磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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アメリカ文化と日本-「拝米」と「排米」を超えて-

2010年12月17日 | 読書日記など
『アメリカ文化と日本-「拝米」と「排米」を超えて-』
   亀井俊介・著/岩波書店2000年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「アメリカニズムのフロンティアが全世界にあまねく展開する。いまアメリカ文化をどう見るのか。文学・文化の比較はどのようにして可能であって、どのような意味をもつのか。また「拝米」と「排米」の一五○年の日本近代の歴史を未来の地平にどう織り込んでゆくのか。グローバリズムの言説と日本の前途を見据え、深いアメリカ研究を背景とした広い視野と長い射程、そして細部への繊細な考察に彩られた骨太の講演集。」



日本はアメリカをモデルにしてきた。しかし、もはや斜陽の帝国……。民主主義が崩落した国……。

勝麟太郎、横井小楠はアメリカの民主主義に価値をおく。

勝の弟子・坂本龍馬も民主主義に価値をおく……。

暗殺された龍馬、小楠……。小楠の弟子、由井公正が「五箇条御誓文」を書く。

福沢諭吉は民主主義ではないものを求めた……。下「」引用。

「福沢諭吉は、「文明開化」のモデルを、アメリカより自由主義的立憲君主制のイギリスに求める姿勢を強めていったようです。-略-」

内村鑑三とアメリカ……。下「」引用。

「一九二四年、アメリカでついにいわゆる排日移民法が成立すると、日本側は怒り狂い、内村鑑三でさえ、ほとんど全面的にアメリカの価値を否定します。」

「洋鬼」と書いた著者の小学生時代。下「」引用。

「私の小学生だった日米戦争中、「鬼畜米英」なんてことが叫ばれました。「洋鬼」と書いてヤンキーと読むようなことも教えられました。」

ヨーロッパの精神をもっていたアメリカ移民。

日本人は、精神性がないエコノミック・アニマルといわれた時代もあった……。

アメリカはストレンジャー同士の人間関係というが、日本も東京では一般人はそんなもんだよ。

マーク・トウェインについても書かれてあった。下「」引用。

「彼の翻訳『ハックルベリー物語』には、ハックが白人に売り渡された逃亡奴隷のジムを助けるべきかどうかで迷い苦しみ、その果てに「地獄へ行く」思いで救出の決意をする有名な箇所は、そっくり省かれているのです。-略-」

「東大講師 夏目漱石」 下「」引用。

「しかも漱石は、その頃すでに作家として名をなし、創作にも力をさいております。こうして漱石は、東大在職四年間に三つの文学講義を行なったのですが、彼が最も心血を注いだのは『文学論』だと思われます。それは帝国大学における日本人教師の最初の本格的な英文学講義でもあります。」

「拝米」「排米」、どっちでもいいのですが、機能していない、お題目だけでは意味がないですね……。紅白歌合戦じゃあるまいし……。











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