映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『マイ・ボディガード』

2016-03-19 12:22:07 | Weblog
1981年 米
監督:トニー・ビル
出演:クリス・メイクピース、アダム・ボールドウィン、マット・ディロン、ジェニファー・ビールス、ルース・ゴードン、マーティン・マル、ジョーン・キューザック、ジョン・ハウスマン、ディーン・デヴリン、リチャード・キューザック、クレイグ・リチャード・ネルソン、ジョージ・ウェント、ポール・クァント、リチャード・ブラッドレイ、ティム・レイナ、ディーン・R・ミラー

ホテルの支配人をしている父親と祖母と三人で、父が勤めるホテルで暮らしているクリフォードは、ダウンタウンのハイスク-ルに転校することになる。しかし、そこにはクラスを仕切っている悪ガキグループがおり、彼にも保護料を要求してくる。断ると酷い目にあわされるが、彼らに屈したくないクリフォードは、誰もが恐れる無口な大男のリンダマンにボディガードになってくれるよう頼むのだが・・・

『マイ・ボディガード』っていう映画が他にもあるので、なんとなく見逃してましたけど、『クローズ』のリンダマンのモデルだって聞いて、見ちゃいました。青春物語だけど、主人公の少年の自宅っていうか、ホテルの人間模様が面白かったですね。お父さんもお祖母ちゃんも好いキャラです。映画の中でのウェイトも程よかったです。こちらでも問題は起こっているんだけど、そんなにゴチャゴチャさせず、むしろ楽しい要素になるよう出来てたのが好かったです。青春物語の方は、まあまあね、こんな感じですよね。リンダマンが、ただ強いだけじゃなかったのが凄く好かったです。思いのほか楽しくて、拾いものだったって嬉しくなりました。懐かしい感じ・・・つまり多少古臭さはありますが、それも味になってますよね、今は。
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『フォックスキャッチャー』

2016-03-19 12:09:29 | Weblog
2014年 米
監督:ベネット・ミラー
出演:スティーブ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、バネッサ・レッドグレーブ、シエナ・ミラー、アンソニー・マイケル・ホール、ガイ・ボイド、デイブ・ベネット

1996年に実際に起こった事件の映画化。デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンは、ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得したレスリング選手マーク・シュルツをスカウトし、ソウルオリンピックでのメダル獲得を目指すレスリングチーム「フォックスキャッチャー」を作る。豊富な資金と最高の環境が整えられ、充実したトレーニングができるようになったかに思えたが、デュポンの抱く心の闇がマークを取り込んでいく。やがて、マークの兄であるデイブがチームに加わることになり、三人の運命は悲劇に向かって加速していく・・・

実際の事件を知らないでいると、ちょっと違った結末を予測してしまうような気がします。でも、デュポンの抱える母親との関係の問題を考えると、ああ~そうなのかと思う結果です。なんか・・・ちょっと作り方がフェアじゃない気がします。でも、まっ、アメリカ人なら知らない人が居ない事件らしいから、作り手が観客をミスリードしようとしたわけじゃないでしょうね。わたしが勝手に違う方向に行っちゃっただけかな・・・ふむ。
なかなか暗いっていうか重いっていうか・・・うっとおしい映画なんだけど、最後まで興味をもって観ることが出来ました。そいういう意味では、良くできた映画なんでしょうね。
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『桜、ふたたびの加奈子』

2016-03-19 12:00:01 | Weblog
2013年 日本
監督:栗村実
出演:広末涼子、稲垣吾郎、福田麻由子、高田翔、江波杏子、吉岡麻由子、田中里衣、永井秀樹、岸健太朗、戸田みのり、横溝菜帆、吉満蒼、安藤聖、山城秀之、富永凌平、増本庄一郎、岡野謙三、米谷澪、西岡航、太田しずく

交通事故で娘の加奈子を失った容子は、いつまでもその悲しみから抜け出せない。容子を気遣いがらも、殻に閉じこもって心を開こうとしない妻に、夫の信樹は夫婦でいることの限界を感じ始める。そんな容子の前に、妊娠に戸惑う女子高生が現れる。そして、彼女が産んだ女の子に、容子は加奈子の面影を見るのだが・・・

こういうお話は見たくないなって思ってたんですが・・・なんとなく見てしまいました。最初は、安易な生まれ変わりものかなって思っていたんですけど、一ひねりあったので受け入れられました。それにしても、作り手は、どうしてこの映画を作ったのかな。誰に何を感じてほしくて作ったのかな・・・
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『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』

2016-03-19 11:41:45 | Weblog
2014年 米&英
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、マーク・ストロング、チャールズ・ダンス、アレン・リーチ、マシュー・ビアード、ロリー・キニア

第2次世界大戦時、解読不能と言われていた独軍の暗号エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリングを描いた伝記映画。天才ではあるが、人との付き合い方に難があるチューリング。エニグマ解読チームの一員になるが、その不遜な性格で一人孤立する。しかし、次第に彼の才能が理解され、やがてはエニグマの解読方法を見つけ出す。それはその後コンピューターの概念の基礎となり、かれは「人工知能の父」と呼ばれるようになるのだが、当時の彼らの任務は完全に極秘扱いで、その功績も人に知られることもなく、彼は屈辱的な扱いをうけることになる・・・

テレビドラマでホームズを演じているベネディクト・カンバーバッチの印象が強いのだけど、そのイメージとも通じる孤高の天才の役でしたね。数学の天才なんて、きっとこんなだろうなと、何の根拠もなく納得してしまう人物でした、カンバーバッチのチューリング。で、キーラ・ナイトレイが演じた女性は実在の人なのかな。そうなら仕方ないっていうか、もちろんイイんですけど、物語に華を添える的な映画だけの人物なら、それは嫌だな、わたしはね。まあ、チューリングの個性を描くために必要っちゃあ必要なんだけど・・・なんか違和感があったんですよねぇ~。
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『D坂の殺人事件』

2016-03-19 11:30:28 | Weblog
2015年 日本
監督:窪田将治
出演:祥子、河合龍之介、草野康太、大谷英子、仁科貴、近藤芳正、木下ほうか

古本屋の妻と不倫関係にある蕎麦屋の主人が亡くなる。警察は自殺と断定するが、明智小五郎はその死に不自然さを感じる。果たして、蕎麦屋の主人の死の真相は・・・

江戸川乱歩の『D坂の殺人事件』ってこんな話だったっけ。全然違ってるよね。推理小説じゃなく官能小説の方に寄りまくってる。もちろん、だからダメってことではありません。そう思って見てなかったから戸惑っただけで、エロさを堪能しようとスタンスを変えれば、それはそれで面白かったです。祥子さんが薄幸そうでいてエロい女性にピッタリでしたね。ほうかさんもなかなかのもんでした。
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『ソルト』

2016-03-18 17:48:47 | Weblog
2010年 米
監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリー、リーブ・シュレイバー、キウェテル・イジョフォー、ダニエル・オルブリフスキー、アンドレ・ブラウアー、アウグスト・ディール

CIAでロシアを担当しているイブリン・ソルトは、ロシア人スパイによって二重スパイであると告発される。拘束される寸前で脱出したイブリンは、自ら疑惑を晴らすため、たった一人で真相を突き止めようとする・・・

イプリン目線で見ていたら、あれ違うの?いやそうなの?ってもてあそばれて、最終的には自分が見たい結論を望みながら、ひやひやしつつ見続けるっていう・・・どんでん返し&アクションで魅せる映画ってやつですね。それは成功なんじゃないかなって思います。引き込まれてみましたよ、どうなのどうなのってドキドキしましたし、楽しみました。けど、もはやアンジェリーナ・ジョリーのキャラが立ちすぎてってのはありますよね。それは誰のせいでもないけど・・・ね。
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『マダム・マロリーと魔法のスパイス』

2016-03-18 17:35:29 | Weblog
2014年 米
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ヘレン・ミレン、オム・プリ、マニシュ・ダヤル、シャルロット・ルボン、ミシェル・ブラン

南仏で、一つ星レストランを経営するマダム・マロリーは、仕事に厳しく誇り高い女性。彼女のレストラン「ル・ソール・プリョルール」の向かいに、得体のしれないインドレストラン「メゾン・ムンバイ」がオープンしたことが我慢ならない。道を挟んで何かと対立する二つの店だったけれど、マダムマロリーも認めざるを得ないインド料理店の息子ハッサンの料理の才能が状況を一変させる・・・

前半はすごく好きでした。ヘレン・ミレンとオム・プリがすごく好かったです。ちょっとコメディーってぽくというか、ファンタジーってぽくというか・・・リアルじゃない、ドロドロしたところがない、そんな二人の対立が楽しかったです。マダム・マロリーが、プライドや偏見だけの人物じゃなくて、料理に関して本気だし本物だっていうのがまた好くて・・・それをヘレン・ミレンがちゃんと演じてくれているのが嬉しかったです。若者の話に移行してからは、駆け足だし正直ツマラナカッタけど、好ましい結末に向けての端折りだと思うので許しますっ!いや~、ほんと楽しかったです。
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『味園ユニバース』

2016-03-18 17:24:22 | Weblog
2015年 日本
監督:山下敦弘
出演:渋谷すばる、二階堂ふみ、鈴木紗理奈、川原克己、松岡依都美、宇野祥平、松澤匠、野口貴史、康すおん、赤犬

出所してすぐ、暴漢に襲われ記憶をなくした茂雄は、たまたま広場で行われていたイベントに引き寄せられるように乱入し、突然マイクを奪って歌いだす。その迫力ある歌声を聞いて、スタジオ運営とバンドのマネージャーをしているカスミは、茂雄を引き取り世話をしてやる。そして、彼にバンドのボーカルとして歌を歌わせるのだが・・・

アイドル映画かと思ったら・・・ちょっと毛色が違いましたね。すばる君の持っている魅力や才能を最大限に活かそうとする映画と言う点ではアイドル映画だけど、歌い方もハードだし、茂雄のダメっぷりは本物で、アイドルが演じるキャラじゃない。でも・・・良かったと思うよ、新境地って奴だよね。素直に、すばる君、これからも活躍して欲しいなって思いました。
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『ドラゴンボールZ 復活の「F」』

2016-03-18 17:17:41 | Weblog
2015年 日本
監督:山室直儀
出演:野沢雅子、中尾隆聖、山寺宏一、森田成一、堀川りょう、佐藤正治、鶴ひろみ、田中真弓、古川登志夫、草尾 毅、緑川光、皆口裕子、中川翔子

フリーザ軍の生き残りであるソルベとタゴマが、ドラゴンボールを求めてフリーザを復活させてしまう。蘇ったフリーザは悟空たちへの復讐に燃え、全軍を率いて地球に進軍する・・・

ん~、なんか肩すかし。『ドラゴンボールZ 神と神』でファンになったビルス様たちの再登場は嬉しかったけど、フフリーザに迫力がないんだよな。なんか残念な気分になりました・・・。
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『ドラゴンボールZ 神と神』

2016-03-18 17:07:52 | Weblog
2013年 日本
監督:細田雅弘
出演:野沢雅子、山寺宏一、森田成一、佐藤正治、鶴ひろみ、田中真弓、堀川りょう、古川登志夫、古谷徹、緑川光、草尾毅、八奈見乗児

界王神さえも恐れる破壊の神ビルスが長い眠りから目覚める。そして、フリーザを倒したサイヤ人がいると聞き、退屈しのぎに界王星で修行をしていた悟空のところにやってきた。その圧倒的な力の前に、まったく太刀打ちできなかった悟空を放置し、ビルスは地球に向かった・・・

いや~、久しぶりにドラゴンボール見たよ! ビルス様があまりにも強すぎて、逆に緊迫感がなかったけど、わたしは好き、こういうノリ。楽しかった。いいキャラだと思う、ビルス様たち。ベジータの愛にも胸キュンだしね(^^)。
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