斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ町議会 近隣町役場庁舎 視察研修

2017-11-30 02:10:17 | 議員活動
ニセコ町議会は27日(月)ニセコ町役場新庁舎建設に向けて、
共和町役場庁舎と岩内町役場庁舎を視察しました。

共和町役場庁舎内




岩内町役場庁舎内



議場他


共和町役場庁舎は共和町のシンボル「かかし」をイメージしたデザインが
特徴的です。すでに27年が経過していますが、庁舎内は明るく開放的で
大きな窓枠が印象的でまるで新しい庁舎のイメージでした。副議長によると
「27年以上経っても新しい清潔感ある庁舎は清掃する方々の弛まぬ努力と
熱意」によるというお話でした。
庁舎内のホールと町長室他各部屋には西村計雄画家の絵画が飾られていました。

共和町 2017年11月現在 人口6,000人弱
共和町役場庁舎は1989年度竣工、1990年(平成2年)4月2日スタート。
延床面積 4,525.965㎡ 
駐車場  合計157台 
総事業費 13億1千8百51万2千円
職員:正規職員101名、臨時職員約50名

岩内町 2017年現在 人口12,900人
岩内町役場庁舎は2015年(平成27年)5月に庁舎移転を開始し、
6月に落成式を行う。
延床面積 4,837.75㎡ 
駐車場  140台  
総事業費 20億3千92万7千円
職員:正規職員130名(庁舎内)+30名(庁舎外施設)、臨時職員20名

ニセコ町 2017年9月現在 人口4,945人(5,000人弱)
役場新庁舎建設計画 完成は2022年度(平成33年)の予定
延床面積 約3,000㎡前後の規模        
総事業費 20億予定
職員:90数名 臨時職員約60名 計約150名


共和町と岩内町両役場庁舎の共通した悩みは空調設備の問題。
夏はかなり暑いとのことです。
共和町は各課に1台ずつ扇風機を置いていますが暑いようです。
岩内町は1階のみ地中熱による冷暖房設備がありますが、2階と
3階にもあったら良かったとのこと。1階と2階の温度差が大きい。
両町とも会議室は大小適切な数を確保しているようです。
岩内町役場の特徴として住民窓口を庁舎1階に置き、案内サインを
業務ごとに色(カラー)と番号で分類し、案内機能を高めている
ことです。議場は対面式ですが従来の議場形式とは異なり、議長と
傍聴席が向かい合い、その両側に議員と理事者が対面して向かい
合う形式になっているのが特徴的です。

両町の役場庁舎は現在のニセコ町役場庁舎とは比較にならないほど
広々としたスペースがあり、それぞれに様々な工夫がなされている
と思います。が、町民とのコミュニケーションが配慮されている
スペースもありますが、もう一歩進めても良いのではないかと
思いました。基本的には従来型の役場庁舎であり、これまでにない
発想の転換はあまり感じられませんでした。

ニセコ町役場新庁舎は町民の思いがどれだけ反映され、町民に喜ばれる
役場庁舎になるか、あと残された期間はわずかですが、町民からの意見
を積極的に検討し取り上げて欲しいと思います。







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