"にじよんあにめーしょん"の感想になります。
・"魔法使いの嫁"#18「Forgive and forget.」
めんどくさいなぁ……>エリアスがチセとステラが自分の家で仲良くしているのにヤキモチを焼いて家出したこと。
チセが追っかけて、命がけでエリアスを説得して、仲直りして、子守歌を歌ったら、
それが
「魔法の歌声」
になってしまってさぁ大変。
その件はアンジェリカの協力(チセが「魔法の歌声」を歌ったことと、エリアスを追いかけるのに狼への変身術を使った反動で喀血した時、アンジェリカの旦那さんには「無理せずにやっていこうよ」と窘められた)で何とかなった物の、
カルタフィルスが竜の子どもをリンデルの目の前で捕獲してしまい……。
・"魔法使いの嫁"#19「Any port in a storm.」
レンフレッドが「泣き上戸」なのは
「アリスの『先生』として気を張りすぎている反動で、酒が入ると感情の制御が出来なくなる」
だけじゃない
(反動の原因が「アリスの『先生』として気を張りすぎている」だけじゃない)
っぽいんだよなぁ。
(レンフレッドがチセの行く末に対して「このまま二人ぼっちでいたらチセが駄目になってしまう」とアカデミーへチセを入学させることを推奨したことに対してエリアスが「使い道のない魔術の知識を背負わせることがチセのためになるのかい?」と返してその上で「まるで君には魔術師になる道を誰かに強制されたようだ」とレンフレッドに問うた途端にレンフレッドが逆上した)
そのレンフレッドたちアカデミーの面々がエリアスに持ち込んだ話が「密猟に遭って捕まったドラゴンの雛をドラゴンの国にかえすのに手を貸して欲しい」と言う依頼。
エリアスは断るもチセは夢で見たロンドンで苦悩するカルタフィルス、或いはヨセフのことが気になるのと、何より「ドラゴンを国に帰したい」思いで協力することに。
ドラゴンなら(自身を身売りした)ブラックマーケットで目玉商品となるのではないか、と踏んだチセがブラックマーケットの仲介人兼紹介者に頼んでブラックマーケットでドラゴンの雛が出たところで競り落とす作戦に出る。
謎の女性(自称「チセにとって都合の良い女性」)の介入もあって無事に落札できると思った途端、檻の中に閉じ込められていたドラゴンの雛が巨大化して突然暴れ出して……。
・"ノケモノたちの夜"#6「導く灯」
ウィステリアとマルバス、ダイアナとナベリウス、だけじゃなくて、ウィステリアとスノウ、ダイアナと兄たち、医者(正確には医療部隊)と要救助者、それぞれの「絆」がカタストロフの危機を救った。
そして、ダイアナとブラックベル家の「戦い」の終わり。
そして団長の正体。
(マルバスをも仰天させた「悪魔と取引した、ただの人間」だったこと)
そして、ウィステリアとマルバスの新たなる旅への「一時の休息」。
・"REVENGER"#7「Rosy Pitfall」
雷蔵にセイクウ、それぞれの苦悩が裏筋。
(何とか折り合いを付けて、新しい道を見つけたセイクウはともかく、雷蔵は今以てもがいているようで)
でもって、マツミネが遺し、坂田とアズミヤがはやらせたアヘンを巡っていろんな勢力が暗闘を繰り広げる。
(劉が清国のアヘン対策担当の林則徐相手に一筆書いていることから、マツミネのアヘンが清国に流入することに対して神経を尖らせるのも宜なるかな)
漁澤が長崎会所(と言うか坂田)に「含む」理由やアヘンを利用して大もうけを企む長崎会所。
さらには謎の僧侶たちが長崎に来訪してきて、長崎はさらに混沌とした状況になること請け合いで……。
あ、そうそう。
尼寺の境内まで踏み込んだのが倫理観と信仰心に欠ける鳰(「地獄ってそれって『この世』のことでしょ」と言い放った)と利便事を「サンタ・マリアの信仰の元」にやってのける幽烟だった、って当たり、皮肉というかブラックこの上ないというか……。
・"REVENGER"#8「Two of a Trade Never Agree」
前回以上に、
「神も仏もありゃしない」
としか言いようのない話。
("礼拝堂"が呼んだ新手の利便事屋が遍路、と言うより「生臭坊主」の集団)
雷蔵が「生まれ変わる(By幽烟)」道筋を絵に見いだした(掛け軸の絵に自身が死に追いやった許嫁である唯を描き、彼女の名を入れたところに碓井幽烟から碓を掛け合わせて心を加え"碓心"の雅号を以て初めて絵草子屋に絵を納品した)ものの、苦悩から抜けきれず(「では、貴方自身が因果の全てを斬った後に、何のために人を斬るのです?」と幽烟に問われて返答に詰まった。さらには飲み屋で鉢合わせした利便事屋・遍路の貞に「どう言いつくろっても、坊主も市井の人もお侍も、『殺生』せなんだら生きてはいけない」と古傷と今以ての殺生の業を抱えていることを煽られた)……。
幽烟はと言えば"礼拝堂"からの不可解この上ない依頼("うらかみ小判"の代わりに島原の乱で焼け焦げた大判を差し出され、「島原の乱で斃れた信者たちの怨みを以て」劉に利便事を仕掛けろ)を受け、劉の本性(本当に利便事するに値するか否か)に探りを入れる。
それを知ってか知らずか、"礼拝堂"は長崎会所に接触し、会所の代表が建前として咬んだ"うらかみ小判"を以て貞に利便事を依頼。
劉に捕らえられた鳰を救うべく唐人街に踏み込んだ雷蔵は、
マツミネのアヘンを雷蔵たちが隠し持っていたと思い込んでいた劉、
劉がマツミネと共謀して長崎にアヘンを垂れ流していた雷蔵、
その思い違いが解けた、と思った瞬間、劉が遍路の貞に狙撃されて……。
それにしたって、
「首輪の外れた犬は狼よりタチが悪い」
と言う台詞、
諏訪部氏が演じるキャラが言うと妙な説得力があるというか、
「諏訪部氏が演じるキャラがそれ言いますか!?」と言うか……。
(同じクールに本放送された"ノケモノたちの夜"で「首輪を外して厄災解臨した
『バカ犬(Byマルバス)』」
ナベリウスを演じたことから)
・"アルスの巨獣"#6「逃れられぬ影」
ジイロとファザード、哀しき再会。
哀しき再会(と言うより恐怖と憎悪の再会)なのはクウミと"実験体"も同じで。
辛うじてファザードを振り切ったものの、二人のショックは大きく……。
一方で第三勢力とも言うべき「アルスの神に仕える者達」が暗躍というか何というか登場して、事態はさらに複雑な方向へ……。
・"アルスの巨獣"#7「ムラサキは角の記憶」
因縁は因縁を呼ぶ。
ジイロ先代のカンナギであるトウカの故郷であるツノビトの村に漂着した一行。
そしてジイロとトウカとファザードとツルギの関係。
ジイロが「トウカからもらった命」をクウミのために使うことを誓って、ジイロ自身の迷いを振り払ったのだが、
丁度そのタイミングでジイロを追ってきたファザードと"実験体"がツノビトの村を襲撃し、
さらにはバクラ麾下のメザミが別な"実験体"を世界全域にばらまくつもりで……。
・"機動戦士ガンダム サンダーボルト TVエディション"2/3「水」
何もかも(戻るべき母艦すら)を喪いながらも戦い続けるイオとダリル。
戦いの果てには何が待っているのか?
(実のところ、リビングデッド師団を救助すべくジオンの増援部隊が接近している以上、イオたちの生き残りは難しいのだが……)
・"機動戦士ガンダム サンダーボルト TVエディション"3/3「花」
これ、
(当時原作が連載中だったと言うことを差し引いても)区切りが悪くて、ア・バオア・クー戦後の区切り点が良くないのと、サンダーボルト宙域での殺し合いの後がダイジェストに過ぎるのがねぇ……。
イオがダリルに向けて言い放った「俺たちは戦争を呪いながら、戦争の中でしか生きていけねぇ」かのように一年戦争(ア・バオア・クー戦)が終わった後も戦場を去ることが出来ない二人。
遠からず運命の交差を示唆する幕引き。
・"仮面ライダーギーツ"#24「慟哭I:ジャマトグランプリ(ハートマーク)」
鞍馬光聖(祢音の父親)と祢音の関係が発覚した回。
(ニラムがこの時代からの撤退を示唆した時に、光聖が「お前らがこの世界から手を引いたら、祢音は『本当の愛』を手に入れられないではないか!」と抗議したらニラムに「貴方が『本当の愛』を彼女に注げばそれで済む話だったのでは?デザイアグランプリを勝って願った末に生まれた『愛娘』じゃないですか」と嫌味たっぷりに切り返された)
未来人たちが「読めない展開に対する感動と興奮」を"デザイアグランプリ"に託した理由も発覚した回。
ベロバによるジャマトグランプリ開幕。
「攻守変わったようだな」とは道長の弁。
道長が透型に進化したジャマトとの二人がかりでの英寿襲撃に対してジーンが割って入って二対二に持ち込んだものの、道長に対して英寿劣勢で推移して……。
・"仮面ライダーギーツ"#26「慟哭II:深紅のブースト!」
英寿の「現実を生きる者」の意地と矜恃がニラムの思惑を超え、更なるギーツのパワーアップに発展する。
それを危険視するニラム。
一方で道長は「半分ジャマトみたいな物(=もう半分は人間)」と言う大智の一言が引っかかったか、透型ジャマトを見殺しにして、自分の立場を難しい物にしてしまい……。
・"仮面ライダーギーツ"#26「慟哭III:たのしい戦国ゲーム」
不祥事を起こしたチラミをさっさと拘束するか更迭するかしておけばベロバがビジョンドライバーの変身能力を解放することも無かったのでは?>ビジョンドライバーをベロバから取り戻そうとしたチラミが返り討ちに遭って指紋データをベロバに強奪され、ビジョンドライバーの変身機能を解放された。
英寿の正体が判明した回。
そりゃ、いくら同一人物の転生体(と言うか過去何人か分の人生の記憶の集合体)とは言え、五人分のパワー(ブーストバックル)を同時に使ったら消耗するでしょうに……。
勝負を賭けてきたベロバ&ジャマトの猛攻にニラムも"ジャマトグランプリ第二回戦:戦国ゲーム"の表舞台(=敵陣営の大将首)に引きずり出される。
でもって、ベロバの装着するビジョンドライバーが変身機能を解放し、不調の英寿&ジーンもなすすべがなく、英寿を処刑すべく必殺の銃弾が放たれて……。
・"マジンガーZ"#45「悪魔の標的 光子力研究所!!」
光子力研究所のバリヤーが大活躍した回。
(光子力研究所開所十周年記念パーティを襲撃すべく出撃したバジルF7の猛攻をしのいだ)
「禍転じて福となす」結果となって何より。
(マジンガーZとアフロダイAがバジルF7を倒して、(光子力研究所開所十周年記念パーティを守り抜き「光子力がDr.ヘルの送り込んだバジルF7を倒して平和のために使われている」ことを証明して見せた)
・"マジンガーZ"#46「忍法ふたご機械獣登場」
人間並の大きさな機械獣ブラザスS1,S2による光子力研究所破壊工作。
(超小型コバルト爆弾をマジンガーZの出撃口である汚水処理施設に仕込んでマジンガーZがそこから出撃する瞬間に爆発させる)
それを阻止したのは捨て子とその母親(崖から飛び降りようとしたら、その上にあしゅら男爵が集結していて、光子力研究所は邂逅策を漏れ聞いた。光子力研究所の前に捨て子を置いたため、このままでは子どもも巻き込まれると判断して、甲児と一緒に彼女を探していたボスに盗み聞きした光子力研究所破壊工作の内容を話した)。
マジンガーZが本領を発揮すれば(空を飛べないブラザスS1,S2相手にジェットスクランダーと合体して空襲。一撃で決着を付けた)あっさり勝つのも道理で。
母親も、子どもと離れないように覚悟を決め直して一件落着。
・"マジンガーZ"#47「壮絶!地獄のW作戦」
犬猿の仲を通り越して足の引っ張り合いしか考えていない(と言うか、のっけから決闘騒ぎを起こした)あしゅら男爵とブロッケン伯爵に共同作戦をやらせるから……。>Dr.ヘル
でもって、あしゅら男爵の率いるマンドラM3を海上で暴れさせてマジンガーZをおびき寄せ、そのすきにブロッケン伯爵率いるバズラーQ5を以て空襲を仕掛けて光子力研究所を破壊する作戦に出る。
……のは良いのだが囮扱いされて逆上したあしゅら男爵がマジンガーZを行動不能にしただけでとどめを刺さずにマンドラM3でバズラーQ5を攻撃するという同士討ちをやってしまい辛うじて意識を取り戻した甲児に光子力研究所に戻られてしまう。
両者修理して仕切り直しとなった再戦で、同士討ちした振りに引っかかった甲児だったが、最後にはしっかりと同士討ちに持ち込んで勝つ。
でもって、敗戦責任のなすりあいであしゅら男爵とブロッケン伯爵がまた決闘騒ぎを起こして「こいつらを率いねばならない儂は世界一の不幸者よ」とぼやいた件だけど、
あしゅら男爵に「マジンガーZを完膚なきまでに叩き潰せ。さすればお前の勲功はブロッケン伯爵に勝るとも劣らない」と因果を含めておけば済んだ話だったのでは?
(甲児が独りよがりで事態を難しくしたことにキレたボスが「こうなったら、俺もロボットを作るんだ!」と息巻いたことはどうでもええんかい>よくありません。次回でボスロボットが出撃するので)
・"虚構推理(Season2)"#18「電撃のピノッキオ」
実体を持った怪異"善太が作った人形が怨みを持って動き出した物"に魚たちを殺される港町。
タエばあさんの家に住み着いた化け猫は妖怪たちも巻き込まれた一件に対して琴子と九郎を呼んで対抗しようとするが?
(善太が作った人形を捕獲するか破壊してしまえばタエさんが「お祓いでもするんだね」としていることから人形供養のお祓いを受けた街の人たちが「これでやっと一件落着」と言う群集心理になって怪異の実体化は治まるが、問題は人形を捕獲すること。妖怪たちでは手も足も出ない)
それにしても、
あれじゃ、琴子とタエ、両者からお叱りを受けるよなぁ。>化け猫。タエが飲んでいたお酒に心を奪われて正体をばらしたことを琴子に叱られ、「もしタエさんが私(化け猫)のことを言いふらしたとしても『しゃべる猫なんて、タエさんとうとう駄目になったんだねぇ』で済みますから」と言い放ってタエさんに「あたしゃまだそこまで駄目になってないよ」と叱られた。
・"大雪海のカイナ"#6「籠の中のリリハ」
カイナとヤオナ、リリハの生命の危機を救う。
……は良い物の、ハンダーギルの乗る戦艦から脱出する手段を見いだせずにバルギアまで雪隠詰めという事態に。
そいで以て上手くバルギア国内に潜伏して、脱出の機会を待つことにした一行。
カイナがバルギアで見る物は?
(ハレソラがバルギアと一戦やむなし、の覚悟を決めたことが吉凶どう転がるかも気になるけど)
・"魔法使いの嫁"#18「Forgive and forget.」
めんどくさいなぁ……>エリアスがチセとステラが自分の家で仲良くしているのにヤキモチを焼いて家出したこと。
チセが追っかけて、命がけでエリアスを説得して、仲直りして、子守歌を歌ったら、
それが
「魔法の歌声」
になってしまってさぁ大変。
その件はアンジェリカの協力(チセが「魔法の歌声」を歌ったことと、エリアスを追いかけるのに狼への変身術を使った反動で喀血した時、アンジェリカの旦那さんには「無理せずにやっていこうよ」と窘められた)で何とかなった物の、
カルタフィルスが竜の子どもをリンデルの目の前で捕獲してしまい……。
・"魔法使いの嫁"#19「Any port in a storm.」
レンフレッドが「泣き上戸」なのは
「アリスの『先生』として気を張りすぎている反動で、酒が入ると感情の制御が出来なくなる」
だけじゃない
(反動の原因が「アリスの『先生』として気を張りすぎている」だけじゃない)
っぽいんだよなぁ。
(レンフレッドがチセの行く末に対して「このまま二人ぼっちでいたらチセが駄目になってしまう」とアカデミーへチセを入学させることを推奨したことに対してエリアスが「使い道のない魔術の知識を背負わせることがチセのためになるのかい?」と返してその上で「まるで君には魔術師になる道を誰かに強制されたようだ」とレンフレッドに問うた途端にレンフレッドが逆上した)
そのレンフレッドたちアカデミーの面々がエリアスに持ち込んだ話が「密猟に遭って捕まったドラゴンの雛をドラゴンの国にかえすのに手を貸して欲しい」と言う依頼。
エリアスは断るもチセは夢で見たロンドンで苦悩するカルタフィルス、或いはヨセフのことが気になるのと、何より「ドラゴンを国に帰したい」思いで協力することに。
ドラゴンなら(自身を身売りした)ブラックマーケットで目玉商品となるのではないか、と踏んだチセがブラックマーケットの仲介人兼紹介者に頼んでブラックマーケットでドラゴンの雛が出たところで競り落とす作戦に出る。
謎の女性(自称「チセにとって都合の良い女性」)の介入もあって無事に落札できると思った途端、檻の中に閉じ込められていたドラゴンの雛が巨大化して突然暴れ出して……。
・"ノケモノたちの夜"#6「導く灯」
ウィステリアとマルバス、ダイアナとナベリウス、だけじゃなくて、ウィステリアとスノウ、ダイアナと兄たち、医者(正確には医療部隊)と要救助者、それぞれの「絆」がカタストロフの危機を救った。
そして、ダイアナとブラックベル家の「戦い」の終わり。
そして団長の正体。
(マルバスをも仰天させた「悪魔と取引した、ただの人間」だったこと)
そして、ウィステリアとマルバスの新たなる旅への「一時の休息」。
・"REVENGER"#7「Rosy Pitfall」
雷蔵にセイクウ、それぞれの苦悩が裏筋。
(何とか折り合いを付けて、新しい道を見つけたセイクウはともかく、雷蔵は今以てもがいているようで)
でもって、マツミネが遺し、坂田とアズミヤがはやらせたアヘンを巡っていろんな勢力が暗闘を繰り広げる。
(劉が清国のアヘン対策担当の林則徐相手に一筆書いていることから、マツミネのアヘンが清国に流入することに対して神経を尖らせるのも宜なるかな)
漁澤が長崎会所(と言うか坂田)に「含む」理由やアヘンを利用して大もうけを企む長崎会所。
さらには謎の僧侶たちが長崎に来訪してきて、長崎はさらに混沌とした状況になること請け合いで……。
あ、そうそう。
尼寺の境内まで踏み込んだのが倫理観と信仰心に欠ける鳰(「地獄ってそれって『この世』のことでしょ」と言い放った)と利便事を「サンタ・マリアの信仰の元」にやってのける幽烟だった、って当たり、皮肉というかブラックこの上ないというか……。
・"REVENGER"#8「Two of a Trade Never Agree」
前回以上に、
「神も仏もありゃしない」
としか言いようのない話。
("礼拝堂"が呼んだ新手の利便事屋が遍路、と言うより「生臭坊主」の集団)
雷蔵が「生まれ変わる(By幽烟)」道筋を絵に見いだした(掛け軸の絵に自身が死に追いやった許嫁である唯を描き、彼女の名を入れたところに碓井幽烟から碓を掛け合わせて心を加え"碓心"の雅号を以て初めて絵草子屋に絵を納品した)ものの、苦悩から抜けきれず(「では、貴方自身が因果の全てを斬った後に、何のために人を斬るのです?」と幽烟に問われて返答に詰まった。さらには飲み屋で鉢合わせした利便事屋・遍路の貞に「どう言いつくろっても、坊主も市井の人もお侍も、『殺生』せなんだら生きてはいけない」と古傷と今以ての殺生の業を抱えていることを煽られた)……。
幽烟はと言えば"礼拝堂"からの不可解この上ない依頼("うらかみ小判"の代わりに島原の乱で焼け焦げた大判を差し出され、「島原の乱で斃れた信者たちの怨みを以て」劉に利便事を仕掛けろ)を受け、劉の本性(本当に利便事するに値するか否か)に探りを入れる。
それを知ってか知らずか、"礼拝堂"は長崎会所に接触し、会所の代表が建前として咬んだ"うらかみ小判"を以て貞に利便事を依頼。
劉に捕らえられた鳰を救うべく唐人街に踏み込んだ雷蔵は、
マツミネのアヘンを雷蔵たちが隠し持っていたと思い込んでいた劉、
劉がマツミネと共謀して長崎にアヘンを垂れ流していた雷蔵、
その思い違いが解けた、と思った瞬間、劉が遍路の貞に狙撃されて……。
それにしたって、
「首輪の外れた犬は狼よりタチが悪い」
と言う台詞、
諏訪部氏が演じるキャラが言うと妙な説得力があるというか、
「諏訪部氏が演じるキャラがそれ言いますか!?」と言うか……。
(同じクールに本放送された"ノケモノたちの夜"で「首輪を外して厄災解臨した
『バカ犬(Byマルバス)』」
ナベリウスを演じたことから)
・"アルスの巨獣"#6「逃れられぬ影」
ジイロとファザード、哀しき再会。
哀しき再会(と言うより恐怖と憎悪の再会)なのはクウミと"実験体"も同じで。
辛うじてファザードを振り切ったものの、二人のショックは大きく……。
一方で第三勢力とも言うべき「アルスの神に仕える者達」が暗躍というか何というか登場して、事態はさらに複雑な方向へ……。
・"アルスの巨獣"#7「ムラサキは角の記憶」
因縁は因縁を呼ぶ。
ジイロ先代のカンナギであるトウカの故郷であるツノビトの村に漂着した一行。
そしてジイロとトウカとファザードとツルギの関係。
ジイロが「トウカからもらった命」をクウミのために使うことを誓って、ジイロ自身の迷いを振り払ったのだが、
丁度そのタイミングでジイロを追ってきたファザードと"実験体"がツノビトの村を襲撃し、
さらにはバクラ麾下のメザミが別な"実験体"を世界全域にばらまくつもりで……。
・"機動戦士ガンダム サンダーボルト TVエディション"2/3「水」
何もかも(戻るべき母艦すら)を喪いながらも戦い続けるイオとダリル。
戦いの果てには何が待っているのか?
(実のところ、リビングデッド師団を救助すべくジオンの増援部隊が接近している以上、イオたちの生き残りは難しいのだが……)
・"機動戦士ガンダム サンダーボルト TVエディション"3/3「花」
これ、
(当時原作が連載中だったと言うことを差し引いても)区切りが悪くて、ア・バオア・クー戦後の区切り点が良くないのと、サンダーボルト宙域での殺し合いの後がダイジェストに過ぎるのがねぇ……。
イオがダリルに向けて言い放った「俺たちは戦争を呪いながら、戦争の中でしか生きていけねぇ」かのように一年戦争(ア・バオア・クー戦)が終わった後も戦場を去ることが出来ない二人。
遠からず運命の交差を示唆する幕引き。
・"仮面ライダーギーツ"#24「慟哭I:ジャマトグランプリ(ハートマーク)」
鞍馬光聖(祢音の父親)と祢音の関係が発覚した回。
(ニラムがこの時代からの撤退を示唆した時に、光聖が「お前らがこの世界から手を引いたら、祢音は『本当の愛』を手に入れられないではないか!」と抗議したらニラムに「貴方が『本当の愛』を彼女に注げばそれで済む話だったのでは?デザイアグランプリを勝って願った末に生まれた『愛娘』じゃないですか」と嫌味たっぷりに切り返された)
未来人たちが「読めない展開に対する感動と興奮」を"デザイアグランプリ"に託した理由も発覚した回。
ベロバによるジャマトグランプリ開幕。
「攻守変わったようだな」とは道長の弁。
道長が透型に進化したジャマトとの二人がかりでの英寿襲撃に対してジーンが割って入って二対二に持ち込んだものの、道長に対して英寿劣勢で推移して……。
・"仮面ライダーギーツ"#26「慟哭II:深紅のブースト!」
英寿の「現実を生きる者」の意地と矜恃がニラムの思惑を超え、更なるギーツのパワーアップに発展する。
それを危険視するニラム。
一方で道長は「半分ジャマトみたいな物(=もう半分は人間)」と言う大智の一言が引っかかったか、透型ジャマトを見殺しにして、自分の立場を難しい物にしてしまい……。
・"仮面ライダーギーツ"#26「慟哭III:たのしい戦国ゲーム」
不祥事を起こしたチラミをさっさと拘束するか更迭するかしておけばベロバがビジョンドライバーの変身能力を解放することも無かったのでは?>ビジョンドライバーをベロバから取り戻そうとしたチラミが返り討ちに遭って指紋データをベロバに強奪され、ビジョンドライバーの変身機能を解放された。
英寿の正体が判明した回。
そりゃ、いくら同一人物の転生体(と言うか過去何人か分の人生の記憶の集合体)とは言え、五人分のパワー(ブーストバックル)を同時に使ったら消耗するでしょうに……。
勝負を賭けてきたベロバ&ジャマトの猛攻にニラムも"ジャマトグランプリ第二回戦:戦国ゲーム"の表舞台(=敵陣営の大将首)に引きずり出される。
でもって、ベロバの装着するビジョンドライバーが変身機能を解放し、不調の英寿&ジーンもなすすべがなく、英寿を処刑すべく必殺の銃弾が放たれて……。
・"マジンガーZ"#45「悪魔の標的 光子力研究所!!」
光子力研究所のバリヤーが大活躍した回。
(光子力研究所開所十周年記念パーティを襲撃すべく出撃したバジルF7の猛攻をしのいだ)
「禍転じて福となす」結果となって何より。
(マジンガーZとアフロダイAがバジルF7を倒して、(光子力研究所開所十周年記念パーティを守り抜き「光子力がDr.ヘルの送り込んだバジルF7を倒して平和のために使われている」ことを証明して見せた)
・"マジンガーZ"#46「忍法ふたご機械獣登場」
人間並の大きさな機械獣ブラザスS1,S2による光子力研究所破壊工作。
(超小型コバルト爆弾をマジンガーZの出撃口である汚水処理施設に仕込んでマジンガーZがそこから出撃する瞬間に爆発させる)
それを阻止したのは捨て子とその母親(崖から飛び降りようとしたら、その上にあしゅら男爵が集結していて、光子力研究所は邂逅策を漏れ聞いた。光子力研究所の前に捨て子を置いたため、このままでは子どもも巻き込まれると判断して、甲児と一緒に彼女を探していたボスに盗み聞きした光子力研究所破壊工作の内容を話した)。
マジンガーZが本領を発揮すれば(空を飛べないブラザスS1,S2相手にジェットスクランダーと合体して空襲。一撃で決着を付けた)あっさり勝つのも道理で。
母親も、子どもと離れないように覚悟を決め直して一件落着。
・"マジンガーZ"#47「壮絶!地獄のW作戦」
犬猿の仲を通り越して足の引っ張り合いしか考えていない(と言うか、のっけから決闘騒ぎを起こした)あしゅら男爵とブロッケン伯爵に共同作戦をやらせるから……。>Dr.ヘル
でもって、あしゅら男爵の率いるマンドラM3を海上で暴れさせてマジンガーZをおびき寄せ、そのすきにブロッケン伯爵率いるバズラーQ5を以て空襲を仕掛けて光子力研究所を破壊する作戦に出る。
……のは良いのだが囮扱いされて逆上したあしゅら男爵がマジンガーZを行動不能にしただけでとどめを刺さずにマンドラM3でバズラーQ5を攻撃するという同士討ちをやってしまい辛うじて意識を取り戻した甲児に光子力研究所に戻られてしまう。
両者修理して仕切り直しとなった再戦で、同士討ちした振りに引っかかった甲児だったが、最後にはしっかりと同士討ちに持ち込んで勝つ。
でもって、敗戦責任のなすりあいであしゅら男爵とブロッケン伯爵がまた決闘騒ぎを起こして「こいつらを率いねばならない儂は世界一の不幸者よ」とぼやいた件だけど、
あしゅら男爵に「マジンガーZを完膚なきまでに叩き潰せ。さすればお前の勲功はブロッケン伯爵に勝るとも劣らない」と因果を含めておけば済んだ話だったのでは?
(甲児が独りよがりで事態を難しくしたことにキレたボスが「こうなったら、俺もロボットを作るんだ!」と息巻いたことはどうでもええんかい>よくありません。次回でボスロボットが出撃するので)
・"虚構推理(Season2)"#18「電撃のピノッキオ」
実体を持った怪異"善太が作った人形が怨みを持って動き出した物"に魚たちを殺される港町。
タエばあさんの家に住み着いた化け猫は妖怪たちも巻き込まれた一件に対して琴子と九郎を呼んで対抗しようとするが?
(善太が作った人形を捕獲するか破壊してしまえばタエさんが「お祓いでもするんだね」としていることから人形供養のお祓いを受けた街の人たちが「これでやっと一件落着」と言う群集心理になって怪異の実体化は治まるが、問題は人形を捕獲すること。妖怪たちでは手も足も出ない)
それにしても、
あれじゃ、琴子とタエ、両者からお叱りを受けるよなぁ。>化け猫。タエが飲んでいたお酒に心を奪われて正体をばらしたことを琴子に叱られ、「もしタエさんが私(化け猫)のことを言いふらしたとしても『しゃべる猫なんて、タエさんとうとう駄目になったんだねぇ』で済みますから」と言い放ってタエさんに「あたしゃまだそこまで駄目になってないよ」と叱られた。
・"大雪海のカイナ"#6「籠の中のリリハ」
カイナとヤオナ、リリハの生命の危機を救う。
……は良い物の、ハンダーギルの乗る戦艦から脱出する手段を見いだせずにバルギアまで雪隠詰めという事態に。
そいで以て上手くバルギア国内に潜伏して、脱出の機会を待つことにした一行。
カイナがバルギアで見る物は?
(ハレソラがバルギアと一戦やむなし、の覚悟を決めたことが吉凶どう転がるかも気になるけど)