2008年 英
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ジム・スタージェス、マーク・ライアンス
言わずと知れた、イングランド国王ヘンリー8世の妻、アン・ブーリンのお話。ただし、姉妹と銘打ってあるように、アンの姉妹であるメアリーを中心に、その目線から描かれてますね。
アン・ブーリン、エリザベス一世のお母さん。王妃のいるヘンリー8世に離婚を迫り、離婚を許さないローマカトリック教会と決別させ、英国国教会を作らせることになった女。でも結局、不義密通を理由に斬首された女。英国史の中では、超有名人のアンですが、メアリーのことは知らなかったなあ。
だから、メアリーをスカーレット・ヨハンソンが演じると聞いて、メアリーはアン以上の妖婦なのかと思ったら、実に誠実で控えめな女性でした。
みんなが知っている物語をドラマにするのって、すごく難しいと思うのですが、このメアリーに注目したのは正解だったのではないかと思います。でも、それでも、各登場人物の個性が、いま一つ曖昧だったかな。エリック・バナもナタリー・ポートマンも、好演していたとは思うんですが、ヘンリー8世もアン・ブーリンもそれを上回る強烈な個性の持ち主だと思うので、実際の人物の灰汁に役者が太刀打ちできなかったような気がします。いえ、ヘンリー8世ともアン・ブーリンとも、親しく付き合ったわほけじゃないですが、そう思います。ほら、いくら物まね芸人さんが粘っこく大げさに演じても、河村隆一さんやチャゲアスの飛鳥さんの粘りには敵わないみたいな(^^;。
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ジム・スタージェス、マーク・ライアンス
言わずと知れた、イングランド国王ヘンリー8世の妻、アン・ブーリンのお話。ただし、姉妹と銘打ってあるように、アンの姉妹であるメアリーを中心に、その目線から描かれてますね。
アン・ブーリン、エリザベス一世のお母さん。王妃のいるヘンリー8世に離婚を迫り、離婚を許さないローマカトリック教会と決別させ、英国国教会を作らせることになった女。でも結局、不義密通を理由に斬首された女。英国史の中では、超有名人のアンですが、メアリーのことは知らなかったなあ。
だから、メアリーをスカーレット・ヨハンソンが演じると聞いて、メアリーはアン以上の妖婦なのかと思ったら、実に誠実で控えめな女性でした。
みんなが知っている物語をドラマにするのって、すごく難しいと思うのですが、このメアリーに注目したのは正解だったのではないかと思います。でも、それでも、各登場人物の個性が、いま一つ曖昧だったかな。エリック・バナもナタリー・ポートマンも、好演していたとは思うんですが、ヘンリー8世もアン・ブーリンもそれを上回る強烈な個性の持ち主だと思うので、実際の人物の灰汁に役者が太刀打ちできなかったような気がします。いえ、ヘンリー8世ともアン・ブーリンとも、親しく付き合ったわほけじゃないですが、そう思います。ほら、いくら物まね芸人さんが粘っこく大げさに演じても、河村隆一さんやチャゲアスの飛鳥さんの粘りには敵わないみたいな(^^;。