「成功」について、その人個人のことだけで言えば、偶然だろうが必然だろうが成功して幸せに生きてゆけるのならそれでいいと思います。
ただ、例えばその人が、成功に至るまでの過程をノウハウとしてまとめた場合、それが「偶然」によるものだとしたならば、他の人がそのノウハウによって得られる部分は少ないのではないでしょうか。
成功した人自身も、偶然により成功したということに気付いていないかもしれない…。
或いは、気付いていながら、それを「金儲けのタネ」にしようと目論んでいるのかもしれない…。
前回、そして「11月29日」のブログでも触れましたが、自分以外の人から何かを学ぶことはとても大切だと考えます。
しかし、学ぶべき対象を見誤ってしまわないよう、「その部分」のみにとらわれることなく、しっかりと見極めるということが必要なのではないでしょうか。
私は、「成功するしないに関わらず、この人みたいになりたいか。」という視点で見るようにしています。
成功するしないは、「運」といった要素もあるかと考えます。
「たくさんの天才が、自分にも他人にも見いだされることなく死んでいく」とは、誰の言葉だったでしょうか。
素晴らしい能力や素養を持ちながらも、世に出ない人もたくさんいることと思います。
ただし、「世に出る」ということも、一つの立派な「能力」であり「ノウハウ」でもあるでしょうから、そういったことに興味がある人は、その点についてのみは大いに学ぶべきではあるかもしれませんね。
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