磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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わたしたちを忘れないで ドイツ平和村より

2007年03月21日 | 読書日記など
『わたしたちを忘れないで ドイツ平和村より』
      東ちづる・著/ブックマン社2000年

この本はテレビ放送後につくられたもので、放送で多くの反響があったと書かれてあります……。



先日も、この8年間をふりかえった番組がありました。

世界ウルルン滞在期 ドイツ国際平和村


この村は政府などとは関係がありません。下「」引用。

「ドイツの北西にオーバーハウゼンという街があり、そこに「ドイツ平和村」なるものがある。そこでは、世界各地の戦争で傷ついた子供たちを連れて来て、治療をし、リハビリをさせる。そして、再び子供たちの母国に帰す。全ては寄付金で成り立ち、スタッフは職員とボランティア。
 いわゆるNGO(Non Govermental Organization=非政府組織)、NPO(Non Profit Organization=非営利団体)である。」



ドイツ人がつくったものですが、さまざまな国の子供たちがいるそうです。
しかし、ドイツ人の子供はいないそうです。
それに違和感を覚えられたという。

地域エゴとはまったく関係のない施設といったところでしょうか……。(-_-;)

以下のようなことが書かれてありました。下「」引用。

「オムツ交換は、ビニールの手袋をする。赤ちゃんの中には、B型肝炎やC型肝炎のキャリアがいる可能性もあるからということだ。母国での生活が窺(うかが)われる。」


これは日本でも同様です。
程度の差はあると思いますが、医療の現場などで肝炎にかかった職員は意外と多いです。

善意よりお金なんて目先のことを考えておられるようですが……。

善意のない方がお金をくれるのでしょうか?

しかし、そう思われるのも仕方がない。

二年間も給料をもらっていない人もいるとか……(この本が書かれたころのことですね)。


募金をつのっておられます。






チャリティーウォークをされているようです。下「」引用。

「ドイツでは小中学生が人道援助団体のための寄付金を集める方法として、チャリティー・スポンサーウォークが定着しています。」

こういう工夫までされているようですね。

善意より、お金といっても、やはりチャリティー・ウォークをしてくださる方の善意によるとは思いますが……。








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