠らずに、パッキング。

いよいよ。

ドキドキです。



チェックイン手続き。パスポートチェックとか。オンラインチケットの証拠の紙っぺらを見せたりとか。

待つ。
テロリストだとか怪しまれないように、努めて冷静なテイで居なければと、
うっすら微笑すら浮かべて(いるつもりで)。


そこで、カウンターの女性係員さんが、むっ?と、眉をひそめた。


えっ、なに!?


女性係員「あのー、スペシャルフルーツミールになってますけど?」


は?

「スペシャル・フルーツ・ミール。
 フルーツだけの機内食を選ばれてますけど、よろしいですか?」


え?

「・・・なんですかそれ・・・」

どうやら、航空チケットを予約した時に、そういう選択をしちゃってたみたい。

スペショー・フルーツ・ミーォ。
特別に、フルーツオンリーの機内食。


、、走馬灯のように思い出される、、労働後の深夜、、うつらうつらしつつ、、、ネットで予約手続き時の、、

「なんかスペシャルって書いてあるけど、これでいいのかね~」ポチ


私は

「・・いや、、知りません!なにかの間違いです!」

と、否定。しらを切りました。


係員「そうですよね、、おなかすいちゃいますもんね。では、普通のものに変更しますね。」


係員さんの中谷さんはそう言って、ちゃきちゃきと、「普通の機内食」に変更してくれました。


あーーあぶねーー。助かったーー。
あやうく飢え死にするとこだったー。


ということで、

一瞬ひんやりさせられつつ、



テイクオフ!
無事に!



今回乗ったのは、ベトナム航空でした。

機体の色が、大好きな、
とても深くて美しい、青。

うっとり。





空と海と雲。それだけの景色。

普段は見られない、特別な景色。
幸運にも、窓際の席。
飛行機の旅の醍醐味。

嬉しいなあ。

うっとり。



そして、運ばれて来る機内食。

「普通の」機内食。
実際に目にするまでは大丈夫かほんとに大丈夫なのかってヒヤヒヤしてたけど、
ほっと一安心でした。


それよりなにより、内心鼻息猛々しく盛り上がったのは、



ウェットティッシュ!

なんか、すんごく品の良い、素敵な香りのするウェットティッシュ。

なんと・・・蓮の花の香り・・・!


今回乗った、ベトナム航空。そのシンボルマークは、ハスの花。

なるほど、蓮の香り。。。凄く素敵。。。

次にもらったやつは、直ちにバッグの中へ。





そんなこんなで、
寝たり、ガイドブックを読んだり、旅程を考えたり、色々しているうちに、


やがて、、見えてきました、、、



川。。。これがかの有名な、テームズ川かしら。。。


そして、近づいて参りました、、、




町。。。これがかの有名な、ロンドンかしら。。。



さあ、

到着です!



どど~~ん!

波のように押し寄せるバイクの群れ!



どど~ん!

そう ここは

ベトナム。

さっきの川は、かの有名なメコン川。
さっき見えてた大都市は、ホーチミン・シティー。

いまガンガン経済成長まっただ中にあるベトナム。そのいわゆる‘経済的な首都’が、ホーチミンシティーです。
(行政的な首都はハノイです。)

イギリスに到着する前に、トランジット(乗り継ぎ)で、
立ち寄り入国したのです。


普通は空港ですぐ乗り換え手続きをして、空港内で待機するんですが、
なんせ、トランジットに与えられた時間が、12時間弱。
ほぼ半日。長い!
それはせっかくだから、外に出たい。

しかし、

あくまでトランジットの身。無事に入国できるもんなのか、わからない。ものすごくドキドキハラハラ。
ベトナム語全然わからないし。

オンライン予約の証拠の紙っぺらを見せつつ、怪しいものだと疑われないように うっすら余裕の微笑みをたたえて(いるつもりで)
使い馴れない英語で「わたし、イギリス行くのだが、今ベトナム入国して、観光したい!なぜならトランジットに半日もあるから!ベトナムに入国したい!12時間!わたし!プリーズ!」みたいなことを言う。



無事入国できました*




空港の扉がひらくと、

一気に肌にのしかかって来る、
じっとりと重い湿気。
初めて浴びる、南アジアの風。


そんな空港で待っていてくれたのは、



きゃ~~~!

可愛いベイビー*


  続く>> 


久々【歌庭】そらまめライブ

2013年09月01日 | 造園 -creation-
もう9月。やっと、9月。
イギリス一人旅から、はや一ヶ月経とうとしています。。。

じらしっぱなしの旅日記。書きたいのはやまやま。、、ですが、
その前に。

先日、久しぶりに『歌庭』を作ったので、取り急ぎアップ*



『歌庭』。

要するに、
‘ほんものの生きた植栽’を使った、ライブの庭的空間演出。

私の個人稼業:「野口造園」の本業ですが、
実作の仕事がもんんのすんごく忙しくなってしまったので、こちらは開店休業状態でした。

久しぶり。
2011年以来、2年ぶりです。





材料調達は、こんな感じ。軽トラ一杯分。


会場は、銀座のギャラリー。



シンプルな空間。
真っ白い壁と、明るい木のフローリングと。




作業中はバタバタ、写真撮ってるひまが無いので、
いきなり出来上がりです、はい、
     ↓



どーん。

今回は、自分が個人で請け負った仕事ではなく、
所属している会社(厳密に言うと、社長)が請け負ったもの。

ステージなどの舞台装置は、弊社スタッフが制作、設営。

自分が担当したのは、植栽。



当初の(社長からの)お題は、
「植栽は少なめ。モダンなイメージ」
という注文だったのですが、
植栽調達の際、あれは良い、コレも良い、となって、
結局、使う植栽は増えました。

シンプルさを失わないよう、
あしらうポイントは要所要所に、ぎゅっと絞りつつ、
ナチュラルなもっさり具合にすっぽり包まれる感じも出すように。



風がそよそよとそよぐような、自然な風景を演出するのに相応しいので、
ひいきにしている「風知草」。
今回も使用。


さわさわと涼しげで、なおかつ、もさっと。



「季節の花も欲しい」ということで、
千日紅を、ちょこちょこ。まん丸い花が可愛らしく、モダン風にも使える。

社長がテーマカラーにしている赤が欲しかったので、

炎の様なケイトウなどを。



今回の主催者は、ラジオのDJをやっている女性。なのですが、
シンガーソングライターもやってしまっている弊社社長が、ギター+コーラスとして、
出演もしたのです。
(ふたをあけたら、社長がソロで自分の曲を歌うコーナーまでありました。)



設営の話。
壁に吊るす予定だったハンギングバスケットは、
全体のバランスを鑑み、椅子(英国アンティーク)に置く。
もう一個のハンギングは、白いパーゴラベンチに。


など。

今回、自分が設営(の一部)を担うことになると決まったのが設営前日とかで、
準備の時間もほとんどなかったので、現場で突貫で臨機応変的な。

シンプルに、ということで、植栽の種類を少なめにするとか、選び方には色々コツがあるんですが、
まあ、こんな感じでした。









こういう、テンポラリーな歌庭にしろ、実作の庭にしろ、
自分が いつも・どこでも心がけているのは、
なによりも「自然であること」。
とにかく、それ。

(プラスαで目指しているコンセプトもあるのですが、それは、企業秘密*)

今回も心がけたのは、やはり、「自然であること。」
だったので、
今までの作風から何か変わった、とかは、無いと思います。

けど、
なにしろ、イギリスから帰ってきて初のクリエイションだったので、
「わざわざ行ってきたのに、大した事無いじゃん」って思われないよう、
ちょっと気を張った。というか、気合い入れました。

おう気合い入ってるな、って見えないように、さりげなく仕上げる、という点にも。




開演直前。





上演中。



主催者は、「そらまめさん」こと、滝良子さん。
ラジオDJという職業柄、顔出しは確か基本的にNGだったはずなので、
遠目+ピンぼけな感じの写真にとどめます。。
(弊社社長のブログの方では、けっこうちゃんと出ちゃってますが;→リンクは一番最後に↓)

完全招待制のファンの集い、ということもあって、
相思相愛な感じの、ハートウォーミングなステージでした。





終演。




たった一日、どころじゃなくて、
わずか数時間のための、特別な庭。





またいずれ、どこかで。

「歌庭」。
庭の実作と共に、またこつこつ続けて行けたらな~、と、思って居ります。

何卒。



PS:弊社社長のブログのほうで、イベントについてもっと詳しく書かれていますので、
良かったら併せて御覧下さい。→ http://yaplog.jp/gsy/archive/1035




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