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救急車 初同乗


救急車に乗ったのは初めてのこと。

119番に電話すると症状を聞かれ、すぐにこちらに向かうとのこと。マンションの1階で管理人に救急車を呼んだことを告げる。
到着を待っている間に、向かっている救急車の中から自宅に電話が入り、詳しい症状を聞かれたそうだ。まだ子供(幼稚園に行くか行かないか…)の頃、電話で遊んでいるときに間違って(本とは解って…)119番に電話をしてしまい、びっくりして慌てて切った直後に消防署から電話が掛かってきて、母が謝っていたことを思い出した。
しばらくして、サイレンの音が近づき救急車が到着。3人の隊員が降りてきた。手にはAEDなど機器が入った大きなカバンが3つ。ストレッチャーと椅子型ストレッチャーを持ってエレベータへ。
2つあるエレベータの1つは、ストレッチャーが入るように奥に扉が付いている。普段は鍵が掛かっているのだが、管理人に聞いたらここの鍵は隊員の方が持っているらしい。
鍵にも種類があるようで、この時持っていた鍵は合わなかった。こういう時のために椅子型ストレッチャーがあるようだ。

救急車は、予想よりスピードは出さず、とても気を使った安全第一の運転だ。車内後方には、付き添いが二人座る事の出来るベンチシートが付いている。
ベースの車体は普通のワゴン車なので、普通に揺れる。ストレッチャーの下にはショックを和らげる装置が付いているようだが、それでも揺れは大きい。シトロエンのハイドロなどを標準装備すればいいのにと思った。

行き先は通院していた「あそか」ではなく、三河島にある母のいとこの病院になった。その方がいいだろうという、親戚一同の意見だった。
赤信号の交差点に進入するときは、やはり緊張する。後ろからはすきまから前が少し見える程度で、安全確認が自分で出来ない分だけ不安は大きい。お化け屋敷と同じ原理か。
信号で止まったり、追い越す時に、廻りの車がよけてくれるのはやはりありがたいものだ。なかには、このタイミングで右折してくる…しかも救急車の前で、という車がいたり、携帯を見ながらこちらを気にもせず道を渡ってくるお姉ちゃんもいたが、震災で世界から褒められるほど、日本人だってそれほどいい人間ばかりではないからしょうがない。

震災直後にACのCMばかり見ていて、久しぶりに電車に乗ったら、やっぱり車内で携帯で話している人、込んできてもつめようとしないカッコだけエグザイルを見て現実に戻されたものだ。

病院から帰って、さっきまで母が寝ていた部屋を二人で綺麗に掃除した。いつ帰ってきてもいいように。主が留守中の家は少し広く感じた。

カミさんは行きで2回、帰りで1回救急車に乗ったことがある。父の搬送の時、救急隊の方が家に忘れ物をしたために帰りも乗せてもらったというめずらしい経験をした。

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