映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』

2018-07-26 09:59:16 | Weblog
1991年 台湾
監督:楊徳昌(エドワード・ヤン)
出演:張震(チャン・チェン)、楊靜恰(リサ・ヤン)、王啓讃(ワン・チーザン)、柯宇綸(クー・ユールン)、譚至剛(タン・チーガン)、 周彗國(ジョウ・ホェイクオ)、林鴻銘(リン・ホンミン)、陳宏宇(チャン・ホンユー)、王宗正(ワン・ゾンチェン)、唐暁翠(タン・シャオツイ)、•楊順清(ヤン・シュンチン)、倪淑君(ニー・シュウジュン)、王維明(ワン・ウェイミン)、張國柱(チャン・クォチュー)、金燕玲(エイレン・ジン)、王娟(ワン・ジュエン)、張翰(チャン・ハン)、姜秀瓊(チアン・ショウチョン)、頼梵転(ライ・ファンユン)、徐明(シュー・ミン)、施明揚(シュー・ミンヤン)

小四の家族は大陸から台湾に渡ってきた外省人。インテリの父は、自分や妻の能力も経験も活かせず、苦しい生活を余儀なくさせられている現状が不満でならない。子どもたちにはシッカリと教育を受けさせたいと思い厳しくするのだが、小四も長男の老二も悪い仲間と付き合い始める。小四は、行方不明の不良のリーダー・ハニーの彼女だと噂される小明と出会い好意を持つようになるのだが・・・

1961年に台北で実際に起きた、14歳の少年によるガールフレンド殺害事件がモチーフだそうです。話題になった作品で、公開当時見ていると思うし、DVDも持っているのだけど、ほとんど内容を覚えてなかった・・・なぜだろう(^^;。最初の感想は、チャン・チェン若いっ!!っていうか幼いっ!!で、かわいい(^^)。上映時間はかなり長いけど、丁寧に描かれているから、物語の中に入り込んで、彼らと一緒の目線で見たり感じたりできるので、飽きることなく見ることが出来ます。見るからにワルっていう少年のしでかしたことじゃないのが重要で・・・時代や社会や世間ってものの中で人は生きているんだなってことをヒシヒシと感じます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『恐怖分子』 | トップ | 『ヤンヤン 夏の想い出』 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事