春花の千両役者が次々と

今日も夏日です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　一斉に枯れ木に花が咲き始めました。あわてて花を巡って散歩です。数日前までピンク
　　　　　　　　の蕾だった姫リンゴも真っ白な花が満開です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　日の当たらない北面です。リンゴは北生まれですから、日差しがなくても元気。
　　　　　　　　北国にも春の感じかな。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　北国と言えば「ライラック」の花にも出会いました。札幌ではそこここ
　　　　　　　　　　　　　　で見られ、大通公園では並木になっていましたっけ。東京以外で初
　　　　　　　　　　　　　　めて暮らした街、札幌。札幌を思い出す懐かしい花です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ライラックは英名、フランス語ではリラと言います。日本名は紫ハシドイ、耳慣れない
　　　　　　　　せいか、イメージがわかない。原産地はバルカン半島、日本には明治時代に入ってきた
　　　　　　　　そうです。名前も花も色もロマンチックな花です。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ジューンベリーです。相当範囲を広げても、付近でこの花が植えられて
　　　　　　　　　　　　　　いるのはこのお宅だけ。（私の知る限りでは、ですが）

　　　　　　　　
　　　　　　　　日本名はアメリカザイフリボク、と言うことは日本ザイフリボクもあるわけで、写真に
　　　　　　　　よると、花びらがもっと細いようです。夏の終わりに小さ目のさくらんぼのような実が
　　　　　　　　なります。バラ科なので、花もきれいだけれど、実も楽しみ、ジューンベリーは食べら
　　　　　　　　れるそうです。ただし鳥も好物、競争です。此の頃は庭木として人気なんですって！

　　　　　　　　午後、駅の向こうの団地まで花探しに行こうと家を出たとたん、大粒の雨。歩き出す前
　　　　　　　　でよかった。気温はすぐに９℃も下がってしまいました。全国的に大荒れのようです。