京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

椿は霊木

2011-04-13 23:11:09 | 季節のことば
常緑の丈夫な葉を持つ椿は永遠の命の象徴で、古代には霊力がある木として
祭祀に使われ、万葉集にも歌われています。
そんな椿の花が今真っ盛りです。

        
        一駅隣への買い物道で見かけた椿の木。ピンクに赤の縦絞りの花と
        赤い花と2種類が一緒に咲いています。しかもびっしりと。

        
        まるで椿の花笠のよう。壮観です

        
        「糊こぼし」という種類でしょうか、深紅の花色がエレガント。
        
        
        「紅乙女」という花らしい。規則正しく打ち重なった花びらは芸術品。

        
        これはもしかしたら外国産かな?
        18世紀にイギリスに渡った椿はヨーロッパ各地で愛好され19世紀には
        一大ブームとなりました。
        「風と共に去りぬ」の続編で、レッド・バトラーがスカーレットと別れた
        後、故郷に帰って、広大な所有地の片隅で椿の栽培をしていたんです。
        アメリカで椿 とびっくりしました。18世紀の終り頃のことですから、
        レットは椿ブームの先駆者だったのですね。
        そういえば、カメリアという英語があるじゃない とそのとき初めて
        カメリアと椿の花が合致したのでした

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3 コメント

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Unknown (るな)
2011-04-14 19:50:39
すご~い花数♪
わ~ぁ~って声が出てしまいますね。
椿。最近、きれいだなぁと感じるようになりました。
なんとなくしっくりくるのは、自然の風土になじんだ植物だからでしょうね。
レッドバトラーが椿を…、
わぁ全然知りませんでした。
幼き頃、あの映画を見て、強烈にレッドバトラーに
恋い焦がれました。へへ。

ものぐさですいません。
仕事休んで、家事もさぼり、
なのになんだか気力湧きません。
忙しいときほど、あれもこれもできるのは
なぜでしょう。
Unknown (るな)
2011-04-14 19:52:25

名木と呼ばれる桜。
きっと手をあわせたくなる風格があるのでしょうね。
ひとからげに桜とよばれる染井吉野にくらべ、
その個性がまぶしいです。
いつか、そのひとつでも逢えるといいなと
ねがっています。
るなさんへ (京)
2011-04-15 00:11:02
静養中なのに、コメントいただいてうれしいです

私も椿はこの頃になって好きになりました。
花瓶に活けるのが難しい花なので、箱!に住んでいる私には
愛でる機会が少なかったと言えます。
今は京都の椿を見に行ったり、ひと様の家の椿を眺めて楽しんでいます。

「続・風と共に去りぬ」は森瑤子さんの訳がとてもよかったのですが、
若干の違和感は否めませんね。

で、レットがなんで椿に魅せられたのか、解らなかったのですが、
欧米人にもてはやされる要素があったのですね。
勿論私もレットに憧れた一人です。へへ

数年前に東北の名桜を廻りましたが、ほとんど樹齢何百年の一本桜です。
孤高という言葉がピッタリ、気高い感じがしました。
まだまだ桜恋は続きそうです。

るなさん、無理しないでくださいネ。
徐々に気力が満ちてきますから

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