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エジプト旅行記 - 仕方噺 5日目 王妃の谷

2008年11月9日 王家の谷 その5

王家の谷とはクルナ山を挟んで反対側、死者の町の最南端の谷に王妃の谷(Valley of the Queens)がある。ファラオの妃や王女などが眠る墓は100基ほどあるそうだが、公開されているのは数基。その中で最も有名な、今回のツアーでも期待度大の一つ、ネフェルタリの墓を見学した。
ネフェルタリ(Nefertari)はラムセス2世の正妃(第一王妃)であり、もとはラムセス2世の父セティ1世の側室の一人だったという説もあるが真相はわからない。出身も定かではないが、地位の高い貴族の家に生まれたらしい。その名ネフェルタリが意味する「至高の美女」の通り、墓もエジプト一美しいという話だ。
以前は、一日限定150人、一度に入ることのできる人数10人、見る時間10分、入場料金はいろいろ、30ドルとか100ポンドとか数万円とか…で見ることができたそうだが、今は、個人旅行では見ることができない(はっきりしない情報のため、行く人は確認してください)。今回のツアーでも、このために数十万円払っているといっていた。(ちなみにスフィンクスの足元入場と同じ金額)
入り口を入って右にそって歩くとネフェルタリの墓。一般の人たちは、左の方(写真)の墓しか見ることはできない。道の脇には井戸などもあった。
計器BOXにはソーラー発電が着いていて、エジプトの有り余る太陽を有効利用していた。
ネフェルタリの墓看板
ネフェルタリの墓入り口。「TEN MINUTES ONLY INSIDE THE TOMB」の文字と空調のパイプが。
墓の中は撮影禁止なので、内部を写真で紹介することができないのがとても残念だ。確かに、エジプト一美しい墓という言葉に間違いはなかった。まず、他の墓と違い壁はガラスに覆われて無く、生で直接壁画を見ることができる。壁画は白を基調に全てが鮮やかな色で描かれていて、「息を呑む」とはまさにこのことだろう。壁画は「死者の書」と「エジプト神話」をベースに描かれてるそうだ。
中にいるのは10分だけということだが、入り口の番人が呼ぶまでは見ていることが出来る。この時も、15分以上は中にいたと思う。
ネフェルタリの墓のガイドブックは、こちら(下の写真)が一番美しく質がよいそうだ。他では売っていなさそうなので、王妃の谷の駐車場で売りに来たら迷わず買った方がいい。
内容も少しだけ紹介
小牧さんはどこの遺跡にどの犬がいるかを把握していた。必ず、朝食で食べ残しのパンや売店でビスケットを買って食べさせている。私たちも、朝のバイキングで皿に取りすぎたパンを持ち歩く事にした。
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