京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

祇園祭り余情

2010-07-30 23:26:54 | 季節のことば
祇園祭りで授与される函谷鉾の粽が送られてきました。

        
        OTTOの友人が函谷鉾の関係者。ありがたいことに毎年
        函谷鉾の厄除けの粽(ちまき)を送ってくれるのです。

    
粽は食べる粽ではなく、それぞれの山鉾で授与され(有料です)厄除けとして玄関に吊るしておきます。

        
        八坂神社の祭神スサノオノミコトが一夜の宿を求めたところ、
        裕福な巨旦(こたん)は断ったが、弟の蘇民将来は貧しいながら
        温かくもてなした。スサノオノミコトはお礼に防疫の方法を教え、
        蘇民将来の子孫には厄疫が及ばないことを約束した。
        その方法が粽であり、その粽には必ず「蘇民将来之子孫也」と
        書かれているのです。


函谷鉾は猛嘗君が鶏の鳴きまねをして函谷関の門を開けさせて
脱出することができたと言う故事に由来。
この鉾を建てる地点の前のビルに友人の会社があります。

                       
                       祭りに行ったのはもう6年前。その時の写真を引っ張り
                       出してUPしましたが、あの時の宵灯りやコンコンチキの
                       鉦の音と共にあの猛烈な京都の暑さが蘇ってきました。
                       でもやっぱり懐かしい

                       早速玄関の粽を取り替えて、今年もまた無事に
                       過ごせますように。