「苦労したほうが人に優しくなれる」とか、
「そういう経験をしていないから人の痛みが分からない」とか、言われることがあります。
果たして、本当にそうでしょうか。
苦労してきたがために、かえって心がヒネクレたりする人もあれば、何の不自由もなく生活してきたがために、純粋無垢な心を持ったまま、全ての対象に優しく接することができる人もいるように感じます。
要するに、「経歴がどうなのか」ということよりも、「その人自身がどうなのか」ということではないでしょうか。
同じような経験をした人が同じような人になる、とは、必ずしもいえないと思います。
「経歴」や「状況」などが人に与える影響は大きいかとは思いますが、それが全てということでもないでしょう。
少なくとも私自身は、経歴等を「言い訳」、或いは「人を判断するモノサシ」には使わないよう努めたいとは思っております。
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明日もまた、お会いできたら嬉しく思います…