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☆孫崎 享、カレル・ヴァン・ウォルフレン共著『独立の思考』、日本の危機を憂う

2013年05月18日 09時51分25秒 | ●YAMACHANの雑記帳

孫崎 享、カレル・ヴァン・ウォルフレン共著《独立の思考》、日本の危機を憂う
孫崎 享、カレル・ヴァン・ウォルフレン共著《独立の思考》が25日出版される。
ウォルフレン氏が、前回の著書《人物破壊 誰が小沢一郎を殺すのか? (角川文庫)》は小沢一郎問題を徹底的に掘り下げた素晴らしい本であった。出版当時、日本国民はこの本を読むべきだった。そうすれば、米国が如何に小沢氏を人物破壊し、日本の政界から追い出そうとしているかが分かった。小沢排除に待ったがかかった可能性があった。だからこそ、マスコミは完全に黙殺した。黙殺だけでない。ウォルフレンによれば、朝日新聞社は広告すら断った。従ってこの本はその所在はほとんど知られなかった。合わせて、朝日新聞社は私の本『戦後史の正体』を「陰謀論」と厳しく批判する書評を掲載した。私のツイッター読者が朝日新聞に抗議し、朝日新聞は「10行削除」と書くまでにいたった。ウォルフレン、私とも著作では朝日新聞と因縁がある。角川書店も遊び心がある。『独立・・・
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。『独立の思考』の宣伝広告を朝日新聞から始めようとしている。日本社会の歪み、これを厳しく糾弾すべき時である。角川書店は大々的に広告に乗り出す構えである。書店も呼応する動きを出している。丸善(丸の内)は店内に大広告を掲げるようだ。すでに現在300部程度予約が入っているという。角川の宣伝は次のようなものである。「日本政治を貫くアメリカ支配の正体を暴いた孫崎享と、官僚独裁に蝕まれる日本社会の本質を曝したK・V・ウォルフレンが緊急提言。日米同盟の呪縛、領土問題、官僚とメディアの支配など、日本が直面する危機を問う!」対談である。論点を深く掘り下げ、丁寧に証拠を示す本ではない。しかし、最近のの本の動向に危機感を持つ二人である。大きな流れを両者が説明しているので、すっと読めると思う。どんな論点が論じられているか。見出しが参考になると思う。第一章 幻想の日米同盟、日本の戦後システムとアメリカ。?日米同盟?というフィクション、尖閣有事に米軍は介入できない、岸信介、田中角栄、そして鳩山由紀夫、日米外交を握るペンタゴン人脈、対テロ世界戦線に駆り出される自衛隊、「リベラルなオバマ政権」は本当か、第二章 尖閣と沖繩をめぐるアメリカの思惑、暴走する中国脅威論、尖閣問題、本当の火付け役、国家を呑み込む軍事・金融システム、日中衝突はエスカレートする、虚像の「中国」を恐れる日米、沖繩の海兵隊は日本を守れない、オキナワはなぜ裏切られ続けるのか、自国の主権に無頓着な日本人、第三章 誰が政治改革を殺すのか?民主党政権の失敗、権力システムと「人物破壊」、アメリカの尾を踏んだ小沢一郎、ロッキード事件の背景を読む、検察とメディアが政治家を潰す、岸信介が目指した日本の自主独立、北方領土問題で試される安倍政権、小泉純一郎とアメリカ、小泉ブーム、橋下ブームの正体、イメージ選挙を日本人が終わらせるとき、第四章 官僚とメディアの支配する国、「この国の指導者は誰なんだ?」、政治主導を実現した二人の政治家、「守旧派・橋本龍太郎」という誤解、社会秩序を守り抜く検察とマスコミ、イラン大統領来日という英断、外務省内の自主独立派はどこへ?法律と予算を握る財務省、組織に縛られるジャーナリズム、権威とのコネを競い合う新聞記者たち、劣化が進む英米のマスメディア、自立した市民のためのネットメディア、新聞とテレビは真実を語れるのか、第五章 米国を警戒するヨーロッパ、内側からみた大国ソ連の教訓、ヨーロッパのポスト冷戦外交、イギリスとフランスの対米戦略、外交から武力行使へ転換する欧州、ギリシャ経済というスケープゴート、第六章 日本は「独立」できるのか、「陰謀論批判」という思考停止、トリガー・インシデントを疑う、TPPという企業権力の罠、憲法改正論の焦点、うわべだけのナショナリストたち、本当の愛国者とは誰のことなのか、「考える個人」が国家を支える。
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