幸せについての考察 【桐棺三寸】

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「思い」の合理化について

2004-12-13 | 日記 Ⅰ

「行動の合理化」という言葉があります。
自分の行動に後から合理的な解釈をつける、という意味合いでしょうか。

私は、「思い」にも「合理化」があるものと考えます。

「個人的」な、「好き嫌い」や「これを信じたいという願望」、更に異性であれば「魅力の有無」など…。
そうした感情が基となっている「思い」に、後から合理的に「一般的」な価値基準による「善し悪し」という解釈を付けてしまっているという…。
しかも、自分ではそれに気付ぬまま…。

「善し悪し」と「好き嫌い」、一緒くたになっていませんか?

あなたが今、「善し悪し」で判断していると思っていることは、実は、「好き嫌い」をその根本としていませんか?
あるいは、「これが本当なら自分にとって都合がいい」とか?

もちろん、機械ではなく人間、ですから、感情に基づく思考もあって当然だと思います。
しかし、こうした意識の有る無しだけでも、「物事の見方」はかなり変わってくるのではないでしょうか。

以前にも書きましたが、「成功」するのも「幸福」になるのも、たくさんの人々が生きている「この世の中」において、です。
よりよい情報・判断を得るためにも、こうした概念は必要であるかと考えます。
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