斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

2017年度 全国フェミニスト議員連盟 総会と講演会

2017-06-04 21:23:48 | 議員活動


去る5月28日(日)調布市で「全国フェミニスト議員連盟」の総会と講演会が
開催されました。会員約200名の内、町(村?)議会議員は10%もいるのでしょうか。
出席者は主に全国の市議会議員・東京都区議会議員(元・前職を含む)が
ほぼ全体を占め、県議会議員数名と、時折現職国会議員も参加しています。
私のように北海道の小さな町から参加するのは例外的かもしれません。
それだけに希少価値?があるのか、とても親切にされています。
ニセコ町議会とは「天国と地獄」の違いをいつも感じています。
やはり本物の女性議員が増えなければ社会は変わらないことを実感しています。
私は地方の小さな町村の女性議員こそこうした全国規模の議員連盟に参加して
政治のKnow―howを一緒に学んで欲しいと思っています。



役員体制の中で私は<増やせ女性議員!なくせ「女性ゼロ議会」
プロジェクトチーム>に所属しています。
今このチームがメインに取り組んでいるのは、三井マリ子さんが中心に
なって全国の女性ゼロ市議会をなくする運動を積極的に展開しています。

このプロジェクトチーム(ゼロ僕)の活動方針は
1)「女性ゼロ議会」の市がなくなるようあらゆる努力をする
 (当該市の訪問調査や女性団体とのネットワーク構築を土台とする候補者
  擁立の促進活動)
2)Q の会(クオーター制を実現する会)への参画
3)NWEC( ヌエック 国立女性会館の略称)ワークショップ企画運営
4)「地方議会女性議員進出度マップ」更新
5)選挙制度改革をすすめる団体や活動との連携
6)女性議員を増やすための調査・研究等

超アクティブな女性議員ばかりで物凄い刺激を受けています。
知力、能力、実力、体力の全てにおいてとても敵いませんが、その中にいる
だけで勇気、希望、自信につながります。

会計報告の中で、会計担当の議員から議員連盟が2015年7月に発行した
「自治体議会における『性差別体験アンケート』報告集」をニセコ町
議会事務局が購入したことを高く評価されて、全国の自治体議会での購入が
大変望ましいという発言がありました。

この報告集は2014年6月の東京都議会でのセクハラ発言をきっかけに、各地の
議会でのセクシャル・ハラスメントの実態について調査を行ったものです。
議会で当事者として日常的に性差別と向き合い問題意識を抱え活動している会員の
「この実態を明らかにして、議会を変えたい」という声を受けて行なったものです。
私もこのアンケート調査の中でニセコ町議会の実態について回答しています。
ぜひ読んで欲しいと思います。


講演会は秋田県藤里町社会福祉協議会会長の菊池まゆみさんが講演されました。



藤里町は人口3,448人、65歳以上1,555人、高齢化率45,09%です。

この町の活動が凄い!
~秋田県では「一人の不幸も見逃さない運動」として昭和55年度より開始~
「ひきこもり」対策、
「弱者でも地方創生の担い手になれる」
「町民全てが生涯現役を実践する町づくり」構想
「仕事づくり拠点」
これからの町づくりの原点に立って実践していく意気込みがひしひしと伝わってきます。
ニセコ町もこの活動を参考にして取り入れて行って欲しいものがたくさんあることを
感じました。

著書:「『藤里方式』止まらない」、「地域福祉の弱みと強み」




会場近くの中華料理店で懇親会 飲み放題・食べ放題で3,600円でした。


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