ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

朝ドラ「虎に翼」を観て-じーじのじいじ日記(2024.4.22)

2024年04月22日 | じいじ日記を書く

 2024年4月22日の日記です

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 朝ドラ「虎に翼」を観る。

 じーじは朝ドラはあまり観ないほうだが、今回は裁判所が舞台なので、観ている。

 主人公の寅子さんが元気いっぱいでいい。

 寅子さんのモデルは三淵嘉子さん。

 女性初の弁護士で、後に裁判官になり、さらには、女性初の裁判所長になったという方だ。

 じつは、じーじが50年くらい前に浦和の家庭裁判所(今のさいたま家裁ですね)に採用になった時の所長さんが三淵さん。

 びっくり、ぽん!だ(古いなあ)。

 三淵さんから採用辞令をいただいたはずなのだが、全然記憶がない(三淵さん、ごめんなさい)。

 じーじが緊張していて、記憶がないのかもしれない(じーじにもそういう時代があったんだなあー)。

 当時は、そんなにすごい経歴の方とはまったく知らずに、おばさんの裁判官が所長さんなんだ、と思っていた(三淵さん、再びごめんなさい)。

 三淵さんとはあまりお話をする機会はなかったが(なにせ所長さんですからね)、一回だけ、仕事をご一緒させていただいたことがあった。

 窃盗(たぶん)をして鑑別所に収容された少年の審判事件。

 当時、新米調査官補だったじーじが、少年自身や保護者から話を聞いて書いた拙い報告書をもとに、三淵さんが審判をされた。

 豊かな経験を活かされての、テンポのいい、厳しくも、優しい審判だったことを覚えている。

 少年が鑑別所に収容されて反省が深まっていたこともあって、少年院送致にはならずに、保護観察という在宅処遇となり、じーじもほっとした。

 少年非行はなかなか難しい問題で、単なる同情や叱責では解決できず、専門的な訓練が必要だが、裁判官もたいへんだと思う。

 三淵さんの経験はすばらしいものがあるし、じーじももう少しだけがんばりたい。

 毎朝のドラマから元気をいただいて、いい一日を過ごしたいと思う。    (2024.4 記)

 

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なつ・じーちゃん・北海道弁ーじーじのじいじ日記・セレクト

2024年04月17日 | じいじ日記を書く

 2019年4月の日記です

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 またまた、「なつぞら」を観てしまう。

 不覚にも(?)、面白い。

 フフフ、と小声で笑いながら観てしまう。

 勧善懲悪でないところがいい。

 矛盾と葛藤と、その他もろもろを、そのまま描いているところがいい。

 その底に、少しのユーモアと優しさが透けて見えて、なんだか心地よい。

 じーじのふるさと北海道のお話、というだけでなくて、いいと思う。

 十勝の自然を観ていると、気持ちが雄大になる。

 北海道弁を聞いていると、なんだかなつかしくなる。

 やっぱりふるさとはいい。

 言っていることが矛盾しているか?

 しかし、矛盾も大切だ。

 矛盾と葛藤の中でこそ人は大きくなる、と誰かが言っていた(誰だ?)。

 じーじもたまには、じーじ、ではなく、じーちゃん、と呼ばれてみたい!

 じーじの孫娘たちは、ほんのたまに、じーちゃん、と呼んでくれることもある。 

 幸せな一瞬だ。

 そのうち、どさんこじーちゃん、に改称しようかな。    (2019.4 記)

 

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なつ・なつぞら・十勝-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年04月16日 | じいじ日記を書く

 2019年4月の日記です

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 NHKの朝ドラ「なつぞら」を観てしまう(朝ドラはあまり観ないほうだが、今回はやっぱりじーじのふるさと北海道が舞台なので、つい観てしまう)。

 いつの間にか、急に登場人物が大きくなっていて、驚く。

 月日の経つのは早い。

 じーじも年を取るわけだ(?)。

 小さななつも可愛かったが、大きくなったなつも悪くはない(少々美人過ぎるのがなんだが…。美人恐怖症のじーじにはやや辛い?)。

 しかし、それにしても、十勝の自然はいい。

 それだけ、気候は厳しいわけだが…。

 今日は、大きくなったなつがじーちゃんに勧められて馬で登校する。

 まるで西部劇のようだ。

 そういえば、十勝を訪れると、なんとなく外国の雰囲気が漂っているのは気のせいでもないのかもしれない。

 じゃがいも、牛乳、バター、どれも素朴だが、とてもおいしい。

 コメ作りが主体であるじーじのふるさと旭川などと違い、やはり十勝は畑作と酪農などで特徴のある土地かもしれないと思う。

 北海道の個性的なそれぞれの土地が、その個性を活かした生き方をしていくのは素晴らしいと思う。

 がんばれ!なつ。そして、十勝に生きる人々。    (2019.4 記)

 

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子育て支援金は敵基地攻撃用ミサイルのトマホーク代を充てませんか?-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年04月15日 | じいじ日記を書く

 2024年2月の日記です

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 ニュースを見ていると、子育て支援金で当面、月500円程度を保険料に上乗せして徴収することになるという。

 計算によれば、月1,000円程度になる国民もいるらしく、えらい「増税」である(政府は「増税」でないというが、言葉のペテンにすぎない)。

 じーじのような年金生活者は、税金プラス介護保険料だけでもアップアップなのに、どういうことかと思う。

 子育て支援にお金を使うことには反対しないが、あくまでも税金の範囲内で行なうべきだろう。

 税金といえば、防衛費の増額が著しい。

 特にびっくりしたのが、敵基地攻撃能力の議論。

 議論がきちんとなされないままに、攻撃用ミサイルのトマホークの購入が決まってしまったらしい。

 憲法違反の可能性もあるのに、そんなに拙速に決めていいのだろうか。

 1発数億円、400発を注文するらしい。

 しかし、どこの国に撃ちこむというのだろうか。

 今のところ、すぐに攻めてきそうな国はないし、宝の持ち腐れだ。

 それよりは、子ども支援金だろう。

 トマホークは当面、張りぼて(?)で我慢してもらって(北朝鮮のミサイルも一部張りぼてという噂もある)、早急に子育て支援金にまわしてほしい。

 税金は、平和と子どもたちのために使いたいと強く願う。    (2024.2 記)

 

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チューリップの国旗とチューリップの国歌の夢を見た-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年04月07日 | じいじ日記を書く

 2023年12月のブログです

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 お昼寝をしていたら、とても楽しい夢を見た。

 日の丸がチューリップの図柄(!)の国旗にかわり、国歌が君が代にかわってチューリップの歌(!)になるというもの。すごいでしょう!

 夢の中では、小学校の入学式で、新入生がチューリップの花を持ち、チューリップの国旗に向かって、チューリップの国歌を元気に歌っていた。

 日の丸・君が代の強制が厭で、自分の子どもたちの入学式と卒業式は全部欠席したじーじだが(子どもたち、ごめん)、こういう入学式や卒業式なら列席してみたい。

 孫娘たちが学生のうちに実現しないかな?

 そうしたら、じーじもぜひ出席させてもらって、チューリップの歌を大声で歌いたい(?)。

 そもそも、日の丸はもとより、菊や桜の図柄だと、なんとなくキナ臭いイメージがつきまとう。

 その点、チューリップはいい。

 チューリップといえばオランダだが、日本が文明開化をしたのはオランダの蘭学によるところが大きく、学問や思想の自由を表現すると思う。

 加えて、チューリップの歌の、どの花見てもきれいだな、というフレーズは、国民の平等と人権を表現すると思う。

 さすがはじーじ、いい夢を見る。

 日頃、フロイトさんのまねをして、夢の研究をしている成果が出たのかもしれない。

 こんないい夢が実現するといいな。     (2023.12 記)

 

 

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じーじ、改名か?ーじーじのじいじ日記・セレクト

2024年03月31日 | じいじ日記を書く

 2021年3月のブログです

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 週末で孫娘たちが遊びにきてくれた。

 2階のじーじの部屋で下の孫娘とお話をしていると、じーじからのメールを読んだらしく、びっくりの発言。

 「じーちゃん、『にいがたのじーじ』ののばすきごうの『ー』は、カタカナでしか、つかえないいんだよ。ひらがなではつかえないんだよ」

 じーじが驚いて、「学校で習ったの?」ときくと、「そうだよ」と教えてくれる。

 じーじが「すごいな。もう、そんなことを勉強するんだ!」と感心をすると、孫娘はうれしそうにしている。

 そういわれると、たしかにそうで、じーじは今の1年生は本当にすごいなあ、とあらためて思う。

 せっかく、下の孫娘が教えてくれたので、これからは、孫娘たちへのメールには、『じーじ』を『じいじ』に変更して、「にいがたのじいじより」と書こうと思う。

 老いては子にしたがえ、ならぬ、老いては孫娘にしたがえ、だ。

 もっとも、ブログの「どさんこじーじ」や「じーじ」には、自分なりの思い入れがあるのと、書き換えるのがたいへんなので、このままでいこうと思う。

 下の孫娘が将来、じーじのブログを読むようになって、また、指摘をされたら、ちょっと困るかな?…。

 うれしい贅沢な悩みが増えたじーじである。     (2021.3 記)

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 2024年3月の追記です

 じーじは裁判所の現役時代から、昔の文部省や今の文科省が嫌いで、昔の当用漢字や今の常用漢字の取り決めを守らずに、よく赤ペンを入れられたが、今もそんな感じで過ごしている。

 理由は、ある作家さんの、行政は日本語を貧しくしている、という発言に賛同してのことで、たいしたことはしていないが、できるだけ美しい日本語を書きたいと思う。

 いつか、そんなことを孫娘たちと話し合えたらいいなあ、と思っている。    (2024.3 記)

 

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いちご大福・女の子・メンデルの法則-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年03月24日 | じいじ日記を書く

 上の孫娘が8歳、下の孫娘が5歳の時の日記です

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 連休で孫娘たちが遊びに来てくれた。

 ふだんはばーばと二人っきりの静かな家の中が急に賑やかになる。

 今日は近くのイオンに買い物に行ってきたらしく、イオンのおもちゃ売り場の話をしてくれる。

 3時のおやつの時間、孫娘たちのママ(つまり、じーじとばーばの長女ですね)がおやつを持ってくる。

 いちご大福!

 孫娘たちはいちご大福が大好き。

 黙々と食べる。

 じつは、いちご大福、孫娘たちのママの大好物でもある。

 孫娘たちのママが小さい頃、保育園の帰りに近くのスーパーに買い物に寄ると、ふだんはおとなしい孫娘たちのママが、いちご大福!と叫んでいたのをつい昨日のように思い出す。

 イチゴ大福好き、の遺伝である。

 メンデルの法則は正解であった、とつくづく思う。

 科学のすごさ(?)に感心する。

 こうして、いちご大福の法則(?)も代々受け継がれていくのであろうか、と人間の不思議さ(?)に少しだけ感動をした一日だった。   (2019.2 記)

 

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2018年3月のTBS「報道特集」震災7年後に初めて泣いた少女、を観て-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年03月10日 | じいじ日記を書く

 2018年3月の日記です

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 今、今日のTBSの「報道特集」震災7年後に初めて泣いた少女、を観終えてこれを書いています。

 震災当日、8歳で父、母、姉を亡くした少女。

 肉親の死を目のあたりにしても泣けない状態で7年が経過しました。

 精神分析では悲しみを何らかの理由で十分に悲しめないと躁的防衛になるといわれていますが、まさにそのケースで、やや不自然に明るい状態が続きます。

 その少女が7年目になって、ようやくお父さんとお母さんに感謝の気持ちを語りかける唄をうたえるようになったところがテレビに映りました。

 きっかけは夏休みのカナダへの2週間のホームスティ。

 そこで、自分の家族が震災で亡くなったことを淡々と話した時に、ホストファミリーの人たちがずっと泣き崩れて、彼女もつられて泣いた、と自らいいます。

 彼女はどうも、家族は自分を探すために死んでしまった、と思っていたらしく、そのために感情が凍りついたような状態になっていたようです。

 しかし、ホストファミリーの人たちが十分に泣いてくれたおかげで、自分も泣いていいんだ、とこころから思えたようです。

 そういう彼女は普通に明るい少女の顔になっていました。

 悲しみをこころから悲しむことの大切さを改めて教えられました。 

 もちろん、この7年間、彼女の面倒を見てくれているおじいちゃん、おばあちゃん、おじさんなどの親族や、たまたまの出会いですが、支援の人たちやホストファミリーの協力や守りがあってこそですが、それにしてもすばらしいです。

 いい番組を観せてもらえたことに感謝したいと思います。    (2018.3 記)

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北陸応援割が始まるらしい?また税金からだよね?-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年03月09日 | じいじ日記を書く

 2024年3月の日記です

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 北陸応援割が始まるらしい。

 税金による旅行割引だ。

 しかし、北陸を応援するなら、自腹を切って応援してほしい。

 税金による割引で応援をしても、地元の人はあんまりうれしくないのではないか。

 地域も北陸などと広範囲なことを言わずに、能登半島地震の被災地に限ってほしい。

 被災地は断水が続き、仮設住宅は十分でなく、復興はこれからだ。

 被災地の良心的なホテルや旅館には、二次避難の人々も多くいらっしゃるかもしれない。

 被災者の方々から地震や津波や火災のお話を聞くことは、都会からの応援旅行の人々にもきっと勉強になるはずだ。

 もし、日程に余裕があるなら、一日くらいはボランティアに参加するのもいい。

 それが本当の応援だ。

 税金を使っての応援割で、旅行に行ける人々とそれでも旅行に行けない人々との格差はますます広がってしまう。

 お金持ちは税金からの割り引きでリッチな旅行をし、貧乏人は税金を払うだけで旅行ができないのは格差拡大だ。おかしい。こんな不公平な話はない。

 旅行に行けない家庭の子どもたちはかわいそうだ。

 応援旅行に行ける人たちは自腹を切って応援に行こう。

 それが本当の能登半島地震被災者への応援ではないか。    (2024.3 記)

 

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2022年3月5日のTBS「報道特集」ロシアのウクライナ侵略の番組を見て-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年03月05日 | じいじ日記を書く

 2022年3月6日の日記です

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 昨日のTBS「報道特集」は、ロシアのウクライナ侵略の特別番組。

 さすが報道のTBSといわれるだけあって、見ごたえのある、すごく参考になる内容だった。

 現地ウクライで長期間、取材にあたっている金平キャスターの体当たりの取材。

 日頃から事件現場の取材を大切にしている金平さんが、自身の命の危険を顧みずに取材を続けている。

 取材中に空襲警報が鳴り、現地の人々と一緒に金平さんやカメラマンも地下壕に避難、なんとそこでも金平さんは取材を敢行する。

 すごい記者魂だ。頭が下がる。

 おとなたちが口々にプーチンを非難する中で、防空壕の白い壁でお絵かきをしているウクライナの子どもたち。

 中には戦車の絵をかく子どももいて、胸が痛む。

 金平さんも含めて、何度も何度も防空壕に避難する姿が映され、おとなですら疲弊している様子がうかがわれる。

 ひどいものだ。

 民間人は攻撃をしていないとうそぶくロシアの政治家にぜひ見せたい光景だ。

 これでも嘘の映像だ、と弁解できるのだろうか。

 ロシアの言論統制の強化で、日本のマスコミの取材も困難になる危険性もせまっている。

 権力の暴力に負けない、勇気ある、良識的なマスコミの頑張りに期待したい。    (2022.3.6 記)

 

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