『ザ・レイプ 獣慾』

2009年 スペイン
監督：ビセンテ・アランダ
出演：タイス・ブルーメ、エドゥアルド・フェルナンデス、ホセ・コロナド、エミリオ・グティエレス・カバ、マリー・カルメン・ラミレス

帰郷した詩人のフアンは、医師ムニエンテ宅に招かれ、魅惑的なムニエンテの娘ラモナに出会う。そして、彼女の誘惑に心奪われ、彼女と関係をもとうとする。けれどラマナは突然、彼を拒絶。結果、彼を彼女をレイプしてしまった形になる。しかも、さわぐ彼女を黙らせようと・・・

日本語タイトルと、情熱の国スペインの映画とあって、露骨に激しくそっちばっかりの映画かと思ったら、ぜんぜん違って、どっちかっていうとサスペンス映画って感じだったかな(^^;。けど、なんか、巧くない。ラモナの行動や心理が支離滅裂でよく分からんし・・・ムニエンテもメンドクサイし・・・かといってフアンに同情する気持ちにもならないし・・・トータルで、いまいちって感じでした、わたし的には。



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『アメリ』

2001年 仏
監督：ジャン＝ピエール・ジュネ
出演：オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、リュフュ、ヨランド・モロー、
アルチュス・ド・パンゲルン、ウルバン・カンセリエ、ドミニク・ピノン、モーリス・ベニシュー、クロード・ペロン、ミシェル・ロバン、イザベル・ナンティ、クレール・モーリエ、クロチルド・モレ、セルジュ・メリン、ジャメル・ドゥブーズ、ロレーラ・クラヴォッタ、アルメレ、フローラ・ギエ、アモーリー・バブー、ジャン・ダリー、
ティッキー・オルガド、アンドレ・デュソリエ

少女のように空想の世界に生きるアメリは22歳。モンマルトルのカフェで働きながらも、ちょっとしたイタヅラで出遭った人たちに小さな幸せをプレゼントして楽しんでいる。そんなアメリが、あちこちでスピード写真をとってはその場に捨てていく不可解な青年ニノに興味をもって・・・

『アメリ』公式サイト
http://www.albatros-film.com/movie/amelie/

すごく有名な映画ですよね・・・今まで、見てなかったっけ(^^;。感想は・・・画面が黄色い(笑)。好きな人は大好きだろうな、この空気感。で、本来、こういうほのぼのした不思議感は苦手なわたしではありますが・・・この映画は嫌いじゃなかった。だから、ヒットしたんだろうな・・・本来のターゲット以外の人も取り込める出来だったってことだろうな。なので、自分のタイプじゃないなって思う方も、ひょっとしたら楽しめるかも・・・トライしてみますか(^^)。



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『シングルマン』

2009年 米
監督：トム・フォード
出演：コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、マシュー・グード、ジニファー・グッドウィン、ニコラス・ホルト、ジョン・コルタジャレナ、リー・ペイス

恋人のジムを交通事故で失った英国人大学教授のジョージは、生きる甲斐も意味も見失い自殺を決意し、粛々とその準備をする。その約一日間を描いた映画。

『シングルマン』公式サイト
http://singleman.gaga.ne.jp/

いや～・・・コリンが超ステキ。正直、映像美はウザイんだけど、コリンの無言の芝居で、すべて帳消し。ときどき、立ち姿がドキッとするほどカッコよかったりするし・・・『英国王のスピーチ』じゃなく、これでアカデミー賞をもらうべきだったと思うなぁ。ただ、若くセクシーなお兄さんたちには何も感じん。彼らは、トム・フォード監督の好みなのかな・・・わたしとは違う(爆)。でも、コリンを主演にしてくれたから、それも帳消し(^^)。



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『東京日和』

1997年 日本
監督：竹中直人
出演：竹中直人、中山美穂、松たか子、三浦友和、鈴木砂羽、類家大地、浅野忠信、
藤村志保、久我美子、村上冬樹、田口トモロヲ、温水洋一、利重剛、三橋美奈子、山口美也子、塚本晋也、中田秀夫、畠山明子、周防正行、森田芳光、中島みゆき、柳愛里、
しりあがり寿、荒木経惟、須賀不二男、清田正浩、内田也哉子、石川真希、吉添文子、
夏川さつき、野間洋子、駒塚由衣、菜木のり子、斉藤彩、津田寛治、日比野光希子


アラーキーこと荒木経惟さんと荒木陽子さんによる写真＆エッセイ集『東京日和』を基にした映画。

陽子さんは、ちょっと精神的に不安定な方だったのかな。映画の中の写真家・島津巳喜男の妻のヨーコは、夫を振り回す自由奔放な女というのとは違って、本人も自分を御せないことに苦しんでいるところがある風に描かれている気がします。ヨーコを演じているのは中山美穂さん。やっぱりキレイなんだけど・・・なんか、役者さんとしては、いっつもツマラナイんだなぁ～・・・とってもキレイなんだけどなぁ～。


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『母のおもかげ』

1959年 日本
監督：清水宏
出演：根上淳、毛利充宏、淡島千景、安本幸代、見明凡太朗、村田知栄子、南左斗子、
清川玉枝、南方伸夫、大山健二、入江洋佑、花布辰男、高見貫

父の再婚に戸惑う少年を描いた映画。新しい母のことを決して悪く思っているわけではなく、むしろ慕う気持ちもあるのだが、少年らしい恥じらいやら、新しい母に懐くことが亡き母への裏切りになる気がして躊躇う気持ちなどがないまぜになり、少年に頑なな態度をとらせる。それに対して、新しい母の連れ子である少女は、少年にも父にもすぐに馴染み屈託無く接する。ある日、少年が大切にしていた亡母の形見の鳩を少女が逃がしてしまったことに激昂し、少年は少女を激しく折檻し、家を飛び出してしまう・・・

なんかねぇ～、みんなイイ人なんですよね。そういうの、捻くれもののワタシは、とかくケッって思う傾向があるんですが、この映画に関しては、素直に好いなって思いました(^^)。その分、みんな悪くないのに、すれ違ってしまうのが悲しく切なかったですね。近所の人たちの優しさとかも、おせっかいじゃなく、すてきな人情に見えたし・・・きっと、映画を作っている人が、善人なんだって思えました。創作作品と作り手の関係って、かならずしもそうとは限らないんですけどね(^^;。



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『キャラメル』

2007年 レバノン
監督：ナディーン・ラバキー
出演：ナディーン・ラバキー、ヤスミーン・アル=マスリー、ジョアンナ・ムカルゼル、ジゼル・アウワード、シハーム・ハッダード

ベイルートのヘアエステサロンを舞台にした人間ドラマ。実は妻子もちである男に夢中になっている30歳で独身のサロンオーナーのラヤールをはじめ、サロンで働くスタッフたち、サロンを訪れる顧客、サロンの近所の住人など、みんながチョットした秘密や悩みを抱えながら日常を過ごしている様子を描く。

『キャラメル』公式サイト
http://www.cetera.co.jp/caramel/

重すぎず軽すぎず・・・けど、見ていてチョット胸がキュンとして・・・なかなか好い作品なのじゃないでしょうか。みんな、幸せになってほしいなぁ～って、あったかい気持ちで見ることができました(^^)。



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『フィッシュストーリー』

2009年 日本
監督：中村義洋
出演：伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、山中崇、波岡一喜、森山未來、大森南朋、石丸謙二郎、大川内利充、渋川清彦、眞島秀和、江口のりこ、高橋真唯、大谷英子、田村圭生、上田耕一、草村礼子、芦川誠、野仲イサオ、原正幸、金井淳郎、中村有志、岡田眞善、山下敦弘

半年以上前に見たからというのも大きな理由だけれど、物語が断片を見えない蜘蛛の糸で繫ぎ合わせたみたいで説明しづらいのであります。とりあえず、今は、まさに彗星が地球にぶつかるっていう緊急時であること、その四十年くらい前に発売された日本の売れないパンクバンド「逆鱗」の最後の曲「FISH STORY」が、なんやかんやでこの地球の危機を救うってか？ってな話です(^^;。

よく覚えてないのになんなんですが、井坂さんもので一番好きかもってメモに走り書いてました・・・なんとなく、そうだったって気がします(^^;。最終的に、色んなエピソードは繋がって行くんですが、そこってあんまり重要じゃなかった気がします。いや、構成上必要ではあるんですが、重要じゃない(^^;。なんか断片を断片として楽しめればそれでいいのかもって、わたしは思います。で、実際、楽しめたという記憶がぼんやりありますもん(^^;。


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『オペレーションワルキューレ』

2004年　ドイツ
監督：ヨ・バイヤー
出演：セバスチャン・コッホ、ウルリッヒ・トゥクール、ハーディ・クリューガー・Ｊｒ、ウド・シェンク、ステファニア・ロッカ、レモ・ジローネ、クリストファー・ブッフホルツ、エンリコ・ムッティ、オッリ・ディトリッヒ

陸軍の反ヒトラー組織である黒いオーケストラが謀ったヒトラー暗殺&政権奪取計画「ワルキューレ作戦」を、実行犯であるシュタウファンベルク大佐を中心に描く。

やっぱりドイツ語が気持ちいいですね。シュタウファンベルク大佐は、イギリスの名優
ケネス・ブラナーやアメリカの人気俳優トム・クルーズも英語で演じているけど、なんか違和感あったもの。

ただドラマとして緊迫感がなくて・・・それじゃぁ～、どうしようもないんですよね。経緯も結果もよく知られている事件だけど、だからこそ引き付けて放さない何かが欲しかったんですけどね(^^;。


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