映画『工作 黒金星と呼ばれた男』を観た。
2018年製作の映画だが、時代設定は1992年から2005年くらいまでの韓国と北朝鮮のスパイ活動を題材にしている。
ハリウッドのスパイ映画のような派手で荒唐無稽な中味のないヒーロー物の映画とは違って、見応えのある映画だった。
実際に起きた出来事に沿って物語が進んでいくので、最初から最後まで緊張感が続く。
工作員と言えども感情を持った人間である、という描き方が上手かった。
最後の方で、イ・ヒョリが登場するのだが設定は2005年、撮影は2017年(ヒョリの民宿 シーズン1と同じ頃だ)。
12年の歳の差を感じさせない昔のヒョリがいた。
韓国映画は微妙な感情の表現が本当に上手い。
「いや~、映画ってほんとうにいいものですね」
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