九州出張記2016 その5～高千穂神楽～

高千穂は神話の里だ。

私たちは夕方に高千穂の宿に着いた。
旅館という風情の、あまりにも昭和な雰囲気に
面喰らうが、私はあまりこだわらないので
夕飯を大広間でいただき部屋に戻った。

宿から歩いて10分もかからないところに
高千穂神社があり、夜8時からお神楽が見られる
そうで、私はぜひ見たいと思い、宿の人が
良い席を取るなら7時15分には出かけた方が
良いというアドバイスに従って神社に行った。

ちなみに夫は風邪が悪化し宿で休むとのことで
私だけで行った。

神社は薄暗いが、観光バスがやってきていて
結構な賑わいだった。
私は700円払い、入場券を買って神楽殿に入り
真ん中あたりに陣取った。

外国人観光客もちらほら。

お神楽は「天の岩戸」に関連するお話だ。

高千穂神楽
http://www.takachiho-kanko.info/kagura/

私は日本の神話が好きで小さい頃から何度も
読んだ。多神教の大らかさが好きだし、何より
神様たちがユニークだと思う。


約一時間の神楽を堪能して私は宿に戻った。
夫は爆睡中。お疲れ様。

九州出張記2016 その4～馬ヶ背～

クルスの海から程近いところに馬ヶ背という
景勝地があり、そこまで歩いて行った。




びっくりするような柱状の岩の連なりだった。
岬の端まで歩いていける。



思いもよらない絶景に気分が上がる。



そのまま灯台に行って海を眺めて、私たちは
高千穂に向かった。

九州出張記2016 その3～クルスの海～

風邪をひいてだいぶ具合の悪そうな夫の運転で
私たちは宮崎市内から日向市経由で高千穂に
向かった。

夫はイベント関係の仕事をしており、道すがら
文化ホールなどの搬入経路を写真に撮りながら
進む。

途中、クルスの海というところに寄った。
海の岩場が十字架のようになっていて、訪れると
願いが叶うとかいう観光スポットだった。



私が願うのはただ家族の幸せ。
最近思うのは、あとどれくらい夫と一緒に
いられるのだろうかということだ。

認知症になってしまった父を見て、夫と確かな
意思疎通ができる時間はどれくらい残っている
のだろうと考える。

クルスの海の近くの駐車場にラブラブの猫の
カップルがいた。


人懐こく甘えてくる。
家で留守番をしている我が家の猫を思い出した。

九州出張記2016 その2～宮崎へ～

鹿児島での仕事は正味2日間で無事に終わり、
私は休日を利用して高千穂に行く予定を立てて
いた。

私たち夫婦には、死ぬまでに一緒に行きたい
場所がいくつかあり、そのうちのひとつが
高千穂だった。

私は宮崎で待っている夫と合流するため、
特急きりしまに乗り、およそ2時間かけて現地に
着いた。

夫はあいにく風邪をひいていたが、夕飯に
宮崎の地鶏の炭火焼のお店に行き、それはそれは
美味しい鶏料理を堪能した。

そのまま宮崎に一泊し、翌日レンタカーを借り
高千穂に向かう。私はこの旅行にとてもワクワク
していた。

九州出張記2016 その1～鹿児島で～

先月、鹿児島に出張した。
鹿児島に行くのは初めてでワクワクした。

夕方に羽田から鹿児島に飛んで、バスで市内
まで移動。鹿児島市内の繁華街、天文館で予約
したビジネスホテルが昭和過ぎて笑う。

翌日は快晴で仕事は順調。
時間ができたので桜島に行った。


想像以上に火山が大きくびっくりした。

夕方に天文館に戻り、宴会で焼酎を飲んで宴会。
たまにはこういう出張も良いものだ。