磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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040ヒロシマ

2006年04月27日 | Ra.
ラヂオアクティヴィティ[Ra.]
第一部ブロック・バスター

二、怪物はどちら?

040ヒロシマ



「どちらも、ひろしまと読む。
だけど、ヒロシマは核戦争反対の象徴である。
こっちの漢字で書かれた広島は地名だけど……。
こっちのカタカナの方は核……、いや戦争反対の象徴である。
ヒロシマは長崎で被爆した人たちをも当然含めているし、
その他、核被曝した人たちのことを含めいている……」

ヒロシマ、それは暗闇の中の恐怖に似ていた。
皆といるというのに、孤独を感じるという。
それほどの強烈なインパクトがある。

「ノーモア・ヒロシマは、決して復讐ではなく、
心から平和を望む心です。
例えていえば、ユダヤ人虐殺の象徴がアンネ・フランクのように、
ヒロシマは核戦争の、広くは戦争反対の平和を願う象徴です」

エリックは静かな口調で
「みんな、ヒロシマのことをどれだけ知っている?」
と質問した。

「ヒロシマのこと?」
勇気は回想した。

学校で習った。
反戦・平和教育というのを受けた。
そして写真を見せられた。

「そうだ! 勇気」
エリックは微笑んだ。

「僕は原爆ドームを思い出す」
寒々とした原爆ドームを思いだした。
どうして、この建物があるか、担任の先生が力説していた。

「原爆ドームについて、説明してくれたまえ! 藤本くん」
「はい」








閑話休題

原爆ドームは多くのことを語りかけてくると
話す人がいました。

それは原爆の強さ。
それから、広島の人たちの強い意思。






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