幸せについての考察 【桐棺三寸】

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「夢が叶う」というノウハウは本当に存在するのか?(4)

2004-12-25 | 日記 Ⅰ

前回、ボクシングのチャンピオンを目指していた時期があった、と書きました。
もしも、その願いが叶って「世界チャンピオン」になっていたとしたら、どうだったでしょうか。

それは「夢が叶った」状態であり、そして「成功した」状態である、と言えるわけです。
しかし現実には、「夢は叶わず」「失敗」してしまった…。

もしも、そのとき夢が叶っていたら、或いは今頃、より幸せな人生を送っていることになっていたかもしれません。
しかし、もしかしたら「価値観・人生観」が今のものとは異なり、一時的によい生活ができていたものの、今の年齢になった時には或いは不遇な生活を送ることになっていたかもしれません。

全ては想像の世界のことになってしまいますが、少なくとも今は、ボクシングをやっていた頃の経験や備わった能力が、そこそこ幸せな生活を送ることができているプラスの要因にはなっています。


「夢が実現すれば」「成功すれば」幸せな生活を送ることができる、と思いますか?
「夢を断念してしまったら」「失敗してしまったら」不幸な人生になってしまう、と思いますか?

「夢が叶うこと・成功すること」と、「幸せな生活を送ること」は、全く別次元の概念だとは思いませんか?

「幸せになれるかどうかはともかく、この夢を実現したい」
と考えているのならばそれでいいでしょうが、
「この夢が実現すれば幸せになれる」
と考えていたとしたならば、ちょっと怖くないですか?


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